15/境界線
コハルが僕の部屋に遊びに来たのは、それからしばらく経ってからのことだった。初めて、他人が僕の世界――僕の部屋という、外界から隔絶された空間――に足を踏み入れた。少し緊張したが、コハルは部屋に置いてあるもの一つ一つに目を輝かせ、僕の奇妙なコレクションにも純粋な興味を示した。部屋の空気の感触だけでなく、彼女が持ち込んだ明るい気配や、微かな香りが、いつもの部屋とは違う雰囲気を生み出していた。
特に彼女は僕の触感図鑑に夢中になった。数十冊にもなる分厚いノートの束が、本棚の一角を占めて並んでいるのを見て、「わぁ、すごい! これ全部センくんが作ったの?」と目を丸くした。その声が、狭い部屋の中で大きく響いた。僕は頷き、古い巻をいくつか手渡した。
コハルは、ソファに座り、熱心に図鑑を読み始めた。ページに貼られた様々な『標本』に触れ、そこに添えられた僕の簡潔な記述を声に出して読んだ。古い石のザラザラ、枯れ葉のカサカサ、鳥の羽根のフワフワ。彼女はそれを一つ一つ、面白そうに確かめる。その真剣な横顔を見ていると、彼女が僕の世界を、ただ面白がるだけでなく、深く理解しようとしてくれているように感じられた。
コハルの肌に関する記述が含まれた巻は、彼女には見せていない。それは、僕にとって最も特別で、最も隠しておきたいページだった。
僕は、そんなコハルを、少し離れた場所から眺めていた。楽しそうに図鑑をめくる、彼女の横顔。窓からの光が、彼女の頬を照らしている。時々、小さく感嘆の声をもらす。彼女が僕の世界を「面白い」と言ってくれること、そして、僕の最も大切なコレクションに、これほど純粋な興味を示してくれることが、僕の心を密かに満たした。
(……いやがらなかったよな)
ふと、図書館での出来事が脳裏に蘇った。あの時、僕はコハルの太腿に、つい、てのひらで触れてしまった。驚いたけれど、彼女は嫌がるそぶりを見せなかった。「え、なあに? どうかしたの?」と、ただ不思議そうに言っただけだった。いや、本当にただ不思議そうだっただろうか? あの時の彼女の瞳の奥には、何か別の感情も隠れていたのではないか?
あの時の、コハルの太腿の感触。温かくて、柔らかくて、どこまでも滑らかで…まるで、僕がずっと探していた『究極の触感』が、そこに具現化されたかのようだった。
そして今、コハルはすぐそこにいる。ソファに座り、スカートからのびる白い太腿が、僕の視界に入った。部屋の薄暗さの中でも、その白さは際立って見えた。
感触が気になった。
唐突に、そして抗いがたい衝動が湧き上がる。それは、図書館の時よりも、もっと明確な意思を伴っていた。彼女の肌の、あの特別な触感を、もう一度、確かめたい。知りたい。それは、性的な欲望とは違う。ただ、僕の触覚が、彼女の肌という、あまりにも魅力的で、僕の世界を豊かにする情報源に、強く惹きつけられているのだ。コハルという存在そのものが、僕の触覚を刺激し、僕の世界を特別なものに変えつつあるから。
ソファの隣、コハルのすぐそばに腰掛けた。コハルは、図鑑から顔を上げ、僕を見た。ちょっと不思議そうな、でもいつもの明るい笑顔だった。その笑顔が、やけに近くに見えた。
僕は、迷いを振り切るように、そっと手を伸ばした。コハルの、スカートからのびる白い太腿に。
てのひらを、優しく置いた。
触れた。意図的に。
その瞬間、僕の脳内で、触感が言葉になって、奔流のように駆け巡った。周りの音も光も、再び意識から遠ざかる。
『コハルの太腿。温かい。生命の熱。柔らかい。抵抗なく指を迎え入れる深み。滑らか。完全な滑らかさ。空気そのものに触れているかのような摩擦のなさ。表面に、ごく微かに感じる、脈打つような振動。生きている。瑞々しい。僕の視覚が捉えられない、完璧な肌理(キメ)』
指先がそれを読み取る。これは、ただの肌ではない。コハルの肌だ。僕の世界を塗り替える、究極の触感。快感。探求心。そして、罪悪感の微かな芽生え。
言葉にならないほどの、強烈な情報だった。脳が、その触感を、ありとあらゆる形容詞と概念で捉えようとする。これは、僕の触感図鑑において、最も重要な発見だ。
「え、なあに? 今日はどうしたの?」
コハルは、僕が触れたことにすぐに気付いた。図鑑から顔を上げ、僕の顔を見つめた。不思議そうな、でも嫌がる様子は微塵もない。彼女の瞳には、怯えも、嫌悪も映っていない。ただ、どうして僕がそんなことをしたんだろう、という純粋な疑問だけがあった。いや、純粋な疑問だけではないかもしれない。何かを確かめようとするような、探るような色も、そこにはあった。その純粋な瞳が、僕の罪悪感を刺激した。
僕は、慌てて手を離そうとした、その時。
コハルは、僕の手が離れるよりも早く、ふと、何か思いついたように目を丸くした。そして、僕の顔をじっと見つめて、無邪気な、しかし僕にとってはあまりにも核心を突いた言葉を口にした。
「ひょっとしてセンくん……」
僕は、ドキリ、とした。何を言われるのだろう。僕の考えていることが、彼女に伝わってしまったのだろうか? あの、触りたい、という気持ちが……?
