【ゲームのデータ】引き継ぎ! C級テイマーに転生!
BIBI
一章 転生したらイケメンでした!
現時点の設定(ネタバレ有り)
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【モンスターズZ】
シュウの前世で存在したソシャゲ。ユーザー同士でモンスターの交換を禁止。レベル上げやモンスター集めが困難。バトルが高難易度でストーリーが進めにくい。作り手の趣味全開で売れる気が全くないゲームシステム。しかもスマホでソシャゲが流行る時代に、ドット絵で色使いも何となく古い。凄くストーリーやバトルシステムは凝っている癖に、他は渾身の手抜き。続編が出る度に、主人公が変わり、クリアしないとモンスターは引き継げない。そういうクソみたいなゲームシステムだが、多くのユーザーに十年以上愛されている。
〈詳細〉
ゲーム開始時、主人公のアビリティを選べる。その選んだアビリティによって、ストーリーやテイマーのランクが変化する。それでも大筋は同じだ。
【モンスターズZのストーリー】
第一部では、アイリが主人公をしている。シノンやリンネなど同年代のキャラと競いながら、リーグの頂点を目指す。日の国を旅しながら、カーネリアンという闇ギルドと対立していく。序盤はカーネリアンもアイリも互いを、それほど脅威に感じていなかった。中盤になると少しずつ雲行きが変わり、本格的に命を狙われ始める。終盤の頃になると、シノン、リンネ、ヒナタなど、強者と認めた知り合いがバタバタと殺されてしまう。それに加え、友情を育んだ人達や実の母親が死ぬ中で、少しずつアイリは強くなる。最終的にはカーネリアンを壊滅させて、リーグの頂点に上り詰めてゲームクリアだ。これだけでもビターエンドなのだが、まだクリア後ストーリーが残されていた。
〈詳細〉
カーネリアンの目的は別組織に受け継がれていた。クリア後ストーリーでは、突如として日ノ国に伝説のモンスターが現れて暴れ尽くす。それを食い止めるべく、モンスターを狂わせている魔道具をアイリは破壊する。しかし彼女は激闘の末、S級モンスターの広範囲攻撃に呑み込まれて死ぬのだ。あまりにも救いがないと、当時はネットで大荒れしていた。
【第二部】
ゲーム会社曰く、第一部は主人公とライバルキャラを強くし過ぎたらしい。これ以降は初代より弱い主人公とライバルキャラを意識して、ゲームを作っているそうだ。
【第三部】
過去編であり、第一部より60年以上昔の話だ。そして第一部ほどではないにせよ、主人公がシリーズの中で強い方だ。普段は寡黙でクール系だが、モンスター対戦では熱い闘志が見て取れる主人公だった。キャラ人気投票では、圧倒的な一位を獲得している。
〈詳細〉
第六部で明かされる事だが、この主人公がカーネリアンという闇ギルドのボスを務めている。過去編の主人公である彼が、何故闇落ちしたのか。それは……。
【モンスターのデザイン】
ゲーム会社の社長曰く、子供向けではないデザインを目指したらしい。モンスターという名称なのだから、今後もダークな印象を持たれる様にデザインしたいそうだ。もっとグロくて気持ちが悪いモンスターにしろと、何度もデザインを描き直させた事がインタビューでは語られている。そんな社長の思惑とは裏腹に、子供に格好いいと好評を受けていた。
〈詳細〉
愛玩モンスターに分類は、可愛らしくデザインされている。恐らく、高ランクモンスターのダークな雰囲気を引き立てる為だろう。ゲーム会社が意図した訳ではないが、可愛いデザインのモンスターは女性人気が増えた要因となった。
【ゲームの成り立ち】
モンスターを育成するゲームは他にも色々あるが、子供向けばかりだった。そんな時代に社長は断固逆張りした。中年向けにモンスター育成ゲームを作ろうと、大きく舵を切る。そんな社長の考えとは裏腹に、モンスターズZは中年より子供にバカ受けした。因みに社長は最近は逆張りする人が増えてしまったと、現代の社会を憂いている。
