異世界を100倍楽しむ短編集 残念な女神様や努力が報われない勇者そして少し面白い魔王の日常を集めました。
南悠
第1話 女神たち
大神様は悩んでいた。
各世界の女神達を見ていると、何故かタメ息が出てきてしまう。
自由奔放な女神達。
神テレビにかぶり付いて日長見ている女神。
イチオシの勇者に夢中な女神。
召喚された勇者に、上手く丸め込まれる女神。
世界の状況にアタフタしている女神。
自分の造った世界をうっとりと見ている女神。
そんな痛い女神達の現状に、そして世界の将来に、ただ、タメ息が溢れてしまう。
大神様は、決心した。
今地球で流行っているAIに希望を託そうと。
理想のAI女神を育成して世界を委そうと。
大量のAIが、起用された。
ただ、日常的な基本動作だけを記憶させる為に、各女神に通達して、教育まかせたのが、間違っいの始まりだった。・・・気付くのが遅すぎた。
そもそも、女神達の基本動作自体が、間違っており、それを教わった各地のAI女神は、痛いAI女神として誕生する事となる。
そして、世界は痛い女神が倍に増えただけだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます