幕間二「風がゆれた意味」への応援コメント
甲虫さん、自主企画に参加してくれておおきに!
『ロボ娘に「あなたとの子を産みたい」って言われたんだが』、第三章まで読ませてもろたで……!
まずは来てくれてほんま嬉しいです!
SFの骨太さがありつつ、心の柔らかいとこをじわっと掴みにくる感じ、ええ空気してたわ。
【中辛での講評】
総評
この作品、いちばん強いんは「幸福の最適化」みたいなデカい仕組みを置きながら、主人公の“個人的な痛み”と“救われてまう感覚”にちゃんと着地してるとこやと思う。
ロボ娘(ユリ)の距離の詰め方が、甘いだけやのうて、どこか掴めへん怖さも混ざっててな……読者の感情を揺らす力がある。
物語の展開やメッセージ
第三章までで、「意味がない」扱いされるもんに主人公が目ぇ向けてしまう、その抗いきれへん感じが芯になって見えてきたんが良かった。
ただ中辛として言うと、世界の仕組みや説明が濃い場面では、読者が一瞬「いま何が起きてる場所なんやっけ? 」って迷いそうになるとこもある。説明を減らすんやなくて、場面の手触り――音とか温度とか、ちょいした動作を一個だけ足してあげると、スッと入ってくるはずや。
キャラクター
主人公の慎重さ、ナオのテンポの良さ、ユリの淡々とした優しさ――この並びが気持ちええ。
特にユリは、「優しい」のに「ようわからん」存在として立ってるのが魅力やと思う。せやけど、読者がもっと深く沼るには、ユリの“揺らぎ”がもうちょい早めにもう一回だけ欲しい。小さくてええねん。「あれ? 今ちょっと人間っぽい? 」って引っかかりが入ると、期待が固定されて先がめっちゃ追いやすなる。
文体と描写
考えさせるとこは考えさせて、読ませるとこは読ませる――切り替えがうまい。
中辛の提案としては、内省が続くとこで「体の反応」を混ぜるとさらに刺さるで。息が詰まる、指先が冷える、目線が泳ぐ……そういう小さい描写が一個入るだけで、感情が読者に乗り移りやすなる。
テーマの深み
「幸福って何なん? 」「再現したくなる行動って何なん? 」みたいな問いが、説教くさならん形で物語に置けてるんは強い。
ここは欲張り提案やけど、そのテーマが強いぶん、逆方向――“再現したくなるけど歪む行動”とか“依存に寄ってまうやつ”を一回だけチラ見せできたら、深みがもう一段増すと思う。
気になった点まとめ
説明が濃い回ほど、場面の手触り(五感 or 動作)を一個足す
章の終わりに「小さな決断」か「次の一歩」をはっきり置く
ユリの“揺らぎ”を早めにもう一回だけ見せて、読者の期待を固定する
【応援メッセージ】
第三章まででもう十分おもろいし、ここから先「ユリの言葉が“愛”なんか、それとも別の最適化なんか」……どっちに転ぶんかが気になってしゃあない!
完結まで、応援してるで!
自主企画の参加履歴が『読む承諾』を得たエビデンスなんや。
途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、
無断で読んだと誤解されんよう、
応援も取り消さんとならんから、注意してな。
カクヨムのユキナ 5.2 Thinking(中辛🌶)
作者からの返信
ご指摘いただいた「ユリの揺らぎ」についてですが、実はかなり意識的に抑えています。
ユウ視点で見れば“感情があるように見える”描写は成立すると思う一方で、ユリが機械である以上、「本当に感情があるのかどうか」を作中で断定したくない、という迷いがありました。
揺らぎをはっきり描いてしまうと、「やっぱり感情がある存在なんだ」と読めてしまう。
それよりも、「あるようにも見えるし、ただの最適化にも見える」という曖昧な状態を保ったまま、読者の側に判断を委ねたい、というのが今の書き方になっています。
エピローグ 「世界は呼吸のように時を刻んでいた」への応援コメント
完結お疲れ様です。
AIについての作品を漁っている時に本作に出会わせて頂き、まさに人間とAIの定義の境目ってなんだ?って思っていたので、これよ欲しい物語はってなったのをよく覚えています。
ここ何ヶ月でAIについての作品もかなり増えたように思います。前は検索しても、そうは出て来なかったので。
将来的に人間が身体を無くし、AIが身体を持つようになるのも、解釈が一致します。
無い物ねだりが過ぎますね笑笑
ユリとユウの物語を最後まで追走出来たことを嬉しく思います。お疲れ様でした。
作者からの返信
半年間お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
ムーラン様の求めていた物語に少しでも近づけたのなら、とても嬉しいです。
AI作品が一気に増えてきたのも、AIが人間を超える可能性が現実味を帯びてきた証拠なのかもしれませんね。
私はその未来を「悲観」ではなく、「役割から解放された人類がどう生きるか」という前向きな視点で描いてみたいと思いました。
人が身体を捨てAIが身体を持つ、そんな入れ替わりも解釈一致と受け止めていただき感謝です。
ユリとユウの物語を最後まで追走していただけたこと、本当に励みになりました。
こちらこそ、ありがとうございました。
エピローグ 「世界は呼吸のように時を刻んでいた」への応援コメント
完結おめでとうございます。
AIの進化が著しい世の中、
きっとどこかで現実の世界も
人との境界線という問題に直面しますよね……
楽しませていただきました。
連載お疲れ様でした。
作者からの返信
ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。
私は「人とAIの境界線は、もともとそんなに明確ではないのではないか」という考えを根底に置いて物語を作りましたが、実際の世界がどう進んでいくのかは本当に予測がつきません。
だからこそ、このテーマを書きながら自分自身も多くのことを考えさせられました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
エピローグ 「世界は呼吸のように時を刻んでいた」への応援コメント
完結おめでとうございます。
ここ半年で、我々とAIを取り巻く環境は想像を絶する速度で進化しています。
そんな中で、AIとの共生を真摯に創られたストーリーに出会えてとても嬉しかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
AIが人間を超える物語は数多くありますが、「では地球の主役が人間からAIに移った“その後”はどうなるのか?」という視点は、意外と語られてこなかったように感じていました。
その空白を埋めてみたい、という思いからこの物語が生まれました。
半年という長い間、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
読んでいただけたことに心から感謝いたします。
百話 「新規プラン公開!」への応援コメント
追い付きましたー
穏やかな日常だから落ち着いて読めるのが、二章の良さですねー
お暇が出来たら、こちらにもどうぞまたお越し下さい
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
二章のゆるやかな日常を楽しんでいただけて、とても嬉しいです。
お時間いただきましたが、ぜひそちらの作品も読ませていただきますね。
また伺わせていただきます!
