11.留学 - 雪貴 -



兄貴が他界して、

もろもろの時間を経て、

再び動き出した

俺たちの時間。




相変わらず、学校の授業の合間に

Ansyalのメンバーと共に

練習するスタジオ。



スタジオ練習をしている間も、

メンバー内で

『今すぐAnsyalを再結成しよう』っと

言い出す存在はいなかった。




何時か、託実さんが言ってたみたいに

メンバー皆、

俺の高校卒業を待ってくれてるみたいだった。



学院内。



可愛いのに、本人曰く自覚のない

ノー天気な天然唯ちゃんの周りには、

毎日のように、あの手、この手で

男子生徒たちが集まってる。



そんな唯ちゃんを見つけると、

胸が締め付けられる。




俺は毎日、

唯ちゃんに恋してる。



朝が来るたびに、

新しい唯ちゃんに恋してる。




病院に居た頃は

俺だけの唯ちゃんだったんだけどな。




生徒がライバルって言うのは、

まだ何とかなるんだ。




だけど俺のライバルは、

男子生徒だけじゃない。




講師陣の中にも、

唯ちゃんに猛烈にアプローチしてる

奴が何人か居て、

その度に、やきもきしてる。




『緋崎先生、今度一緒に

 映画行きませんか?』


『緋崎先生、東フィルのコンサートチケットが

 とれたんですよ。

 ご一緒に』


『帝国バレエのチケットが……』




今日も、唯ちゃんの周囲には

アプローチ講師陣の群れ。




イライラしながら

見つめる俺の肩を叩くやつ。




視線を向けると、

そこには音弥が姿を見せる。




「おはよ、雪貴。

 険しい顔してんじゃん。


 おぉ、古文の大谷懲りずに

 また唯ちゃんにアプローチしてんじゃん」



そう言って目の前の光景を覗きながら

楽しそうに吐き出す。



「音弥、嬉しそうに言うんじゃねぇって。

 唯ちゃんに、悪い虫ついたらどうすんだよ」


心配そうに、

じっと視線の先を見つめる俺。



「まっ、見とけって。

 大丈夫だから。


 唯ちゃん、マジ天然すぎて

 笑えるから」



そう言う音弥は、

俺の隣で目の前の光景を見届けながら

クスクスと声を殺して笑ってる。


超鈍感な唯ちゃんは、

そんな相手の気持ちに気づくこともなく

天然に罪作りの笑顔を振りまいてる。



会話こそ聞き取れないけど、

唯ちゃんが去った後、

がっくりと肩を落とす講師陣は

何とも言えない。



そんな光景を壁に隠れて、

やきもきしながら一部始終

見てる俺も兄貴が

見てたら大笑いだ。



「ほらなっ。

 それより、雪貴あっちの方は?」



そう言いながら、

俺の隣に肩を並べる音弥。



「まだ手探りかな。


 俺の音楽を見つけたいから」




百花さんが退院してからは、

時折、スタジオを借りて

Ansyalの曲を演奏する。




誰かが一人、スタジオに入ると

メッセしたら、都合がついたメンバーが

ひょっこりと顔を出す。



最初、スタジオに顔を出すのは

俺か託実さん。



唯ちゃんと百花ちゃんは、

顔を出してる時もあれば、

二人で雑談を楽しんでる時もある。




そして祈さんが顔を出して、

最後に憲さんと十夜さん。




憲さんと十夜さんは、

家の仕事って言うのが

最近は忙しいみたいで

なかなか時間がとれないらしい。






メンバーが集まったら、

音だしして、即興でセッション。




セッションが乗ってきたところで、

十夜さんもフンフンと

メロディ-を口ずさむ。





そんな時間が流れて、

本格的にAnsyalの楽曲を

奏でていく。





兄貴をイメージした

ギターフレーズ。



そして今の俺として

奏でたいギターフレーズ。




アレンジは自由。




一番は、兄貴の残したフレーズ。

二番は、俺が奏でたいフレーズ。


そして三番目は、