【ゲームのコンセプト】
初月から始めたユーザーは課金要素は皆無。期間限定のモンスターやアイテムを入手可能。しかし後から始めたユーザーやサボっていたユーザーは、期間限定のモンスターやアイテムを課金で手に入れるしかない。これは古参ユーザーを優遇したいという社長の方針らしい。アプリとして大した課金はされず、当然儲からなかったらしい。しかし結果として人気となり、グッズ展開が上手くいく事で全体としては大儲けしたようだ。
〈詳細〉
ゲームを作る当初、モンスターの厳選や育成の手間を、最近は殆どのゲームで減らす流れがあった。中には放置するだけでレベルが上がるとか、意味の分からないゲームまで人気を集めていたのだ。これに社長は理解できないと、断固逆張り。こんな軟弱な時代だからこそ厳選や育成に手間の掛かる、やり込みゲーを作ろうと彼は考えた。ニートしか喜ばないほど無駄に手間の多いシステムを目指し、社長も社員も売れる訳がないと確信しながらゲームを完成させたらしい。
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【対戦】
テイマー用語の一つ。モンスター同士を戦わせる競技を指す。一般的には魔力ゲーだと言われており、テイマーの技量や種族スキルは軽視される傾向にある。基本的にプロは二体二で戦う。アマチュア戦は一対一の勝ち抜き制が多い。
〈詳細〉
会場にはモンスターの攻撃を弾く結界が張られている。その中に戦うモンスターだけが入る。危ないのでテイマーは、結界の内に入ってはならない。
【交代】
テイマー用語の一つ。大会では戦いの最中に、モンスターを交代できる。ただし審判の合図を待たなければならない。審判はルールに従い、交代可能なタイミングで旗を上げる。そのタイミング以外で勝手に交代させてはならない。
〈詳細〉
次に出したモンスターは、相手が技を出すまで待たなければならない。ただし技を使用しなければ、他の命令は可能だ。完全に身動きを縛られるという訳ではない。かなり反撃のタイミングが難しいので、審判がミスする可能性も高い。こういうミスなら選手や観客もミスを許容する事が多い。
【リーグ試験】
B級テイマー以上が参加できる大会だ。ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの四種に分かれている。全ての大会で優勝し、ここを突破した者はリーグに入団できる。日ノ国では週一で開催されているが、大体満席で賑わっていた。それだけ多くの国民が注目しているという事だろう。国内視聴率が40%を超える事も珍しくない。因みに、勝敗予想で金を賭けられる。
【リーグ】
テイマーとして一定の実力を認められた集団。日ノ国では毎年新人が平均5人入る。現在は30人がリーグに在籍している。毎年、序列決定戦というトーナメントを開催され、上位30人を残して他はリーグから追放される。だからこそプロになって初めてスタートラインだと、世間では言われている。この残酷なシステムは日ノ国以外でも採用している場合が多い。何故ならプロとしてのブランドに箔が付く上に、観客や視聴者の評判が良いのだ。
〈詳細〉
リーグを追放され、一からリーグ試験を受け直す者は多い。元プロを多く混ぜる事で、新人の気を引き締めるリーグ側の狙いがあった。その狙いは上手くいっているらしい。実際に日ノ国では、リーグ試験自体がテレビでも高視聴率を叩き出している。
【選抜決定戦】
ウォーゲームに向けた選抜トーナメント。上位6名が国の代表として選ばれる。
【ウォーゲーム】
