このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(93文字)
過剰に怖がらせようとしていないのに、足元から冷たいものが這い上がってくるような感覚を覚える作品でした。配信者という現代的なモチーフが、得体の知れない恐ろしさを浮かび上がらせている装置として秀逸ですね。台詞回しが舞台のようで、小説としても面白かったですが、演劇としてステージで見てみたいなと思いました。