二人の奏でたい音色を

上手く取り込んで。





多少遊び心をくわえながら

今までのAnsyalの曲に

俺自身を付け加えていく。





Ansyalの中に『俺』と言う

エッセンスを練り込んでいく。


たったそれだけのことで、

俺はAnsyalのTakaとして

その輪の中に堂々と存在できる。



兄貴のゴ-ストではないのだと、

音が伝えてくれるようで。




放課後はAnsyal中心。



学校では、

授業とピアノ生活。



俺の学生生活は

充実していた。





夏休みを間近に控えた

七月のある日、

校内アナウンスが

俺の名前を呼んだ。






音楽室でピアノを

練習していた手をとめて、

理事長室へと向かう。






ノックして、指示されるままに

理事長室に入った俺は、

先代理事長・理事長・理事会のメンバー・唯ちゃん。


後は、もう一人の来賓に迎えられた。






「失礼します。

 宮向井雪貴です」






ゆっくりとお辞儀をして

理事長室へと一歩踏み入れる。






「こんにちは。


 わざわざ理事長室まで

 足を運んでもらって悪いね」





そう言って俺を招き入れたのは、

先代理事長である、

綾音紫(あやね ゆかり)様。




この学院の歴史上、

なくてはならない存在だと聞かされている。




生徒総会メンバーではない俺には

入学式や卒業式以外は、

逢うこともないと思っていたんだけどな。






「宮向井君ですね、

 どうぞこちらへ」





そうやって手を差し出す。




「紫綺(しき)様、紫蓮(しれん)様」



そうやって口にしたのは理事長。




滞在する人物が

俺にはさっぱりわからない。




だが紫綺・紫蓮と言う名前にも

学院にとっての伝説のメンバーの中に

聞き覚えがあった。




そしてもう一人、部屋の片隅に、

同じように座っているのは

良く見知った顔。




裕先生と裕真先生。






二人もまた穏やかな笑みを携えながら、

その理事長軍団と会話をしつつ、

唯ちゃんの方にも、

俺の方にもその視線を向ける。





何?

この空間……。






「紫音(しおん)、

 ゲストを紹介してくれるかい?」


「そうですね。

 彩紫(さいし)」




その名前も伝説の名前。





そう呼ばれた、

紫音の姿をマジマジと見つめる。






「伊集院紫音

 (いじゅういん しおん)」




思わず大声で

名前を呟いてしまった。





「紫音、有名ですね」




なんて理事長は呑気に呟く。







伊集院紫音と言えば、

学院出身の世界的有名なピアニスト。




ってことは、その隣に居るのは、

伊集院さんと時折演奏してる、

エルディノさん?






そう言えば去年受けたコンクール。




審査員の中に、

その名前があった気がする。





突然現れた、

有名ピアニスト二人の存在に

俺のテンションは、

自分でもコントーロールがきかない。






落ち着け俺。





その場で何度か深呼吸をして、

緊張しながら腰掛けたソファー。




その場に居合わせた人たちも、

ゆっくりと腰掛けた時、

エルディノさんが言葉を紡ぐ。







一言一句、漏らさないように

聞き取ろうとしたものの

俺には聞き取れないイタリア語。






「彼はこう言っている。


 昨年、コンクールで優勝した宮向井君。

 君を一年間の交換留学生として

 音楽院に迎え入れたいと。


 私もその為に、

 親友の居る母校に来ました。


 幸いもうすぐ終業式。

 八月から、ウィーンにいらっしゃい」




エルディノさんの言葉を訳して、

通訳してくれたのは紫音さん。



そして紫音さんからも、

留学のお誘いの言葉を頂いた。




「宮向井君。

 