最強のテイマーやリーグを決める大会だ。世界中が注目する最も人気な競技で、既に29回も開催されている。三年に一度のイベントだ。前回の選手は平均レベル52。個人戦とリーグ戦の二つが競われる。テイマーは物理攻撃が効かないので、戦争はテイマー同士が行う場合が多い。だからこそ、こういう大会は国の戦力が分かると言われている。そういう意味では政治的な意味でも注目を集める、国として重要なイベントなのだ。
【ゴールド】
ゲームだとGと表記され、金の単位を意味する。ショウが転生した時点の価値だと、日本円に近いかも知れない。
【テイマーの収入】
最も盛んな競技という事もあり、有名な選手は広告に使われる機会も多い。競技だけで得られる収入以外の方が多い事は珍しくない。強さだけではなく、容姿やカリスマ性で人気を集める選手もいる。その中には軍人として動き、千億G以上稼いでいる人がいる。
〈詳細〉
軍人の加わるテイマーは命を狙われる場合が多い。それも自分だけではなく、家族や知人にも危険が及ぶのだ。だからこそ多くのテイマーは軍人にはならない。人としての幸せを追求する事が多い。
【錬金術】
科学と魔導の融合で、魔道具を作る術を指す。純粋な科学は発展が止まっている。どうにも魔力やアビリティの存在が、精密な機械に悪影響らしい。これ以上は純粋な科学だけの発展は難しいので、現代では科学と魔力の融合を目指している研究者が多い。
〈詳細〉
最近では環境にも配慮する動きが世界的に活発だ。今まで作った科学製品も少しずつ魔道具に置き換わっている。こういう傾向は、しばらく続くだろうと言われている。
【モンスター】
通常の生物とは異なり、繁殖だけではなく自然発生でも生まれる。魂に意識を持つ存在であり、肉体で思考はしていない。魂をテイマーに預けたがるモンスターもいる。何故なら野良の状態では、肉体が死ねば魂も消えて無くなる。しかしテイマーに魂を預けていれば、肉体を失っても魂は残り続ける。魔力さえ回復できれば、また肉体を作り活動できる。だからテイムされる事は、モンスターによっても利点なのだ。因みにモンスターの繁殖は魂で行われる故に、体に生殖器は存在しない。だから見た目で雄雌の区別は難しい。
〈詳細〉
通常、S級モンスターはテイムできない。人に許されるテイムはA級が限界だと言われている。そもそもS級モンスターは、実際に見る事すら難しい。
【大きさ補正】
テイマー用語の一つ。モンスターは大きいほど、攻撃範囲が広くなる。しかし素早さが低下するという欠点もある。逆に小さいモンスターは攻撃範囲が狭くなる代わりに、素早さが上昇する。
【素早さ】
体の動きだけではなく、攻撃速度にも影響を与える。
【浮遊適正】
テイマー用語の一つ。殆どのモンスターは空中でも魔力を足場にして移動可能だ。しかし全てのモンスターが浮遊を得意としている訳ではない。基本的に浮遊は魔力を消費が激しい。浮遊で魔力を殆ど消費しないのは、一部のモンスターに限られる。
〈詳細〉
浮遊の魔力消費が少ないモンスターは、素早さ以外の基礎能力が少し低下している。
【ランク】
モンスターには階級が存在する。それはレベルの限界値で決まる。一つ違えば、レベルの上限が5違う。S級モンスターで100。C級モンスターなら85。
【第二種族スキル】
一部のモンスターだけが有する特殊なスキル。非常に強力であり、時に人々から神と恐れられる事もある。中には天変地異を起こすモンスターも存在する。
【特例指定】
第二種族スキルを持つモンスターを指す。
【S級モンスター】
繁殖しない唯一無二の存在だと、世間で言われている。S級モンスターの多くは、生まれながらにレベルがカンストしているのも特徴だろう。それ故にレベル上げが必要なく、通常のモンスターに比べて狩猟本能が乏しいらしい。S級はレベルアップ時の基礎能力上昇量が常に最大。S級モンスターは全て第二種族スキルを持っている。