コハルは、ほんの少しだけ間を置いて、続けた。
「ふとももがすきなの?」
その言葉を聞いた瞬間、僕の心臓は大きく跳ね上がった。
「……え?」
僕は、声にならない声を上げた。
コハルは、僕の反応を見て、少し得意げな顔をした。そして、付け加えるように、ぽつりと言った。
「でもダメなんだよ? 勝手に女の子に触ったら」
その言葉を聞いた時、僕は一瞬、全身の血の気が引くのを感じた。コハルに、僕の行為が「ダメなこと」だと指摘された。やはり嫌がられたのだろうか? 僕の密かな欲望が、彼女に気付かれてしまったのだろうか?
けれど、コハルの顔を見た。彼女は、僕の手を払いのけることもなく、嫌な顔をしているわけでもない。ただ、一般的なルールとして、その言葉を口にしただけ、という様子だった。まるで、「信号は赤になったら渡っちゃダメなんだよ」と言う時と同じような、無邪気で、感情の伴わない響きだった。その声の調子は、僕の罪悪感を少しも理解していないことを示していた。
(……僕の行為を、個人的に咎めているわけではない)
そのことに気付き、僕は安堵した。彼女は、僕の内心の衝動や、その行為に隠された特別な意味には、全く気付いていないのだ。ただ、僕が女の子の太腿に触れた、という行動を、客観的な『勝手に女の子に触る』という行為として捉え、それが一般的には「ダメなこと」だと、純粋に僕に伝えてくれただけなのだ。
しかし、その安堵とは裏腹に、僕の心は別の種類の波紋に揺さぶられた。コハルのこの無邪気で、客観的な言葉は、僕自身の行為が、客観的に見てどれほど異常で、「ダメなこと」なのかを、図らずも突きつけたからだ。彼女は悪気なく一般論を口にしただけなのに、それは僕の心に深く突き刺さった。そして、彼女が僕に抱いている純粋な好意と、僕のこの歪んだ『触れたい』という欲求の間の、埋めようのない隔たりを、改めて突きつけられた気がした。
僕は、何も答えることができなかった。ただ、目の前で触感図鑑を抱え、僕に純粋な好奇心と好意を向けているコハルを見つめることしかできなかった。彼女の無邪気な瞳の中に、僕の抱える罪悪感や、触覚への執着が映ることは、決してなかった。その瞳の、僕には分からない色が、僕たちの間の距離を表しているようだった。
僕の触感図鑑の、最も秘密のページ。そこに記された『コハルの太腿』の触感は、僕の心の中で、単なる感触ではなく、コハルという存在そのものへの、抗いがたい、そして危険な惹かれ方の象徴となり始めていた。そして、コハルの無邪気な言葉は、その『危うさ』を、僕に突きつける楔となった。
コハルは、僕の顔が熱くなっていることにも気付かず、図鑑から顔を上げ、僕を不思議そうに見つめている。彼女は、僕の行動を「ふとももが好き」という、奇妙な趣味の一環として捉えている。
何も言えずに立ち尽くす僕を見て、コハルは少し心配そうな顔をした。その表情の変化が、僕にも分かった。
その時、僕の口から、思ってもみなかった言葉が漏れた。それは、理性が判断するよりも早く、僕の触覚への衝動が引き起こした、ほとんど反射的な言葉だった。
「……じゃあ……すこしだけ、触っていい?」
自分で何を言っているのか分からなかった。コハルに触れることの許可を求めている? 自分の衝動を、彼女に打ち明けている? いや、違う。それは、彼女のあの素晴らしい触感を、もう少しだけ感じたい、という、僕の触覚からの、切なる願いが、言葉になっただけだ。
コハルは、僕の突然の言葉に目を丸くした。
僕の視線は、彼女のスカートから覗く、白い太腿に釘付けになっていた。コハルも、僕の視線に気付き、自分の太腿を見た。
少しの沈黙が流れた。僕たちの間の、張り詰めた沈黙。部屋の中の空気の感触が変わったように感じた。
コハルは、僕の顔と、自分の太腿を交互に見比べた。彼女の顔に、少しだけ戸惑いの色が浮かんだ。それは、僕の奇妙な要求に対する戸惑いと、僕の真剣な眼差しに対する、何か別の感情が混じったような色だった。でも、嫌悪感や、怯えはない。そして、やがて、ふっと何かを閃いたような顔になった。
「んー?」
彼女は、少しだけ考えているような仕草を見せた後、やがて、僕の顔を見て、少しだけ頬を赤らめながら、いつもの無邪気な笑顔に戻った。
「別に、いいけど」
僕の心臓が跳ね上がった。いい、と言った? 触ってもいいと? 戸惑いながらも、彼女は僕を受け入れてくれたのか?