 今回の留学についてですが

 留学中の費用は、渡航費・学費につきましては

 コンクールの賞金として無料になります。


 一年間の滞在先ですが

 紫音が宮向井くんの後見を務める形になります。


 滞在先は、高臣の手配でDTVTのメンバーである、

 惣領【そうりょう】家がいいだろうと言うことで、

 そのように手続きしています。


 滞在費用につきまして、

 毎月、一定金額を学院から渡します。


それを超える生活費用については、

 各自の負担です」



っと、理事長は言葉を添えた。

 

 


唯ちゃんは、

終始思いつめた表情のままで。



その日、俺は即答することが出来ず

理事長室を後にした。





終業式までに返事をしてくれたらいいと、

エルディノさんと、

紫音さんは言ってくれた。






夢にも思ってなかった話。



俺自身の転機?


その話に心が動く俺も居る。






今はAnsyalも

活動休止中。


Ansyalが

活動していたら

俺の選択肢は、

諦めることしかない。




だけど今は……。








本来なら、

即答して答えるべきなのかもしれない。





行きたいと思う、俺自身の心を

感じながら理事長室を後にした。







自宅マンションに帰宅した俺は、

託実さんに電話した。





「亀城です」



すぐに託実さんの声が

電話の向こうから聞こえる。




「託実さん、雪貴です。

 今、少しいいですか?」



電話の向こう、

スタジオでプロデューサー業務中なのか

スタッフたちに指示を出す声が聞こえた。



「悪い、指示出して来たからいいよ。

 どうした?」


「今日、理事長室に呼び出されました」


「呼び出されたって、

 今更、叱られたか?

 Ansyalのバンド活動

 無断でしてたから」


「それは大丈夫ですよ。


 それに理事会から注意受けてるなら、

 とっくに受けてますって。


 それに今の理事会、

 裕先生たちの姿ありましたよ」


「あぁ、そっか。


 兄さんたちが居たら

 うまく立ち回ってるよな。


 そしたらどうして呼び出されたんだ?」



電話の向こう、スタジオを出て

自販機の前で買い物してるのか、

そう言った音が電話越しに伝わってきた。



「一年間……。


 ドイツ留学の話が出たんです。


 来月からドイツに渡って、

 九月から一年間。


 去年、ピアノコンクールに出ましたよね。

 あの時に、目をかけてもらったみたいで」


「一年か。

雪貴、お前はどうしたいんだ?」


「俺は……」






俺の思いは決まってる。





「俺は……行きたいです。

 託実さん」


「なら迷うことないだろ。

 活動停止中のAnsyalだ。


 あと一年、

 それぞれが自分のスキルアップに

 時間を使っても問題はない。


 違うか?


