エキベンという名の宇宙

駅弁、それは駅や新幹線で食すつなぎの食べ物のはず・・・しかしこれを読むと、そんな常識がいかにくだらない、小さな枠に収まったものなのか、つくづく分かります。
本間達成くんが、既成事実の塗り替えを ”ほんまにたっせい” する姿は、青山先生らしい哲学と怒涛の如くあふれ出るアイデアによって、すごい展開を見せてゆきます。
カクヨム作家さんへの呼びかけと彼らが紡ぎだすアイデアのうねりは、読みながらにやけが止まりません。
青山先生の心の同胞への賛美にも満ちたこの尊いエキベン、ぜひ一度ご賞味ください。

その他のおすすめレビュー

暁 ミラさんの他のおすすめレビュー710