選択

佐藤理恵

第1話・選択

私は、30歳で結婚した。

お見合い結婚だった。

結婚自体と言うか男の人に全く興味が無く、そんな事より趣味を楽しむ時間で一日が終わっていたから、別に、彼氏が欲しいなど思った事は無く

友達止まりで良かった。

友達の関係上でお互い認めた状態での男女関係になる事も、別に私にとっては自然の法則で、何にも問題なかった。


私の周囲では”彼氏が出来た””結婚する””子供が出来た””新居建てた”のお知らせばかりで、嫌気がさしていた。


そんな頃、父親から「見合いも一つの出会いだから、変な事は無いよ」と

提案された。


彼氏が出来たとしても、たとえその相手と結婚する事に成るとしたら、両家に挨拶をしに行かなければいけないという難関な壁が私の前に建てられるのであれば、それを省くという事も込みでお見合いは、【近道】と簡単に考えたこと自体が、間違いであったという事を相手と籍を入れてから知る事になる。


人間と言うモノは、簡単にヒトをダマす事は出来、人をどん底まで落とす事などたやすくしてやがるヤカラがいる事も籍を入れてから知る事になる。


友達と言う関係なら人間運は良い方だと周囲の人たちにも言われるほど良いのだが・・・彼氏、婚約者となると男運が一気に悪くなる。

私と付き合う男性は全員と言っても良いほど、壊してしまう傾向があるらしい。

元は良くても、ダメ男にしてしまい別れる事に成るか、ストーカーに変身する。

未だに、その原因が分からない。


結婚したヤツも、自分で自分の首を絞めて自殺をした。


彼が私と結婚した理由

①世間体

②教会で式を挙げたかった(お願いすれば聞いてくれる人)

(自分の兄姉弟たちも教会で挙げていて、憧れていた)

③結婚後、遊んで暮らせる

④世間体の為に離婚はしない(どんな状況になっても)

⑤子供は、1人・名前は昔から決めている名前にする事。


その中には、私の存在はゼロだった。


私の憧れは、昔からのやり方と披露宴のセット。

時間だけが過ぎていき、お見合いの時の仲人さんたちと周囲の大人たちに

意味の分からない言葉を並べられて、何故か私の希望は儚くも崩れ去った。


自分の思うようになった彼の顔に微笑みを感じ取った私は、怒りににも似た感情の中で私の頭の中で殴り殺した。


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選択 佐藤理恵 @snow9-rm216

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