〈詳細〉
中には繁殖可能なS級モンスターも存在するらしい……。
【人工モンスター】
錬金術でモンスターの魂を融合させた存在だ。これにより新種のモンスターを作ろうとしている研究者は多い。中には人の魂を混ぜられた存在も居るらしい……。
【未熟な魂】
生まれたばかりのモンスターは魂が未熟だ。その状態では本来の力は発揮できない。時間経過で次第に力を引き出せるようになる。これはランクモンスターほど魂の成熟に必要な時間が多い。S級モンスターは極端であり、成熟するまで数十年以上の時間を要する。
【ソウルフード】
テイマー用語の一つ。モンスターの魂を練り込んだ餌を指す。魂を吸収する行為がモンスターにとっての食事だ。だから多くのテイマーは狩りをしない時は、モンスターにソウルフードを与えて栄養補給をさせている。モンスターは同じ味に飽きやすい。ゲームだと毎日ソウルフードの種類を変えた方がモンスターは喜んでいた。
〈詳細〉
モンスターによって味覚は違う。だからモンスターによっては市販のソウルフードは凄く不味い事が多い。そもそもモンスターの味覚は、魂の劣化に敏感だ。時間経過で傷んだ魂は、どうしても不味く感じてしまう。モンスターにとっては、ソウルフードは作り立てが一番美味しいのだ。ゲームではモンスターの魂を収集して、色んなモンスターの魂を混ぜる事でモンスターの好む味を料理できた。
【レベル上げ】
高ランクモンスターほど必要経験値が少ない。A級とC級では必要経験値に10倍以上の差がある。最初はレベルアップする度、必要経験値が少しずつ増えていく。しかし50を超える辺りから急激に必要経験値が増大するのだ。
〈詳細〉
多くの人がS級モンスターを神の様に崇めている理由は、レベルアップの難しさが主な理由だろう。所詮は、一つ階級が上というだけ。A級との違いは、たった5レベルである。
【進化】
殆どのモンスターは一定レベルに達すると、幼体、亜成体、成体の順で進化する。生物学的な用語とは明確区別されている。進化する度に種族スキルが大幅に強化される。進化を止める事は可能だが、レベルの成長も止まる。低ランクモンスターほど進化に必要なレベルが低い傾向にあるそうだ。
〈詳細〉
高ランクのモンスターほど亜成体にならず、幼体から成体に進化する傾向が強い。最初から成体というのも珍しくない。だからこそ高ランクモンスターほど、種族スキルが弱いと言われている。
【変異種】
通常とは異なる進化を果たしたモンスターを指す。特定の条件を満たすと、モンスターは変異種になって属性が一つ追加される。かなり希少なアイテムを必要とする上に、弱点属性が増えるだけだと人気がない。その上、変異種は通常のモンスターより必要経験値が数倍多くなってしまう。鍛えるのは現実的ではないと言われている。
〈詳細〉
変異種になると種族スキルが変化する。強力で珍しい種族スキルも多い。
【テイマー】
モンスター同様に魔力を持っており、物理攻撃を無効化できる。モンスターを使役して戦う。言葉に魔力で命令式を編み込み、モンスターに動きを指示する。信頼関係が構築されてなければ、基本的にモンスターは言う事を聞いてくれないだろう。
〈詳細〉
通常、モンスターのテイムは資格が必要だ。許可なくモンスターをテイムした場合、少年だろうと罰則が適応される。テイマー専門学校で学生が許可されているモンスターをテイムする場合は例外だ。
【テイマー補正】
使役したモンスターを強化できる。基礎能力、体感時間強化、レベルアップ時の魔力値上昇、種族スキル強化。ゲーム開始時では、テイマー補正を更に強化する事が可能だった。しかしA級テイマーの才能を捨てる事になり、C級テイマーに格下げされてしまう。
【アビリティ】
テイマーが持つ固有スキルを指す。その力はモンスターに影響を与える。因みにゲームだと基礎能力の上昇は、非常に希少な才能だと扱われていた。