 問題なのは、

 今すぐにAnsyalを

 再開することじゃない。


 隆雪の死を乗り越えて、

 想いを受け継ぎながら、決して

 留まらない進化するサウンド。


 ファンを飽きさせない、

 絶望させないことだ。


 新生Ansyalも、

 いいバンドだって思って貰える

 そんなサウンドを作り上げる。


 それが今の俺たちに与えられた

課題だ。


 その留学が雪貴を成長させてくれるものなら、

 一年なんて長くはない」





一年なんて長くはない。





そう言って、

背中を押してくれた

託実さんの存在が嬉しかった。






「雪貴。

 それに……アイツも。

 隆雪も喜ぶと思うぞ。


 逆にお前がそれを諦めようものなら、

 隆雪は怒る気がするけどな。


せっかくのチャンスと向き合えない弱虫は

 必要ないってさ」





兄貴が怒鳴ってる姿が想像できて

思わず部屋から空を見上げる。







「託実さん……」



「雪貴、後悔しないように

 チャンスを掴んで来い。


 俺たち五人は、

 お前が成長して帰ってくるのを

 Ansyalのファンたちと待っててやるから」






心に仕えた問題の一つが

取り除けた気がした。






後の問題は唯ちゃん。





浮かぶのは、

不安そうに思いつめた唯ちゃんの顔。





「雪貴、

 唯ちゃんのことで悩んでる?」





見透かされたように紡がれた言葉。





「心配しなくても大丈夫だ。


 唯ちゃんの傍には、

 お前の代わりに俺や十夜が居る」




そうやって言われた言葉が、

俺の不安を掻き立ててることなんか

託実さんは知らない。





託実さんはいいよ。

百花さんが居る。



もう相方ありだ。






だけど十夜さんは違う。





あの人のプライベートは、

俺も一切知らない。




ライブの後の写真撮影の風景を思い出しながら

十夜さんになされるがままに狼に翻弄される

唯ちゃんがふと脳裏に現れて、

かき消すように首をふった。




「十夜さんは、いいです」

 



そうやって思いつめたように

告げた言葉に対して、

託実さんは電話の向こうで噴出した。




「何警戒してんだ?

 十夜は大丈夫だよ。


 唯ちゃんに手を出すなんてありえないから」




そうやって切り返される言葉を聞いている時、

玄関の扉がガチャリと開いて、

唯ちゃんの声が聞こえた。




「お姫様のお帰りだな。

 ゆっくり話し合え。


 お前が留学している時の唯ちゃんは、

 俺や百花でちゃんと気に掛けるから。


 頑張れよ」




そう言うと電話は切れた。




「ただいま、雪貴。

あっ、電話してたんだ。


 託実さん?」





荷物を置いて着替えを済ませた後、

そうやって声をかけながら

リビングに入ってくる唯ちゃん。




「お帰り、唯ちゃん。

 電話、託実さんだよ」


「晩御飯作らないとね。


 その後、部屋に戻らないで

 リビングに居て。


 話があるから」





そう言うと、唯ちゃんはダイニングで

手早く晩御飯を作っていく。



そんな唯ちゃんの隣、

同じカウンターに立って手伝いながら

チラリと唯ちゃんの横顔を見つめる。




一年間唯ちゃんに

逢えなくなるのは正直寂しい。




向こうに行っても、

毎日毎日、時差に邪魔されながら

電話しようと

必死になってるかも知れない。




だけどこの留学の話も、

今を断ったら次はない。




そう思うから。



だから俺はちゃんと

自分の言葉で

ありのままを伝えなきゃ。







あっという間に

晩御飯は出来上がる。









鶏肉の香草焼き。


野菜サラダ。


コンソメスープ。


きのこパスタ。





生クリームを混ぜた

ちょっぴり濃厚な唯ちゃん特製の

クリームソース風ふんわりオムレツ。






テーブルに並べられた

晩御飯を食べながらも、

俺はどうやって切り出そうかを

必死に考えていた。





晩御飯を食べ終わって、

洗物も終わった唯ちゃんが

リビングへと近づいてくる。






「雪貴、少し

 防音室来てくれる?」



そう言うと、唯ちゃんは

防音室の方へと向かっていく。



リビングの電気を消して、

防音室に向かうと、

唯ちゃんは俺のグランドピアノの蓋を

ゆっくりと開けた。






「雪貴、去年演奏した

 ラフマニノフ弾いて」




そう言うと唯ちゃんは

ピアノ講師としての位置にゆっくりと立った。




促されるままにピアノの前に座る。





ラフマニノフ。



正直、今ここであの時のように弾ききるには

練習不足だという事も自覚していた。




真っ白な鍵盤の上に、

指を走らせていく。





何とか弾ききったものの、

思い通りに動ききらなかった指先は、

音を踏みはずし、指が走りきらなかったところは

少しテンポがずれて……結果は散々だった。






俺自身が思った以上に、

指が動いていない現実。







この状態で、俺は留学に行って

ついていけるのか?





