ガラス

ガラスを見て美しいと思える人は良い。

そのガラスの美しさに手を伸ばして破ってしまった者も良い。しっかり腕を止血してきっと生きてゆける。中にはガラス屋の主人まで儲けさせてやる人もある。

けれど散らばったガラスと血だらけの手を見て芸術論を吹っ掛ける様になればこれは不味い。終いにはガラスに顔から突っ込み動脈をも切り裂こうとする輩もあるだろう。きっと碌な死に方が出来ないかもしれない。


これは人生観の話ではない。ただの自虐と言い訳である。

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