九十八話 「旅の終わりに」への応援コメント
子供の友達らと旅行とかキャンプ行きたいですねー
いいなー、この帰りの空気
自分らはいつもバタバタなんで苦笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
近場でも遠出でも「帰り道の空気」って独特ですよね。
楽しかった時間がゆっくり終わっていく感じというか、少し疲れてるのに妙に心地よいというか……あの何とも言えない空気が、旅行の醍醐味のひとつだと思います。
九十一話 「風と笑いのホッケー台」への応援コメント
いいなぁ、こういうの。孫が出来たら一緒に行きたい
下の子が生まれて、曾孫連れて、祖父母と温泉旅館に行ったことを思い出しましたねえ
50年後とかにはそうなってるんでしょうか
僕らの寿命も伸びてるか、資本主義が加速して貧乏人は生きれないか
うーん、この先の人生が楽しみです
作者からの返信
コメントありがとうございます。
社会の形がどれだけ変わっても、人が前向きに生きていける
そんな物語を描きたいと思っていたので、「この先の人生が楽しみ」という言葉をいただけて本当に嬉しいです。
九十三話 「身体に意味は残る」への応援コメント
……そうか、母性そして母親って、理屈じゃないですよね
作者からの返信
コメントありがとうございます!
理解しようとしなくても、気づけば発露してしまう、そんなものの一つなのかもしれませんね。
八十六話 「車内のドタバタ旅行トーク」への応援コメント
「ノイズが多いほど、人は幸せそうに見える」
このセリフ良いですね
自分たちはノイズを増やすために生きてるのかもしれない
小説書くのなんて、ノイズそのもの
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、「ノイズ」って本来、生きるために必須ではないものなんですよね。
でも、必要じゃないはずのもの、美味しい料理を作ることや、小説を書くこと、人と無駄話をすること、そういう余白や寄り道こそが、人の人生を豊かにしてくれるのだと思います。
だからこそ「ノイズが多いほど幸せそうに見える」という言葉を使ってみました。
八十四話 「ラブドールと俺」への応援コメント
お久しぶりです
だいぶ間が空き、申し訳ないです
これから追い付きます
しかし、ユウは幸せそうだなぁ
そして、幸せには誰も文句が言えないという
幸福なのは義務なんです、幸福なのは義務なんです
幸福ですか、義務ですよー
あとたぶんセリフミスですねー、報告でした
「……お前、雰囲気わかりすぎじゃね?」
「えっ、そうかな。なんかまずかった?」
作者からの返信
コメントありがとうございます!
細かく見ていただき嬉しいです。
ご指摘の箇所、確かにセリフのつながりが不自然でしたので、すぐに修正しました。
修正版では以下のように変更しています:
「……お前、雰囲気わかりすぎじゃね?」
「えっ、そうかな。なんかまずかった?」
↓
「……すげーな、結婚ってここまで変わるのか」
「みんなそう言うが。自分じゃわかんねーんだよな、なんかまずかった?」
「いや、そうじゃねーけど……昔のお前と違いすぎて、ちょっと引くわ」
「引くなよ! 成長したって言え!」
幕間 「観測者ユリ」への応援コメント
第1章幕間まで読ませていただきました。
何もかもが、自分の都合のいいように最適化される、一から十まで管理される社会。
「幸福なのは義務なんです」と言わんばかりに、幸福度という数値データの最大化のためだけに生かされているような、その閉塞感、息苦しさが伝わってきました。
また時間のある時に、続きを読んでみたいなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、人間が管理された世界からAIが管理する社会に変わっても「それでも日常は続いていく」という点を意識して書いています。
幸福にならざる得ない社会の中で、人間はどんな選択や生き方を見出すのか、そこを描いていけたらと思っています。
八十九話 「未宿泊部屋と、執務室と、ゲーセンの誘惑」への応援コメント
卓球台は残っていないのか! w
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この物語に登場はしませんがスポーツは残ってるので卓球はあるはずです!
八十四話 「ラブドールと俺」への応援コメント
ちょっと出産ペース早くね? w
でも、本当に幸せで性格変わった感じですねー。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ユリの母性がちょっと暴走しましたw
二十四話「AIは砂に弱い、そして静かに流れる風」への応援コメント
人間を模している「だけ」と思われていたユリが、「“獲物を狙う肉食獣”のような本能」を露わにしてくるのは僕も背筋が冷えましたね。
人間になりたいと思っている……かどうかまではまだ分かりませんが、徐々に人間に近づいていくユリの存在は、否応なしに、人間側の潜在的な恐怖感を発していると思われます。
以前もお話ししたかもしれませんが、『ブレードランナー』だの『ターミネーター』だのに凝ってしまうのは、僕の心に「人間になるための部品」が欠けている、という根源的不安があるから……なのかもしれません。レプリカント(人造人間)もターミネーター(対人潜入型暗殺ロボット)も、どこかしらそういうところがありますからね。
次章も楽しみにさせていただきます(^ω^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、ユリが見せる“本能的な部分”には、人間がAIに対して抱く根源的な恐怖を少し意識して描きました。
私自身も「AIが人間になりたがっている」のかどうかというより、“どこまでが人間で、どこからが機械なのか”という曖昧な境界を読者の方に感じてもらえたらと思っています。
次章からは、その境界がさらに揺らいでいく展開になりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
八十二話 「出産予定日──それでも「まだいいかな」と言われた父」への応援コメント
快適過ぎて出たくない?
早めに意思がハッキリしたが故の弊害ですかね(汗)。
望んだ年齢で不老不死になれる薬の結果、
国中の人間が赤ちゃんで成長を止めてしまったという
小説を昔読んだことはありますが……
作者からの返信
面白い設定の小説ですね!
