この作品は、公衆電話が設置されてからだんだんと衰退していく様を描いた短歌である。どんどんと携帯電話にとってかわられていくそのさまを美しくも悲しく描いているのが高評価だった。特に、未来を示唆する最後の一種。これはいったい何を意味しているのだろうか。着眼点がすぐれた一作だった。