第29話 香澄と凛子㉙
次は、彼女が歌うことになりました。
私は、彼女の歌う姿を見たくて、彼女の方を向いたのだが、その瞬間、彼女は、私の方を向き、私の唇を奪ったのです。
突然のことで、驚いた私は、ただ呆然と彼女の行動を見ていることしかできませんでした。
やがて、彼女は、私から離れ、微笑みかけました。
その表情があまりにも可愛らしくて、つい見惚れてしまいました。
彼女は、歌い始めたのだが、その歌声はとても美しく、聴いているだけで心が癒されました。
そんな彼女の姿を見ていると、何だか嬉しくなってきました。
そして、最後の曲は、私達でデュエットすることに決めた。
私は、彼女と向かい合い、手を繋ぎながら、歌い始めた。
最後は、彼女が私の頬にキスをして、曲が終わった。
それから、しばらくの間、私達は、カラオケルームで過ごしていましたが、
やがて、閉店時間となり、私達は、カラオケルームを後にしました。
私達は、帰り道にある公園に立ち寄ることにした。
そこで、私達は、ブランコに乗って遊び始めました。
最初は、普通に遊んでいたのですが、やがて、彼女が私に抱きついてきて、キスをしてきたのです。
突然のことで驚いたのですが、すぐに受け入れて、私も彼女の唇を求めました。
そして、長い時間キスを交わし続けました。
ようやく唇を離すと、彼女の唇は唾液で濡れており、それがとても妖艶に見えました。
それから私達は、ブランコを降りた後、再び手を繋いで歩き出しました。
帰り道の途中でスーパーに寄って食材を買い込んだ後、家に戻りました。
そして夕食の準備を始めたのです。
今日のメニューはハンバーグを作ることにしましたが、材料を切っているうちに手が滑ってしまってしまい包丁を落としてしまったのです。
幸いにも傷はつかなかったものの、かなり大きな音が響いてしまったので慌ててキッチンに向かいますと彼女が心配そうに私を見つめてきました。
私は彼女に心配させないように笑顔で大丈夫と言って安心させてあげましたけど、内心はかなり動揺していたんです。
だって、私は刃物を使う時には必ず気をつけろって母によく注意されていたんですから。
幸いにもまだ今の時点では取り返しが付く状態なのですが、もしかするとこれから先もっと危険な事態が起こるかもしれないじゃないですか?
そうなったらどうしよう……そんなことを考えたら手が震えてきそうです。
とにかくまずは落ち着いて深呼吸をすると心を落ち着けることにしました。
そして、気を落ち着かせることができたら再び包丁を握ってゆっくりと刻んでいき、
まな板の上で切り終えて全ての材料を切り終わったら、今度はフライパンを用意して油を引いてハンバーグを焼いていきます。
ジューと焼ける音が耳に心地よくてとても癒されますし、何よりこの音が料理の楽しさを感じさせてくれるんです。
焼き上がったハンバーグをお皿に移し替えて完成です!
早速食べてみると口の中に広がる肉汁とソースの相性が抜群で、とても美味しく出来上がっていて思わず感動してしまいました。
その後も食事を終えた後は後片付けをしてお風呂に入りましたけど、お風呂上がりの彼女の姿もまた可愛くて見惚れてしまいそうでした。
一緒にテレビを見て過ごしましたが、ふと彼女が私の肩に頭を乗せてきたのです。
その行動にドキッとしてしまいましたが、平静を装って会話を続けました。
それから、彼女は、突然私の唇を奪ったのです。
そして、そのまま押し倒されて、激しい口づけを交わしました。
その行為があまりにも幸せすぎて、頭がボーっとしてしまったのです。
しばらくの間、私達は、お互いの舌を絡め合い、唾液を交換し合い、お互いの唾液を飲み合いました。
やがて、唇を離すと、そこには銀色の糸が引かれており、それが、とても美しく感じられました。
それから、私達は、何度もキスを交わしましたが、それでもお互いに満足することはなく、さらに激しく、濃厚な口づけを交わしていきました。
やっと唇を離した時にはお互いの口元からは、唾液が糸を引いていました。
それを見て、恥ずかしくなってしまい、顔を赤く染めてしまったのですが、それでも彼女は笑顔で見つめてくれたので安心しました。
そんな私を見て彼女はくすっと笑いながら、私の頬にキスをして、微笑んでくれたのです。
彼女の姿を見ていると、何だか胸がキュンとしてしまい、思わず抱きしめてしまったんです。
そして、そのまま何度も唇を重ね合いました。
「んっ、んっ、んっ、ぷはっ」
唇を離した時、二人の唾液が混ざり合った糸が出来ていました。
その光景を見て興奮してしまったのか、彼女は私の首筋にキスを落とすと、そのまま、私の鎖骨を舐め回すように舌を這わせてきた。
くすぐったいような、気持ちいいような感覚に襲われる。
「ねぇ、香澄、キスしたらどんな気持ちになった?」
そう尋ねると、彼女は、少し戸惑っていたが、やがて、小さな声で答えた。
それは、とても可愛らしい声で、私の心をドキドキさせた。
「う、嬉しいよ、凛子とキス出来て、すごく幸せだよ」
そう言うと、彼女は、恥ずかしそうに俯いてしまった。
そんな彼女が愛おしくて、思わず抱きしめてあげたくなり、彼女を強く抱きしめた。
そうすると、彼女は、私の胸に顔を埋めて、甘えるように擦り寄ってきた。
その仕草があまりにも可愛らしくて、私は、彼女の頭を優しく撫でてあげた。
「香澄、好きだよ、愛してる」
そう言って、彼女は、再び私にキスをしてきた。
今度は、先ほどよりもさらに激しく、そして濃厚なものとなった。
私は、彼女の舌を受け入れ、自分からも絡めていく。
そして、お互いの唾液を交換し合った後、ようやく解放された。
私達は、その後も何度もキスを交わし、お互いの愛を確かめ合った。
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