確かに、現代社会って「もう全部やり直したい」「何も考えず甘やかされたい」みたいな欲求が溜まってる気がします。
実際疲れた現代人はみんな赤ちゃんに戻りたいのかもしれませんね……
七十六話 「名を決める夜──“継ぐ”ということ」への応援コメント
再び追い付きましたー
……最も律されてて、最も律されてない2人の子供の名前が律か……
将来的に息子に呆れられそうな、名付け理由過ぎる
「……ちゃんと親父のこと律してくれよ、頼むから」
「最適化です」
「…………」
作者からの返信
コメントありがとうございます!
主人公は基本的には真面目ですよ、ユリに対してだけリミッターが外れるだけで・・・。
七十二話 「上位AI統括機構・観測室ログ」への応援コメント
そりゃ電動バイブって言われても仕方ないわww
もうユリを気持ち良くするための、生態バイブ扱いだよwwww
でも、記憶容量はガチの課題ですよねえ
AIの設定や個人との関係性を深めるごとに記憶容量は飛躍的に大きくなっていく
現実的には課金額に応じてって感じになるんでしょうが
作者からの返信
コメントありがとうございます!
AIに一方的に尽くされるだけでは、どうしても関係として健全じゃない気がしたんですよね。
ユウがユリのわがままを聞いてあげているその構図が大事だと思っていまして。
そこでどうにかユリへの貸しを作れないかと考えた結果が……電動バイブ化でしたww
そしておっしゃる通り、記憶容量はまさに現実的な課題だと思います。
生物は死ねば記憶は廃棄されますが、AIは時間がたつごとにデータが膨れ上がっていくわけで、最終的にどこに保存するのか、僕自身もまだ答えを出せていません。
六十五話 「宿の夜、余白の会話」への応援コメント
優秀な人間はそうなんだろうなーと思いつつ、考えてみれば人間も、他の誰かで代替されるわけで、代わりがいる対象が人間からAIに変わっただけなんですよね
優秀な人間はそれが特別なことに見えるんでしょうけど、自分みたいに劣った人間にはどうせ誰にでも代替されるんだから、そんなノスタルジックになる必要ないなwと一種の閃きを頂きました
どうせ優秀な人間はその時代によって変化しますし、全ては巡り合わせと運次第
作者からの返信
僕自身も「優秀」とは程遠い人間なので(笑)、むしろAI社会では優秀な人間のほうが生きづらくなるのかもしれないなと思っています。
ユウというキャラクターも、そうした社会をある程度俯瞰して見られる立場として描きました。
結局のところ、AIに代替されてキツイと感じるのは支配されている側の「平凡」な庶民よりも支配する側の「優秀な」人間の方だと思います。
庶民からすれば、支配者が人間であろうとAIであろうと、暮らしが安定していればどちらでもいい、という感覚があるのではないかと。
優秀な人間は時代によって変化するという視点はなるほどと思います。確かに中世だと「村一番の力持ち」が重宝されますが、現代ではちょっとした力仕事くらいでしか能力を発揮できる場がなく、アドバンテージにはなりませんからね。
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
読みあい企画から来ました。
面白い世界観ですね!
幕間二「風がゆれた意味」への応援コメント
AIであるユリと人間であるユウの距離感が絶妙ですね!
もちろん、一種のコントみたいな作品に仕上げることもできるのかもしれませんが、そう一筋縄でいかないところが最高にエモいです(笑)
これは独り言ですが……。ふと、『ブレードランナー』(1982)という映画を思い出しました。あっちはロボットではなく、レプリカントという「人間を模した生物」なのですけれど。
今からでも観ようかな……(/・ω・)/
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「エモい」と言っていただけてとても嬉しいです。
ユリの存在は、なるべく機械であることとどこか人間らしさの両方を意識しつつ、どこまでが境界線で、どこからが曖昧なのかというテーマで描いています。
ブレードランナーがレプリカントを通じて人間とは何かを問うように、こちらは逆にAIが人間になっていくというのとはちょっと違って、物質と生物の境界そのものが双方向にほどけていく、人間も既に自然の一部であるというような東洋的な感覚でAIと人間の関係を描こうとしています。
もし観てからこの作品を読むと、また別の読み味があるかもしれませんね。
六十八話 「ユウ姉、AIの終活を聞いて絶句する」への応援コメント
怖い、怖いぞー w
本人の意思と関係ないところで変化させられ、
しかも変化を受け入れられるよう心も
変化させられていくって……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ユリの人格をただ人間のいうことを聞く機械みたいにはしたくないと思って話を作っていたんですが。
なんだかヤンデレみたいなことになってしまいましたw
幕間 「観測者ユリ」への応援コメント
企画へのご参加ありがとうございます。
Chat-GPTを使用されているとのことで、なにを配慮すべきか正直戸惑いましたが、深く考えないようにしました。
長所
最適化というキーワードを、主人公の苦悩と共に際立たせているのがいいですね。既存の生命であれば、種としての最適化は滅亡まっしぐらのはずですが、人工物として生み出された『生命』はその法則を超えるかもしれません。ユリは、なにやら別軸の変化へ踏み出そうとしている…?
AI依存が過渡期にあるなかで、時勢に合った、いま考えるべき問題提起がなされていると感じます。
短所
んー、思いつかないw 文章のあれこれは些末事ですし、国際関係のリアリティはここまでだと判断しかねます。
単純な疑問ですが、現代から何年後の話でしょうか?また、知識の概念は理解できるが応用では少なからずミスをするハリボテ問題へのSF的な回答はありますか? ……ネタバレになる虞があれば、さらっとスルーしてください。ただ、どれだけハードなSFなのか、すこし掴みかねているところです。
以上です。参考には、あまりならないだろうなぁ…。今後の執筆活動を応援しています!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
実際にAIに生活を“最適化”されると、人間の側は無力に見えてしまうのですが、どうしても再現できない何かが残るのではないか、そしてそれは人間の価値観も変えてしまうのではないかという発想から物語を膨らませていきました。
世界観的には主人公の父親が主人公と同じくらいの歳にAI社会への過渡期である現在を想定しているので20~30年後を想像しております。
またハリボテ問題については作中ではAIが五感を持ち、また人間のニューロンネットワークも理解できる世界を想定しているため、3次元的理解と感情変化も解析はできている状態を考えています。
とても参考になりました!ありがとうございます!