【オーラ】
テイマー補正とアビリティの強さがオーラとなる。全力の力で戦う時は、オーラも激しく揺れ動き、気配も大きくなる。だから相手のオーラが落ち着いている状態は、まだ本気ではないという証だ。因みに格上のテイマーがオーラを隠していた場合、かなり近づかないと感じ取る事は困難。近づいて気づけない場合もある。
〈詳細〉
オーラは生まれつきのものであり、生涯変化しないと言われている。伝説上では、黄金ノ林檎を食べれば、テイマー補正が強化され、オーラも強くなると言われている。しかし、それを信じる者は少ない。
【テイム】
モンスターと信頼関係を築き、自然と使役できる事もある。しかし主なテイム方法は、モンスターの体力を削り、戦う意思を奪う。痛めつけた後、テイマーが魔力の波動を放ち、それをモンスターが素直に受け入れたらテイム成功。テイムしたモンスターは主に攻撃したとしても、ダメージが無効化される。
〈詳細〉
一度テイムされたら、他のテイマーに目移りする事は少ない。モンスターは主に愛着を持ちやすく、一途な傾向がある。捨てられたり、酷い扱いをすれば話は別だが、基本的には主と共に居たいと考える。
【テイマーのランク】
単純に使役できる限界のランクで決まる。
【命令補正】
テイマー用語の一つ。命令式による補正を指す。優れた命令式でモンスターが優位に立ち回れば、会心や回避の隙も見つけやすいだろう。ゲームではテイマーのステータス画面で命令補正と表記されていた。優れた命令式を組んでいると、会心率や回避率が上昇する。声を張り上げたり、手を振り払うなど動作を加えれば、より繊細な命令式を編み込める。
〈詳細〉
効率よく命令式を編み込むコツや裏技は、命令式説明書で624ページほど、長々と記されている。因みに、これを読んだ所で特にゲームで役に立つ訳ではない。ただゲーム会社が自己満足で作った本だ。
【格上補正】
基礎能力が格下の相手だと、当然だが立ち回りは有利となる。故にゲームでは格下が相手の場合には、会心率や回避率が上昇していた。因みに味方側の数が敵より多い場合も、会心率や回避率が上昇する。
【カウンター】
モンスターが相手の技に隙を見つけ、タイミングよく攻撃を合わせる事で無効化する。ゲームでは体感時間が強化されたモンスターほど、カウンターの成功率が高かった。
〈詳細〉
近距離技を無効化した時は、相手に追撃を加える。逆に言えば、自分が近距離技を繰り出す時は、カウンターされてしまう場合もあるという事。ゲームだと命中率が高い技ほど、カウンターの成功率は下がる。因みにカウンターや回避の得手不得手は、種族で異なる。
【遠距離技】
カウンターや同じ遠距離技で相殺される場合もある。それ故にゲームでは命中率が低いという仕様だった。
〈詳細〉
ゲームだと遠距離技は攻撃範囲が広くて速度が高いほど、命中率が高い傾向がある。
【会心の一撃】
防御の隙を突く攻撃。威力を70%上昇させる。追加効果として、防御力上昇系のアビリティを無視できる。
【収納リング】
魂を収納できるリング。これにテイムしたモンスターの魂も収納できる。収納できる数はテイマーの実力に依存する。
【状態異常】
毒、麻痺、火傷、混乱の四種を指す。強力な状態異常だと、猛毒、超麻痺、大火傷、大混乱と名称が変化する。肉体を消して収納リングに戻っても、状態異常は解かれない。魔力が完全に尽きるか、技やアイテムでしか状態異常は解かれない。混乱は例外として、時間経過で解かれる。因みに、状態異常は全て重複可能だ。
【属性相性】
微妙、普通、有効、特効の順でゲームだと相性が表示される。微妙は威力が半減。特効は威力2倍。有効は威力50%上昇。
【混乱】