「……図鑑に書きたいんでしょ?」
コハルは、僕が触る理由を、僕の触感図鑑と結びつけて解釈したらしい。なるほど、そうか。僕が色々なものの触感を調べて、図鑑に書いていることを、彼女は知っている。だから、僕が自分の太腿に触りたいと言った理由も、その「触感」を調べて図鑑に書きたいからだ、と。たしかに、図鑑に書きたい、というのも、完全な間違いではない。
その無邪気な解釈に、僕は少しだけ救われたような気がした。彼女は、僕の内心の複雑な感情や、コハルの肌への執着には、全く気付いていない。いや、もしかしたら、気づかないフリをしてくれているのかもしれない。僕の行為を、単なる『センくんの面白い調べ物』の一環として受け止めてくれているのだ。
「まあ……」
僕は、曖昧な返事しかできなかった。図鑑に書くのか? そうだ。この感触は、間違いなく図鑑に記されるべきだ。
コハルは、僕の曖昧な返事を気にせず、再びにこっと笑った。そして、図鑑に目を戻した。彼女は、もう僕が太腿に触れることを、許可したらしい。
僕の手は、まだ微かに震えている。罪悪感と、期待。恐れと、抗いがたい探求心。それらが、僕の心の中で混ざり合う。
目の前には、コハルの白い太腿。そして、彼女から得られた、触れることへの複雑な感情の混じった、しかし確かな許可。
(……触っていいんだ……)
脳内で言葉が、もう一度鮮やかに蘇る。
『コハルの太腿。温かく、柔らかい。滑らかさは、生まれたての羽、光そのもの』
(……じゃあ……すこし、触っていい?)
(別に、いいけど)
コハルの無邪気な許可。僕の突飛な言葉を、僕の触感図鑑への探求心に結びつけて解釈した彼女の、純粋な反応。その許可を得てしまったという事実に、僕の心臓はまだ大きく脈打っていた。
僕は、ソファの隣に座り直したまま、ゆっくりと、しかし確かな意思を持って、コハルのスカートから覗く白い太腿へと手を伸ばした。罪悪感も、恐れも、一瞬だけ遠のいたようだった。今はただ、目の前の、あの抗いがたい触感を、深く知りたいという探求心だけが僕を支配していた。
僕の指先が、再びコハルの肌に触れた。
てのひら全体を、その白い太腿に、そっと乗せる。
温かい。指先から、手のひら全体へ、じんわりと広がる温かさ。それは、公園のベンチで隣に座った時に感じた、空気を通して伝わる温かさとは全く違う。直接触れることでしか得られない、生命そのものの熱。
そして、滑らかさ。
『コハルの太腿。肌。温かい。柔らかさ、限界を超える。絹の比ではない。温められたミルクのように滑らかで、柔らかい。生まれたての赤子の肌、あるいは、夢の中の感触。滑らかさ、一切の抵抗がない。摩擦が皆無。触れているのに、触れていないかのよう。光に触れたら、こんな感触がするのだろうか。あまりにも完璧で、指先が、その滑らかさに溶け込んでしまいそうになる』
僕の触覚は、その瞬間、脳内であらゆる言葉を生み出した。それは、まるで未知の言語を習得するかのような、知的な興奮を伴う快感だった。僕の触感図鑑において、これほどの情報密度を持つ触感は、かつて存在しなかった。
僕は、てのひらを、コハルの太腿の上で、ゆっくりと、優しく滑らせた。上へ、下へ。皮膚の、微かな伸び縮みを感じる。その下の、柔らかい肉の感触。まるで、温かいゼリーのような、しかし確かな弾力を持つ感触。
『コハルの太腿。肌。撫でる。薄い皮膚。その下の柔らかさ。弾力。血管が脈打つ微かな振動。生命の輝きが触感として伝わる。完璧な滑らかさの中の、微細な起伏』
僕の視覚が捉えられない肌理(キメ)を、指先が正確に読み取る。それは、規則的で、美しいパターン。数学的な美しさを持つ触感。
コハルは、僕が自分の太腿を撫でているにも関わらず、嫌がるそぶりを見せなかった。ただ、ソファに座ったまま、僕の顔を見上げている。その瞳が、僕の行動を静かに見守っている。実際僕は今、真面目な顔のまま彼女の太腿を撫でている。彼女は、僕が「図鑑に書く」ために、真剣に触感を調べている、と解釈しているのだろう。その無邪気さが、僕の行為を、単なる奇妙な調べ物として受け止めることを可能にしていた。あるいは、彼女自身も、僕のこの真剣な探求に、何か特別な意味を感じ始めているのかもしれない。