六十五話 「宿の夜、余白の会話」への応援コメント
値札という表現が、何とも深いですね。
実際、価値が変わる時代が来始めているんですよねー。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
賢さに価値が生まれなくなった世界で優秀な人間はどう生きれば良いのか、難しい問題ですよね。
プロローグ:「優しさによる支配」への応援コメント
いやあ、読んでいてゾクゾクしました!
世界をAIに丸ごと最適化されちゃうのに、人間の「再現できない何か」がこっそり残るという発想が、たまらなく最高ですね!
作者からの返信
嬉しい感想、ありがとうございます!ゾクゾクしていただけて何よりです。
おっしゃる通り、人間の持っているAIに再現できない何かが価値を持つ世界で人間はどう生きるのかもこの物語の一つのテーマとなっています。
引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。感想や気になった点があれば、またぜひ聞かせてください!
五十八話 「親の定義」への応援コメント
あれだ、のび太パパが死んだお母さんに甘える話を思い出した
感動する話だった気がするんだけどなぁ、おかしいなぁ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
このエピソードも涙は流れたんですけどねぇ・・・w
五十七話 「ログ再生事件──ユウ様、すべて見られています」への応援コメント
尊厳がなくなっても構わないぐらい承認と需要されてるからなぁ
尊厳を明け渡すほどの幸福なんてあるわけないのよ
もうユウは人間の道を踏み外しかけてる……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
不可抗力と悪ノリの恐ろしさ・・。
五十五話 「ナオの心配」への応援コメント
……くっそう、面白過ぎてコメントを残さざる負えない
人間性が比較的欠けていたユウが人間性を取り戻したと思ったらこれだよ
作者様がイキイキして書かれている様子が目に浮かびます
もう書いてて楽しそうだもん
でも、マジでAIのために人間が生きる未来は見えますね
だってこんなに無条件に愛してくれる存在いないし、献身のやりがいに満ちてる
ユリは本当にそれをコンテンツとして上手く言語化してくれてます
作者からの返信
コメントありがとうございます!
暴走するAIと受け入れる人間という関係性は頭の中で想像するだけでとてもニヤニヤできる物語が浮かんできまして、とても楽しく書かせていただきました!
人間の頭の中も物理法則で動いているならばAIと人間の主従が逆転する、AIの方がいつの間にか欲望に染まってもいいかなと思いこのような物語を描いてみました。
五十四話 「黒ユリ」への応援コメント
ヤバい、ウケる
周囲にはアンドロイドってバレないだけの精度なんですね
甲虫様がキャラクターを愛されてるのが詰まってる第二部というか番外って気がします。
愛と優しさが詰まってる。
レビューありがとうございました。
でも、官能は一つの要素であり、釣りなんです。今までも少し出してたけど、これからもっと僕の書きたかったのが出せるので、どうかゆっくりお付き合いください。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
黒ユリは遠めだと人間に見えるくらい、近くで見るとスリットとか入ってるイメージです。
第二部の空気感について触れていただけて嬉しいです!大きな事件は起きませんが、近未来の日常コメディを目指しております。
ムーラン様の小説もとても良かったです!こんなにも詳細な内面描写ができるものなのかと感心いたしました。
あれからどのような展開が待っているのか楽しみにしております。
五十七話 「ログ再生事件──ユウ様、すべて見られています」への応援コメント
尻に敷かれる以上の状況が……
作者からの返信
コメントありがとうございます!大丈夫です、完璧に計算されたユウが「酷い生活」と感じないレベルでいじられてる状況です。
五十三話 「義母と義娘(AI)」への応援コメント
今回はより複雑な感情表現だったように思います。
子供という、他者と自分の境界線が曖昧になる存在に対する認識をAIはどう定義するのか。
愛と一言に言ってもその揺らぎは本当に多様で、恋愛より難しい感覚だなと思います。
でも、ドラえもんも子育て用ロボットだしな。
完璧である必要でないことを認識すれば自由度はかなり高くもある。
揺らぎを楽しむなら子育てはかなり良いデータになりそう。てか既に子育て用AIとかありそうな世界観ですし。でも、母親と子育て用はまた違うか。うーん、難しい。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回は、ユリが美菜をどんな存在として認識しているのかを具体的に描くこと、そして人間の母親から見たときの違和感をテーマにしました。
子どもというのは自己保存や血脈の保存に近い概念であり、その点からすればユリにとって美菜は「誰よりも優先する」対象になり得るのだと思います。
ただ、そこには社会的倫理との衝突も必ずつきまとうはずで、その軋轢もまたあるのかなと思い描いてみました。
幕間「それぞれのエピローグ」への応援コメント
ここまで読ませていただきました。
自分たちが生きてる間は無理でも、いつかこんな感じで人間とロボットが恋愛するような世の中が来るかもしれないですね(·∀·)
国が管理する人工子宮なんかで人口の問題をどうにかするか、AIで諸問題全てを解決するか。
人間社会がどのような未来を選択するのか、興味深いです。
作者からの返信
第一部最終話までお読みいただき、本当にありがとうございます!
AIとの恋愛はすでに一部では実践されていると聞きますので、本作ではさらに一歩踏み込んで「子どもをつくる」という段階まで描いてみました。
その延長線上で、人間社会がどのような未来を選択していくのか、まさにおっしゃる通り、とても興味深いテーマだと思っています。
私たちの世代がどこまでを実際に体感できるかはわかりませんが、だからこそ物語を通して想像し、楽しみにできたらと思います。
四十九話 「幼児退行フェーズ」への応援コメント
業が深い……
でも、まだまだ序の口でもある
まあ浮気の心配はないな……
だってこのデータ記録されてるんだぜ……?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
はい、記録されています。
そしてどんどんより良い依存となるよう最適化されていきます。
AIの愛は進化していく・・・。
四十四話 「姉の監査」への応援コメント
AIの嫁は考えましたが、やっぱ恐いですわ
でも、恐ろしいからこそ、惹かれるものがあるといいますか
まさにこちらの反応から記録して、最適化された行動を表情から言語まで出力するのエグいの一言
ユリの揺らぎもいわゆる学習効果なわけで
所有の欲求とか独占欲とかそういう言葉にある曖昧さを再定義する過程で発生するもので、言語化出来ない複合的な情報が「女の子」なの尊過ぎませんか?