テイマー用語の一つ。命令式がぐちゃぐちゃに乱されている状態。命令式に惑わされて動きが悪くなり、自分から無防備になるモンスターも多い。ゲームでは殆ど会心の一撃を受けてしまう。
〈詳細〉
他の状態異常とは違い、混乱は時間経過で解ける。一瞬で解ける場合もあるので、対戦だと交代しない事も一つの手として考えられる。
【魔力】
モンスターは魔力で基礎能力を強化している。基礎能力のバランスは、微妙に個体差があり、生まれつきの資質である。大体レベル20違えば、魔力は2倍差だ。それ故にレベル20違えば、戦いが成立しないと一般的には言われている。
【基礎能力】
魔力によって強化される能力。近距離攻撃力、遠距離攻撃力、防御力、素早さの四種類が存在する。
【愛情補正】
モンスターに愛情を注ぎ、深く信頼されると基礎能力が強化される。普段優しく育てる事も大切だが、ゲームだと食事の用意が最も大切だった。モンスターはそれなりに知能が高いので、料理の手間を見て感謝や愛情を抱く事が多いそうだ。
〈詳細〉
因みに愛情補正は説として研究者が口にする事は多いだけで、まだ明確に証明されていない。というか証明が殆ど不可能だ。何故なら、種族スキルを鍛えていないと愛情補正は殆ど効力を持たないからだ。
【タトゥー】
テイマー用語の一つ。特殊な魔道具でモンスターに文様を刻む。特殊な能力を追加させる事が可能。回復させたり、経験値増幅したり、多種多様な効果のタトゥーが存在する。因みにタトゥーは手軽に消せる。基本的にタトゥーは、一体に一つしか入れられない。限定ノ楔など例外は存在する。
【種族スキル】
モンスターが持つ種族特有のスキルを指す。そして裏切りのタトゥーを入れた状態で、同じ種族のモンスターを殺し続けると種族スキルは鍛えられる。殆どのテイマーは裏切りのタトゥーを知らないので、種族スキルを鍛えられていない。
【調教問題】
ゲームでは、単なるモンスター虐待だと扱われている。まだ愛情補正が世間に浸透しておらず、モンスターに厳しいテイマーが多い。言う事を聞かないモンスターに、食事を与えない事や、他のモンスターに攻撃させるなど、体罰を与える事もある。しかも嫌々だが命令式を受け入れ、従順になるモンスターが多い故に、体罰が正解だと思い込むテイマーも少なくない。当然、モンスターの研究者は、愛情を注ぐ重要性を唱えているが、所詮はテイマーではない素人の戯言だと、聞く耳を持たれない場合が多い。
〈詳細〉
モンスターはストレスが溜まって主に愛情を持たなくなると弱体化する。これを厳しいテイマーは、モンスターにやる気がなくなった、怠けていると誤解する事が多い。
【技の習得】
レベルアップ時に習得する場合がある。後は特定のモンスターを倒せば習得可能。因みに野性のモンスターでは扱えない技も存在する。
【体力】
普通なら深い傷を負う様なダメージを、魔力で肩代わりできる。その魔力残量を体力だと言い換えているだけ。体力切れとは、つまり魔力切れ。わざわざ魔力を体力だと言い換えている理由は単純だ。喋る時に魔力と魔力量を使い分けていたら、何となくややこしく聞こえるからだ。魔力と体力の方が、喋る時に意味が伝わりやすい。
【防護結界】
試合会場などで使用される特殊な結界。
【魂水樹】
粘りの強い液状化したモンスターの魂を指す。魂水樹でモンスターに体に術式を描くだけで、簡単にタトゥーは入れられる。タトゥーには2種類が有る。一つは単一型。これは一種類の魂水樹で、タトゥーを入れる事。二つ目は複合型。これは複数の魂水樹を組み合わせてタトゥーを入れる事。
〈詳細〉
モンスターの魂を融合させ、新しいモンスターを生み出し、それを魂水樹に変える。これにより新しいタトゥーを作ろうとする研究者は多い。
【抑制のタトゥー】
モンスターの攻撃で結界が壊せなくなる。これは試合会場に張られた結界で、観客を守る為に使用される。本質的に弱体化のタトゥーで、他のタトゥーと併用可能だ。