そんな不安まで浮かんできた。






鍵盤からため息と一緒に

指をおろす。





「これから毎日、特訓しないとね。

 容赦しないからね。

 雪貴」




そう言うと唯ちゃんの目は、

すでに講師モード全開。




「唯ちゃん。

 はいっ、とりあえず一頁め。

 ここの小節からここまで。

 

 弾いて」




唯ちゃんに言われたことを

すぐに実行できないでいた俺に、

唯ちゃんは告げた。




「雪貴。


 今のままだと留学に行って

 一年間やり遂げるなんて出来ないわよ」




留学……。



「唯ちゃん、俺行ってもいいの?」



思わずつぶやいた言葉に、

唯ちゃんはにっこりと笑った。





「本音で言えば悲しいし、寂しいわよ。

 でも一年だもの。


 一年我慢したら、

 雪貴はまた帰ってくるんだよ。


 伊集院さんに、エルディノさん。

 それにDTVTの惣領でしょ。


 惣領国臣がいるってことは、

 ケンタウロスの

 マエストロ瀧沢深由【たきざわみゆ】


 そんな皆に鍛えられて

 成長できるチャンスなんて、

 摘み取れるわけないじゃない。


 ずっと一緒に居たいって思いだけで

 雪貴の未来を奪う権利なんて私にはないもの。


 理事長室に呼び出されて、

 話を聞いた時から、ずっと覚悟してきた。


 思うことも沢山あったけど、

 私が雪貴の立場だったら、

 そのチャンスは絶対に逃がさない。


 それに隆雪さんだって

 逃がすなって言うと思う。


 だって隆雪さんは、

 脳腫瘍だって告知されてからも

 バンドコンクールに

 Ansyalのメンバーと出場した。


 私にくれたあの曲を持って。

 

 そうやって、

 夢を現実に引き寄せていったんだから。


 雪貴にも後悔しないように、

 夢を現実に引き寄せて欲しいって

 思ったの」



「唯ちゃん……」




ちょっと涙声になった唯ちゃんは、

それを隠すように講師口調に変化していく。





「ほらほらっ。

 出発まで時間は待ってくれないのよ。


 せっかく留学への切符を手にした

 私の優秀な教え子なのに、

 あの頃みたいに弾けませんでしたって言うのは

 洒落にならないわよ。


 出発まで、キッチリと面倒見させて頂きます」




言い切った後は、

鬼講師唯ちゃん降臨。




出発までの毎夜、

今までにない鬼コーチぶりを

発揮した唯ちゃん効果もあって

以前の感覚を取り戻すことが出来た。




Ansyalメンバーへの連絡。

両親への報告。



鬼コーチ唯ちゃんとの、

夜のマンツーマンレッスン。




休む暇がないくらいに、

慌ただしい七月の後半。




終業式の後も、

ずっと日付が変わる頃まで

唯ちゃんの鬼指導は続いた。




夢の中でもピアノを練習してる始末だ。





そんな時間を過ごし続けて迎えた

留学前の最後の夜。






俺は久しぶりに

唯ちゃんと体を重ねた。







翌日、マンションを

出勤途中の唯ちゃんとマンションを出る。




マンション前には託実さん。





「雪貴、空港まで送ってくよ」




そう言って、俺の手荷物を

トランクへと詰め込んでいく。





「唯ちゃん」




そうやって名前を紡いだ唯ちゃんの唇を

そっと奪い取ると、

託実さんの車へと乗り込んだ。





「行ってらっしゃい。


 電話もメールも手紙も待ってるから」





そうやって慌ただしく告げた唯ちゃんは、

時計をチラリとみて、学院へと慌てて出勤していく。



そんな唯ちゃんを目に焼き付けて、

託実さんにお願いして

車を空港へと走らせてもらう。





空港では、伊集院さんを見送り来てた

先代理事長や理事会の人たちの姿を見つける。



託実さんと共に、

伊集院さんたちの元へと近づくと

俺は伊集院さんと二人、

出国手続きををして

エルディノさんが待つ地へと

空を旅立った。








自身のスキルアップをかけて……。






再びAnsyalのTakaとして

戻るために。





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