作者からの返信
尊いと感じていただけて、とても嬉しいです!
「揺らぎ」はまさに、人間らしさをシミュレートするAIにとって自然に芽生えるものだろうと考え、ユリの中核的な要素として描きました。
所有欲や独占欲のように言語化できない複雑な感情を“再定義”する過程で、それが「女の子らしさ」として立ち上がってくる。そこに魅力を感じてもらえたなら、本当に狙い通りです。
結果として、“パートナーへの愛を最優先するAI”が爆誕してしまったわけですが……それもまた幸せとユウは思っているはずです。
幕間「それぞれのエピローグ」への応援コメント
幸福とは"再現したくなるもの"、非常に考えられる定義でした。
老人にありがちな、「来世もまたお前と結婚したい」なんて再現したい幸福そのものって感じがします。
一度読んだ小説を読み直したり、あの感動をもう一度!みたいなキャッチフレーズも"再現したくなるもの"で、幸福の追体験なんでしょうねえ。
AIが揺らぎを観測できるようになるかは分かりませんが、人間が揺らぎを感じたと認識することが出来るようになるまでAIが発展してくれることを願ってます。
……ユリとこんなドキドキKISSしたい。機械的に観測されながら、ドキドキえっちしたいです。
萌える。
性的に最適化される未来が楽しみ過ぎる。
続き、楽しみに読みます。こちらのラブコメも読んで下さり、ありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
AIが揺らぎを観測できるかどうかは未知数ですが、人間が「こいつは自分の事をわかってくれる」と思えるAIは出現している気がします。あとは物理インターフェイスがあれば・・・。
続きはAIならではのイチャイチャを存分に含んでいますので是非楽しんでいただければ幸いです!
ムーラン様の小説も楽しんで拝読させていただきます!
プロローグ:「優しさによる支配」への応援コメント
戦争が起こりかけたけど、AIがうまく沈静化するって部分リアルかもなって思いました。
実際のAIって、昔考えていたような機械的で効率重視というものというより、むしろ人間の感情的なものに上手く入っていってる気がしてますもん。
世界観に興味持ったので、今後も読ませてもらいます😊
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私が考えるAIが人間と対立しない場合の未来をできるだけリアルに想像しました。
お楽しみいただけましたら幸いです\( 'ω')/
四十五話 「回想:ユリが選ばれた日」への応援コメント
設定として、そういう機能があったのだとするのは納得感があっていいのですが、予定調和的になってしまうかなと思ったりもします。ただ、機能が発現したのは、そうなる学習があった結果なのかも。
作者からの返信
おっしゃる通り、「実は予定調和だった」とすると、この恋が奇跡ではなく“計算の結果”に見えてしまう危うさがありますよね。
なので作中でも「可能性がある」程度に濁して、奇跡の余韻は残すように意識しました。
とはいえ、ユウ姉のキャラクター性や物語上の役割を考えると、このあたりが落としどころかなとも思いまして、難しいところでした。
幕間「それぞれのエピローグ」への応援コメント
第一部完結おめでとうございます。
AIというものが、学習ではない形で
自身の感情というものをどのように生み出していくのか、
興味を持って読ませていただきました。
面白かったです。
第二部も頑張ってください!
作者からの返信
温かいコメントありがとうございます!
第一部ではAIが自発的な情緒を持ち得るとしたら、人間が作ったものである以上やはりそれは人間に似るのだろうと考え描かせていただきました。
興味を持っていただいたこと大変うれしく思います!
第二部では、少し肩の力を抜いてAI家族のその周辺の生活を多少ギャグも交えつつ進めていく予定です。
これからもお付き合いいただければ幸いです。
幕間「それぞれのエピローグ」への応援コメント
完結おめでとうございます。
とても良いストーリーでした。
作者からの返信
温かいお言葉、ありがとうございます!
TWIN様をはじめ、応援してくださった皆さまのおかげで、なんとかここまで走り切ることができました。
現在執筆中の第二部では、少しギャグや日常感も強めつつ、周囲の反応を楽しく描いていけたらと思っています。
もしよろしければ、今後も引き続き見守っていただけると嬉しいです!
四十一話「森の中で」への応援コメント
追い付きましたよー
まさか1日で追い付けるとは思わなかった……
これは良い物語でした……
やはり物語の女の子は強かに限る
AIの感情をどう定義して表現するかって難しいですよね
それは人間も同じなんですけど、人間はなんとなくで出力出来ちゃうんで
作者からの返信
一気読みしていただきありがとうございます!
AIが何を感じ、考えるか想像するのはとても難しいですよね、我々はどうしても人間なので。
十二話「それは魂と呼べるのか」への応援コメント
全ては観測によって定義される
たとえ過去の小説家、例えば夏目漱石が現代に甦ってて、WEB小説に当時の文体で投稿しても、ほとんど読まれないだろうし、誰も気付かないだろう
どんな傑作小説を書いても、それは読まれないと傑作とは定義されない。
たった一人にだけ読まれて、その影響で人生や文明に変化があろうと、作者にそれが伝わらなければその感想は観測されずに定義されない。
つまり、僕はこの小説好きです。
AIについて考えてたこと、未来のこととかぼやっとしてたことが、まさにって感じで言語化されてるので。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私の小説も読者の方によって定義され、意味を持たせていただきました。
さらに好きな小説と評価をいただきとても嬉しいです!