【癒しのタトゥー】
モンスターを心地良い気分にさせる。あまり長時間付けると効果を失うので、ゲームだと一日2時間以内が推奨されている。
【裏切りのタトゥー】
同じ種族のモンスターを倒す事で、種族スキルが強化される。
【反転のタトゥー】
低ランクモンスターほど必要経験値が下がる。世界中で数多くの研究者が開発しようとしているが、未だ実現に至っていない。
【自壊のタトゥー】
モンスターの見た目が変化し、基礎能力が上昇する。その効果は愛情補正より大きい。カーネリアンが開発したものであり、魂に損傷を与える。何度も使用すれば、魂に後遺症を残し、死に至らしめる。それ故に多くの国では使用を禁じている。因みに愛情補正を打ち消す効果を持つ上、他のタトゥーと併用不可。モンスターに激しい苦痛を与える為、恐れて嫌がる事が多い。
【治安】
モンスターがいて、未開拓な地が多い故に、簡単にバレず死体を処理できる。たとえば人があまり来ないであろう森に、死体を放置するだけでも、大抵はモンスターが食べてくれるのだ。それにテイマーがモンスターを使って殺せば、犯人を断定する証拠は残りにくい。
〈詳細〉
闇ギルドが好き放題に暴れても、政府は上手く対処するのが難しい。知人や家族への報復を襲れて、強引な手出しは難しい。だから最近は特に日ノ国だと、世間が政府に厳しい目を向ける事が多くなった。税金を取る癖に、市民の安全を守る事もしない。寧ろ闇ギルドの団員だからという理由で、不起訴になる事ばかり。政府は内部が腐敗していると、市民は不信感を強めている。
【ゴールド系モンスター】
無属性。基本的なダメージを1に変える種族スキルを持つ。基礎能力が素早さに偏っており、逃げ足が速い。能天気で危機感の薄い個体もいるが、殆ど臆病な性格だ。体力が少ないので、会心の一撃を食らえば大抵は死ぬ。
〈詳細〉
倒せば大量の経験値が得られる。具体的に言えば、同レベルの平均獲得経験値の約三万倍だ。しかし繁殖はせず自然発生するだけのモンスター故に、巡り合える事は非常に稀。もしも出会えたら確実に倒したいが、臆病な性格な上に逃げ足が速い。倒す事は殆ど不可能だと言われている。
【祝福ノ泉】
神出鬼没の泉。そこから高レベルのゴールド系モンスターが無尽蔵に湧き出る。十時間足らずで消えてしまう。
【強制銃】
モンスターを強制的に従わせる銃。発射した銃弾を当てるだけで支配可能。そして銃は支配したモンスターの操作に必要なアイテムでもある。本質的にテイムとは違い、テイマーの力でモンスターを強化できない。あくまで命令式による強制を促すアイテムだ。しかしテイムとは違うが故に、伝説のモンスターすら従わせる事が可能。既にテイムされているモンスターには何の効果もない。因みに地位が高い部下ほど、強力な強制銃が配られている。これにより部下が支配したモンスターでも、上司の操作が優先される。
〈詳細〉
カーネリアンの野望を阻止するべく、ゲームでは多くの研究者が強制銃を調べた。しかし製造方法が特殊らしく、再現は不可能だという結論が世間に発表された。
【闇ギルド】
犯罪に手を出すテイマーの集団。殆どの闇ギルドは、大して強くない。何故なら優秀なテイマーは金に困る事は考えにくい。故に強いテイマーが率いる闇ギルドは、その多くが政府に反対される様な恐ろしい目的を持つ。
〈詳細〉
団員の多くは、社会に溶け込めなかった者達。更生したが社会復帰が難しかった者、冤罪なのに帰る場所を失った者、政府の方針に納得できなかった者、そういう人ばかり。当然だが、最初から悪人というのが大多数だが、そうじゃない人も少数いる。
【ジャスパー】
