雨はきっと上がるから

雨が嫌いだと語る主人公と妹の掛け合いからの思わぬ展開にハッとさせられたかと思いきやそういう結末に行くかとなって、この方の得意分野である感情のジェットコースターがしっかりと表れていたなと思う作品。単純なテーマと思われがちな雨をしっかりと使って読者を楽しませる内容は一読の価値あり。皆さんにも是非読んでほしい一作です。