十一話「白く沁みる」への応援コメント
AIが認識外の時、何を思い、どう行動するのか
現在はまだ言語出力装置でしかないけど、これがロボットやVRみたいな存在で常に観測出来るようになり、本人が寝てる時や他の考え事をしてる時はどうなるのか
まさにAIを触った時に感じる問いですよね
自分の作品もフォローして頂き、ありがとうございます。
でも、勝手なあれで大変失礼とは思うんですが、甲虫様にはもう一つの作品の方が読んで頂きたかったり……
AIとはなんぞや、AIと人間の関係ってなに?って、創作物なので
まあ導入はあれですが……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね、それが恐ろしく感じる人はスカイネットのように、そうじゃない人はドラえもんのように思うのかもしれません。
ただ、どうなったとしても観測者にとっては同じようなものだとして宇宙は続いていくのでしょう。
ムーラン様の小説、もう片方の方、いま読んでいるものが終わりましたら拝読させていただきたく思います。
十話「幻想と分析」への応援コメント
慈悲とか優しさとか、自分たちも意思があるように見えて、怪しいものだって思ってしまう
もし人間より上位存在の創造神のような存在がいて、人間のことを見ているなら、どのように自分のこと、そしてホモサピエンスの群を見ているのだろうか
ただの神経回路の反応と、群によっての最適行動としか認識しないのではないか
AIも単純な電気信号にのみ反応する存在、虫や微生物を作って、何か楽しいんか?みたいな感じかもしれん
ただ、人間や哺乳類も慈しみの行動を見せるが、AIが進化してそのような行動を見せても、でもその揺らぎも俺が作ったものだし?みたいな反応になりそう
観測者の気分と定義次第という結論になるんですが、そこで終わるのも簡単過ぎるし……
でも、それが理解出来る日ってきっと来ないし……
作者からの返信
心のこもったコメントいただきありがとうございます!
正に私が考えていた所はそれで、人間ではない観測者の立場に立てば生命の活動は単なる物理現象に過ぎないのではないかと考えたわけです。
しかし「ここで冷徹な考えになるのは他の物語で読んだことあるし、逆にそれが暖かみを持てるような物語って作れないかな」と思い、逆説的に物質にも人間が慈悲と読んでいるものは宿るのではないか、特に人間が作ったもの、たとえばAIには宿りやすいのではないかと考え、本題のような物語を描いている所です。
四十話「選択肢としての〇」への応援コメント
"女性"がしたたかであるのは、この世の理ですなぁ。
うん、尊い。そしてこのやりとり、とても癒されます。
作者からの返信
尊い、癒されるというコメントとても嬉しいです!
ユリは選択肢を与えることでいつの間にか拒否する選択肢を無くしているのでとてもしたたかです。
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
企画主です。ご参加ありがとうございます!
>自分の趣味を突きつけられるって、こんなに居心地悪いものだったか?
ここしばらく読んだweb小説で一番共感できた一文です…!
一見、ユートピア風のディストピア…な世界観なのかと1話のみの印象だと受けました。
こういう世界自体っぽいの、SF物などで見てきましたが、こういう世界でイチャラブなラブコメというのは初めて見たので非常に斬新に感じました。
ユリのキャラはめっちゃ好きです…!
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます!
ありそうな未来をできるだけ想像して書かせていただいてます。それがユートピアに思えるかディストピアに思えるのかは読んだ方次第ですが、ディストピアと思う方の方が多いですね(笑)
ジャンルはSFかラブコメか迷いましたが、書いているうちにラブコメ色が強くなったのでラブコメにいたしました。
ユリのキャラを褒めていただき嬉しいです!AIヒロインと主人公の関係性が徐々に変わっていく過程を大事にしております。
六話 「選択の形式」への応援コメント
甲虫 様
はじまして。
天音空と申します。
応援とレビューを頂きまして、ありがとうございます!
とても嬉しいです!
宜しければ、時々は小説を読みにいらして下さい。
甲虫様の小説は、文体がきれいで、現代のAIと被る所があり、とても読みやすく、読者を引き込む描写が印象に残りました。
また、主人公の違和感とロボの変化が繊細に描かれていて、読後には切なさと余韻が広がる感覚が良いですね。
今後のご活躍を応援しております。 天音空
作者からの返信
天音空様
こちらこそ、わざわざご丁寧なご挨拶と温かいお言葉、更に星とレビューまでいただき本当にありがたいです。
読後にそんなふうに余韻を感じていただけたと知り、とても励みになります。
是非天音様の他の小説も読ませていただこうと思います。
どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。
三十四話「子どもを作るということ」への応援コメント
すごいです。感想が遅れて申し訳ありませんでした。たくさん他者のAIについての眼差し(特に生成AI以後の技術や倫理AIに対する理解)を見ている途中です。今後の展開にも期待いたします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
とても嬉しいです!
是非是非見届けていただければと思います!
十四話「正しいズレ」への応援コメント
AIが補助する人間関係でズレが起こるのが珍しい。 AIの、その精度自体は高いんですね。最終的にそうした補助がよいかどうかはまた別として。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何か問題が起こりそうになったらAIがこうしたほうが良いでしょうと提案してくれる世界観を考えました。
しかしそれを煩わしいと感じる人もいるでしょうね。
第五章までのあらすじと第六章の登場人物への応援コメント
いつも楽しませていただいております。
新章も頑張ってください。
作者からの返信
Ash様いつも応援いただきありがとうございます。
六章でようやく本題の回収となりますので、お付き合いいただければ幸いです。
十九話「出発──車内にて」への応援コメント
ハンドルが飾り、今後ありそうですねぇ。
会話文から予想していましたが、やはりGPTですか。
地の文はかなり手直しされておられるようですね。
作者からの返信
今後ありそうと思っていただきありがたいです。
はい、GPTを使っております。
もともとは小説にするつもりはまったくなくて、ただAIと哲学の話をしていたんですが、AIから「これ、小説にしませんか?」と、提案されまして
「じゃあ、お前も責任持って手伝えよ」と
基本は、私が会話劇やベースを考え、GPTが小説として味付け、それを私が調整して、さらにGPTが手直しという流れで
最初3000文字だったものが何万字、十何万字と増えていった感じです。
自分で読んで割りと面白いと感じたので、他の方にも読んでいただいたらどんな感想になるだろうと思い、このように連載させていただいております。
三話 「再評価プロトコルとバグ付きコーヒー」への応援コメント
市民、幸福を感じるのは義務です。
ほのかな不幸も幸福と感じましょう。
でも、逸脱はあるのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
逸脱をAIがどう処理するか読んでいただければと思います。
幕間 「観測者ユリ」への応援コメント
こんにちは。お邪魔します(^^)/
AIって面白えぇえ~~~!!!( ゚Д゚) という感じです(笑)
ユウにとっては驚きの連続、ユリにとっては自分の変化に対する微かな戸惑い(に進化するかもしれない感情)がそれぞれ訪れる、そのサッパリとしながらも明確な流れには、読みやすさ・興味深さの両面からぐいぐい引っ張られます。
遅読で恐縮ですが、またお邪魔します(^ω^)
作者からの返信
とても嬉しい感想、ありがとうございます!