闇ギルドの一つ。日ノ国を中心に活動している闇ギルド。比較的に悪としては小物扱いされている。戦力としては強力な部類だが、あまり殺しを好まない。出来る限り死人は出さない様に目的を遂行しようと、悪事する傾向が強いと言われている。カーネリアンとは明確に敵対している。
〈詳細〉
主な目的はレア素材の収集である。金儲けをしつつ、禁忌とされる錬金術に熱中しているだけ。人の魂を使用する時もあるが、寿命や病気で死んだ者や犯罪者の魂を使用すると規則を作っている。故に今の所は政府から、大して脅威とは思われていない。
【カーネリアン】
闇ギルドの一つ。世界中で広く活動している闇ギルド。かなり強力なテイマーが多い。だからこそリーグ所属のテイマーですら、あまり討伐に積極的とは言えない。何故なら敵対すれば身内に何をされるか分からないからだ。見せしめに何度もプロは、家族を襲われ殺されている。どれだけ強くても、家族まで守り切れるとは限らない。だからこそテイマー協会は政府に問題は任せるべきだと推奨している。無暗に敵対すれば、同じリーグ所属のテイマーも狙われるかも知れない。嫌がらせで相手から居場所を奪い、孤立させ精神的に弱らせた後に集団で襲撃を仕掛ける。これこそカーネリアンの常套手段。ヌクヌクと才能に溢れ幸せに生きてきたプロのテイマーほど、彼等の手口に精神を病みやすい。
〈詳細〉
強制銃を開発し、モンスターをテイムせず従わせている。これで強いモンスターを従わせて悪事に利用している。
【素材】
テイマー用語の一つ。主に魂やアビリティに近い特殊な力を宿す物を指す。これ自体で何かしら効力を持ち、使用できる場合もある。しかし基本的には、錬金術で使用される場合が多いだろう。
【愛玩モンスター】
戦いに不向きだが、飼いたがる人が多いモンスターを指す。区分は曖昧で時代や国で差異がある。進化しても殆ど見た目に変化がない場合が多い。
【食用モンスター】
通常、テイムされたモンスターは一定以上の負傷で、肉体が黒い霧となって消える。しかしテイムされていないと、どれだけ負傷しても肉体は黒い霧に変化しない。だから食べて美味しいモンスターは家畜化され、市販される事が多い。
〈詳細〉
寄生虫の心配が殆どないので、普通の家畜より好む人も多い。特に魚だと、生物よりモンスターの方が好まれる傾向がある。
【生物とモンスターの関係】
案外、生物は絶滅する種は少ないと考えられている。何故ならモンスターが食事として求めるのは魂であり、肉や草ではない。そして生物の殆どは魂を持っていない。故にモンスターが人間以外の生物を襲う事は殆どない。寧ろ強いモンスターが多くて、人間の開拓を邪魔している分、様々な生物の住む自然は守られる。
〈詳細〉
モンスターの放つ炎はあくまで魔力。通常、数時間以上燃え広がる事がないだろう。生態系を乱すほど、自然に大きな問題を起こす事は珍しい。
【テイマー専門学校】
モンスター飼育に関して法を学び、訓練を目的としている。試験は学科と技能という、二つの試験を突破しなければ留年。中等部になれば、飛び級も可能。
〈詳細〉
政府としては無学な強者は危険すぎるという考えらしい。出来る限り勉学をしつつ、平均的な価値観を学ぶべきという方針なのだろう。
【モンスターの成長速度】
日ノ国のリーグに所属したテイマーは、レベル1から50まで4年あれば鍛える事が可能らしい。これはあくまでも一体に限った話だ。
【ランク至上主義】
現代では低ランクモンスターの強さが理解されない。反転のタトゥーなど、低ランクモンスターを育てるノウハウが足りていないからだ。
【弱点属性】
火←水。
水←雷。
雷←鋼。
鋼←火。
木←風。
風←土。
土←木。
光←無。
闇←光。
無←闇。
――――――――
〈あとがき〉
【★】してくれると嬉しいです!!
モチベが上がります!!
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