僕の探求心は、止まらなかった。撫でるだけでは、知り尽くせない。もっと深く、この『触感』の全てを知りたい。
僕は、てのひらを、コハルの太腿に置いたまま、優しく、ぐっと、掴んでみた。
ふにゅ、と。柔らかく、抵抗なく指が肌に沈み込む感触。そして、その指の形を受け入れた後、ゆっくりと、しかし確かな力で押し返してくる弾力。
『コハルの太腿。掴む。柔らかさ、驚異的。指が深部へ沈む。しかし、その奥に感じる確かな骨の存在。幼い肉。筋肉の柔らかい弾力。生きた体の形状を触覚で認識する。太腿という部位の形状。丸み。膨らみ。それは、これまで僕が触れてきた、あらゆる「物」の形状とは異なる。生命の、柔らかく、しかし確かな形』
掴んだ指先に伝わる、コハルの太腿の感触。それは、撫でるだけでは分からなかった、深部の情報だった。外側の完璧な滑らかさと、内側の柔らかさ、弾力、そして骨の固さ。それらが組み合わさって生まれる、コハルの体の触感。
僕は、まるで貴重な鉱物を採掘するかのように、その感触に没入していた。コハルが目の前にいること。彼女が僕の太腿に触れられていること。その事実すら、一瞬忘れそうになるほど、僕は触感そのものに集中していた。静かで、張り詰めた、僕だけの世界が広がっていた。部屋の他の物音も、光も、完全に意識の外にあった。
その時だった。
「ちょっ、センくん、くすぐったいよー!」
コハルの、弾けるような笑い声が響いた。その声が、僕の集中を打ち破り、現実の音として耳に飛び込んできた。彼女は、僕が太腿を掴んだ感触が、くすぐったかったらしい。僕の手を払いのけるわけでもなく、ただ純粋に面白がって、クスクスと笑い出した。その笑い声には、緊張が解けたような響きも混じっていた。
コハルの明るい笑い声が、張り詰めていた僕の意識を一気に現実へ引き戻した。まるで、濃厚な霧が、一瞬で晴れていくように。僕が勝手に感じていた、あの静かで特別な雰囲気は、彼女の無邪気な声によって、あっという間に霧散した。
僕は、ハッと我に返った。自分の手が、コハルの太腿にある。そして、コハルは、僕の行動を「くすぐったい」と、子供らしい反応で受け止めている。そこには、僕が内心で感じていたような、特別な感情や、罪悪感や、探求の熱狂など、微塵も存在しない。いや、本当にそうだろうか? 彼女の笑顔の裏に、何か別の感情は隠されていないだろうか?
僕は、慌ててコハルの太腿から手を離した。顔が熱くなっているのを感じる。まるで、悪いことをしている最中に見つかってしまったかのような、居たたまれない気持ちだった。コハルは、まだ面白そうに笑っている。その笑顔が、僕の罪悪感をさらに深めた。
「ご、ごめん……」
僕の声は、上ずっていた。
僕の触覚は、確かにコハルの太腿の触感に没入していた。それは、僕にとって究極の探求であり、密かな快感だった。しかし、コハルにとって、それはただ「くすぐったい」感触でしかなかったのだ。僕と彼女の間には、僕が感じる世界の深淵と、彼女が感じている日常の表面の間に、埋めようのない隔たりがある。
コハルの無邪気な笑い声は、僕にとって、あの『触感』がどれほど僕自身の、偏執的な世界の中にだけ存在するものであるかを突きつける現実の響きだった。そして、あの「ダメなんだよ? 勝手に女の子に触ったら」という言葉も、やはり、彼女が僕の行為を個人的に問題視しているのではなく、一般的なルールとして認識しているに過ぎないことを、改めて思い知らされた。
僕は、いつもの、言葉少なで、少し不器用な自分に戻っていた。ソファの隣に座るコハルは、図鑑を抱え、まだ微かに笑いをこらえている。僕だけが、あの触感の衝撃と、それにまつわる複雑な感情を抱え、一人、現実の中で立ち尽くしているようだった。
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