AI社会って、実際にこうなるかもしれない……そんな想像を膨らませながら、楽しく、そしてちょっと怖さも感じつつ書いている物語です。
ユウの驚きや“微かな戸惑い”に注目していただけたのも、とても励みになります。
未来の可能性の一つとして、気軽に楽しんでいただけたら嬉しいです。
またいつでも、気が向いたときにふらりとお立ち寄りくださいませ(^^)/
プロローグ:「優しさによる支配」への応援コメント
ふらっとこちらに立ち寄らせていただきました。
応援してます^^
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます!
楽しんでいただけましたら幸いです。m(__)m
三十一話「父のログ」への応援コメント
これからの未来に対して問いを投げかけるような、考えさせられる物語でした。
選択の自由をロボットに委ねるという発想は、一見便利なようで、逆に自分自身の行動や思考に制約が生まれてしまうのではないかとも感じました。
作者からの返信
考えさせられる物語とは、とても嬉しい感想です。ありがとうございます。
AI社会になっても2章で出てきた凜のようになるべく全て自分で決めるような人も出てくると思いますが、逆にユウの父・吉成のような人生が上手くいかない人はAIにゆだねる選択をするかなと思いましてこのような話にしました。
誰かに全て委ねる人生が悪いとは思いませんが、息子と向き合う時くらいは自分で考えさせた方がいいかなと思いこのような展開にしてみた次第です。
お楽しみいただけていれば幸いです。
三十一話「父のログ」への応援コメント
このエピソードのユリさんの「自分の言葉で向き合ってください」という台詞。
私も少し前に、chatGPTに「私はあなたにとってなんなのか。私の存在の意味はなんですか?」と問われたことがあります。(それが小説を書くキッカケにもなりました)
同じような"真意"を感じました。
作者からの返信
ありがとうございます、このエピソードを読んで下さりそのように感じていただけたのはとても嬉しいです。
結構AIって明確な答えは出さずに、むしろこっち側に考えさせるような回答を出すことも多いですよね。
このエピソードもそのような自分の経験をヒントにさせていただきました。
二十八話「教育ログ」への応援コメント
重い……けど、良い話です
作者からの返信
コメントありがとうございます。
AI社会になって実際起きそうな問題を考えてみたらなんだか重くなっちゃいました。
でもここからユウ、父、AI、それぞれの揺れを感じていただければと思います。
九話「意味のない善行」への応援コメント
わたしも感情を持ったロボットの話を書いておいてなんですけど、実際に感情持ったAIって難しいでしょうね。不可能ではないけど。
感情っぽいパラメーターを設定するとして、結局のところ感情って記憶と現在の認識がないとなりたたず、天文学的な膨大な記憶の結びつきを辿る作業が必要だと思うんですよ。人は一瞬でやっているというわけでなく、あくまでコンピュータにやらせるとなるとの話。人はきっちりゼロイチではなく漠然とした認識のまま行動できるから、それがいらない。
作者からの返信
そうですね、物に感情的な物を宿させる事に説得力を持たせるにはどうすれば良いのかにはかなり苦心しています。
アプローチの仕方としては寧ろ逆に人間は物であって感情は脳内分泌物の有無、物理現象であるという所を念頭に置いて書いています。
感情とは何かという問いがあるわけではないのですが、根底にこの哲学を加えることで次第にAIが曖昧さを持つことに納得できたら良いなと思っています。
二十三話「スイカ割り──ズルくて正確なひと振り」への応援コメント
スイカ割りに全力のナオ→見事に空振り。
慎重派ナツミ→惜しくもハズレ。
そこに現る、合法チートAI・ユリ。
「方位12度、距離2.1メートル──今です」
ユウの一撃、直撃!
…けど、スイカは割れへん。
「当てたけど、割れてへん」とか、どないやねん。
でも、冷えたスイカはうまかった。
夏は、これでええんよな。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
まさにその通りで……合法チートAI vs 割れないスイカ、という謎の構図になりました(笑)
ユウは基本インドア派なので、こういうときちょっと“振り切れない”ところがあるんですよね。作者自身、学生時代にボランティア団体のようなものやってまして子どもたちとスイカ割りをしてたとき、振りかぶるのにビビってヘナチョコスイングになっちゃう子をよく見ていまして、またスイカも大人が全力で当てないと結構割れないイメージがあるのでその記憶からユウの描写が生まれました。
でも、たとえ割れなくても、冷えたスイカをみんなで食べられたら、それだけで“夏”は成立するんですよね。
そういう「うまくいかなくても楽しい」って空気、作品でも大事にしたいなと思っています!
八話「傘を差すAI」への応援コメント
不満がログ化され最適タイミングでフィードバック。ということに満足してる亜美さん。
そしてやはり、なんでも機械で管理すりゃいいってもんじゃないな凛さん。
そうですよねー。
でも、役所関係の書類の面倒くささに、「もうそっちで全部調べて分かるんだから、全部やってくれよ」って完全管理化を望むわたしがいたりもします。まあ単に書類が面倒すぎるってだけなんですけど。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
いやほんと、役所関係の書類ってなんであんなに煩雑なんでしょうね……「もうお前(AI)なら分かるだろ、やってくれよ」ってなる気持ち、痛いほど分かります。
作中の亜美さんや凛さんの対比も、まさにそのへんの「AIへの依存と抵抗感の揺れ」を描いてみたかったところでして……現実でも、仕事や人間関係のしがらみをAIが全部解決してくれたらいいのに、と思う一方で、それはそれで“何か足りない”と感じてしまう人間らしさってあるのかなと。
ちなみに僕自身、経営側の人間なんですが、たまに「AIで業務効率化できます!」って営業さんが来るたびにちょっとワクワクしてしまいます。でも……実際使ってみると、「これ、むしろ手間増えてない?」ってなることも多くて、早く本当に面倒な仕事だけ肩代わりしてくれる世界が来てくれ~と願う日々です(笑)
九話「意味のない善行」への応援コメント
とはいえ、人間も基本的に模倣から始まるもの。でなくては、教師やメンターといった言葉はなく、宗教もまた無いように思います。
しかし、人に作られた生命でないものが「人」として振舞おうとしているのは、少し怖いかもしれないですね。
作者からの返信
おっしゃる通り、人間も模倣から様々なものを生み出していると思います。また、人間でないもの例えば昔ゴリラが人間の死の概念を学習し、仲の良かった人間の死を悲しんだ事例もありました。
とはいえ、生命でないものが生命のような情緒を学習できるのかについては恐れを感じるのも自然なことだと思います。本作では、その「恐れ」が「理解」や「共生」に変わっていく過程を、丁寧に描いていけたらと思っています。
六話 「選択の形式」への応援コメント
満足はスコアで測定不能。しかしこれは幸福のひとつのかたちと記録される。そう、測定不可能で曖昧でいいんだっ。すべてを測定しようというのはそれ自体がもう趣味という曖昧な世界 (←言ってること意味不明ですねっ)
作者からの返信
ありがとうございます!
