応援コメント

第五話 予兆 -14-」への応援コメント

  • かなり過酷な人生を歩んできたようですね。
    救われなかったことを恨んでいるのに、いま救われることもはねつける。
    お名前、ウィルというんですね。
    クレストくんと向き合ってくれるでしょうか。

    >伝承も呼んできた
    誤字報告です

    作者からの返信

    ありがとうございます!誤字もさっそく修正しておきました。
    ここまでの男の人生は最底辺からのし上がってきたと呼ぶに相応しい悲惨なものでしたが、そんな彼の根底にあった「どうして自分は救われなかった」という慟哭に、世界と等価であるクレストの「フィリアを救いたい」という願いがクリティカルヒットしてしまった訳ですね。そりゃ逆鱗に触れます。

  • 獰猛な熊みたいなのに、心が傷ついているキャラを懐柔するのは大好きです!
    クレストはちょっと抜けた感じがなのに、圧倒的に優しく包み込む姿が魅力を感じます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    達観しているように見えるウィルですが、実のところ幼少期に負った心の傷をずっと抱え続けていたタイプなので、それすら包みこんで諦めに近い気持ちにさせて黙らさせてしまうにはあの圧倒的な光景をクレストが見せるしかなかったのです。こんなんが本気で動いてるならどうしようもねえ…みたいな。そんな感情でひとまず味方についてくれたウィルです。

  • 一歩違えばこちら側になっていたということですね。そりゃ、自分に誰も手を差し伸べてくれなかったのに目の前で最も欲していたものを与えられていたら感情の収拾がつかないです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    何かしら運命が違えば、自分がこの凄まじい力に守られて愛される存在だったかもしれない、あんな人生はなかったかもしれないという可能性自体がウィルにとっては耐え難いものだったんですよね。それ故に慟哭せざるを得なかったと。
    ただし直後にクレストが見せた光景は、そんな思いすら塗りつぶすほどに圧倒的だったようです。

  • 私はウィルみたいな子が性癖に刺さるといいますか。世界から見捨てられ、弾かれた存在が世界を恨み、復讐する、みたいな、そういうキャラクターが大好きなのです💕

    ウィルのなんで俺を助けてくれなかった!?と心から訴えるシーンは引き込まれすぎて電車を乗り過ごしました…!

    私も何人か近いキャラを作ったことがありますが、自分の心情を吐露するシーンは結構消耗したなぁ…なんてジーンとしてしまいます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    そこまで物語にのめり込んでいただけたというのは作者冥利に尽きます。
    ウィルがあそこまで慟哭に近い心情吐露をしたのは、クレストの存在が本当に絶対的なものなんだと実感し、だったらなんで自分にはそれが無かったんだと改めて絶望してしまったからでしょうね。
    理不尽な事を言っているのは自覚しつつ言わずにはいられない、みたいな。

  • 救われた者、報われなかった者。苦しみと恐怖の末、優しい世界で慈しまれ始めた少女と、いたぶられ見捨てられ飢えて死ぬほどの地獄を生き抜いてきた男。ウィルさんからすれば、フィリアちゃんみたいな救いがあったなんて、知りたくもなかったでしょうね。
    ですが、ようやく諦めてくれました。新しい生活の幕開けでしょうか。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    同じような時期を地獄の中で生き抜いてきたウィルにしてみれば、フィリアの現境遇は「そこに救いの手が差し伸べられた」という大きな違いがありますからね。しかも世界そのものとかいう反則みたいな奴から。だったら何で自分の時はしてくれなかったんだと怒りが湧いてくるのも仕方ないでしょう。

  • ようやく落ち着いて、協力してくれることになったのでしょうか。
    ウィルもなかなか辛い過去を抱えたキャラだなあと思いました。
    今後クレストたちとウィルがどう関わっていくのか楽しみにしています!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ウィルが出てきてようやく本格的に話が動いた感があります。
    裏の世界のプロであるウィルはそりゃもう辛酸を嘗め尽くしてきている分、なおさらフィリアの現状に思うところがあったのでしょうね。
    ここまで読んで頂いて嬉しいです。ぜひ今後もお付き合い頂ければ。