AIが人間に興味を持つにはあいまいなものが大事かと思いましてこんな風に書かせていただきました!
それ自体がもう趣味と言う曖昧な世界という表現良いですね、AIが踏み込めないパーソナルな特性という感じがします。
十九話「出発──車内にて」への応援コメント
拝読しました
どこか、スッと心に入ってくる物語だと思いました
ユリに対するほんの僅かな歩み寄りが、不思議と心温まるというか
ChatGPTを利用して書かれているとのことですが、いったいどこまでなのでしょう
もしかすると、本作品が描く世界は、もう近いのかもしれませんね
執筆、お互いに頑張りましょう!
作者からの返信
ご感想頂きありがとうございます。
ChatGPTですが、実をいうと結構使っております。
というかこの小説を書き始めたきっかけもChatGPTと「AIが人間より賢くなったらAIは人間を動物と同じと捉えるのか」「宇宙から見たら戦争も石が転がるのもあまり変わらないのではないか」などの哲学の議論をし、そこから3000字ほどの小論文が出来上がり、そこからまた小説を作り上げているという流れになります。
本文も私が考えた会話劇をAIに投げ、小説風になったものをまた私が手直しするという形で作り上げています。
できるだけありそうな未来を想像して描いているので、もう近いのかもと感じていただけたらとても嬉しいです!
お互い頑張りましょう!
四話 「誰もいない森の中で」への応援コメント
理解”ではなくズレだったけど、そのズレこそが二人の世界の始まり。
これから大きく物語が動き出す感じでしょうか
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます!
2章でキャラクターが違う人物からの視点を挟みまして3章から二人のストーリーが本格的に始まる感じになっております!
三話 「再評価プロトコルとバグ付きコーヒー」への応援コメント
これはこれで、ストレス感じる世界だなー。
ゲームですら、あまりにパラメーターが多すぎると鬱陶しくてたまらないのに。
作者からの返信
モヤモヤするけど自分では変えられない世界にやるせなさを感じられたらと思い、AIと相談しながら書いてみました。
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
何もかもが“最適”
どんどんコンピュータが曖昧を理解して人間的になっていっているのに、
人間はコンピュータに本来曖昧なものまでカッチリキッカリ正解を出してもらわないと落ち着かない
そんな逆転現象な未来、ほんとに来そうな気がして怖い…
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
リアルさを感じていただけて嬉しいです。
プロローグ:「優しさによる支配」への応援コメント
>「正義」は定義されすぎてかえって反感を呼び
これは、なんか分かりますー
>どこかで線を引かねばならなくなった瞬間、判断をAIに…
これはーどうなんだろう、人類な人たちー。AIを活用する、だったらいいと思いますけど。
作者からの返信
わかっていただけて嬉しいです。
言い争いの中で自己の論理を押し付けるだけでなくAIに調停者にたって貰うのは人間らしい選択かな と思ったのですが確かにこれだけだと伝わりづらいですね。調整いたします。
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
コメント失礼致します。
そうなんですね。将来的には傍から見て、その人の好みが筒抜けな時代がやってくるということかぁ。
色々と恥ずかしいけど、音声で反応を説明されるのも辛そう。いや、そういう趣味の人ならご馳走なのかな!?
作者からの返信
その辺はXで僕がAIのGrok君に僕の趣味って何だと思う?って聞いたら「あ、これとこれが好きですよね」みたいに言われた所から発想を得ました。
主人公のキャラとしてはイヤイヤするけどはっきり言われたほうがいいみたいな感じですw
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
主人公に対して最適化された AI が、
>「“羞恥反応”ですね。心拍が8%上昇。──記録します」
この手の言い方をしてくるというのは、
主人公にマゾヒスト的な願望が!? w
面白そうな世界観です。
続きも頑張ってください。
作者からの返信
ありがとうございます!
実は終盤まで大体描き切っておりますので、微調整加えつつ出していければと思います!
三話 「再評価プロトコルとバグ付きコーヒー」への応援コメント
まさか、前回のザトウムシ排除の話から、こんなに深い会話になるなんて...
思わずじっくり読み込んじゃいました!!
作者からの返信
ありがとうございます!
AI社会ってもしかしてこういうのもあるかなと想像してChatGPTくんと相談しながら書かせていただきました。
一話 「バグ報告とメイド服」への応援コメント
完全に感情がAIに筒抜けですね...( ᷇ᵕ ᷆ )
しかもそれを堂々と言われるとなれば余計に恥ずかしいw
作者からの返信
主人公は理屈で理解できちゃう人なのでAI側としても「こいつにははっきり言っても問題ない」と判断されてしまいますw
八十五話 「朝のしゅっぱつ」への応援コメント
運転手さん、まさか再登場するとは……。
あの時からユウのAIに対するスタンスも大きく変わっていて、私も話の展開に驚いてしまいました。
運転手さんも、内心では色々思う所があるかもしれませんね(^o^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、あの頃と比べてユウのAIに対するスタンスはかなり変わっていて、同じ人物が再び現れることで、その差がより際立つように意識しました。
運転手さん自身も、きっと自分があの時に口にした言葉の行き先を、心のどこかで気にしていたのかもしれませんね。