十八 毒鬼姫に休みなし
忘れてはならぬ
「大変、申し訳
「えっ、ど、どうして」
「じつは、中宮様の
「良いのよ。ほら、
たおやかな華の如き
「きっと、
「春日祭がせまっているでしょう、後宮へ戻られた方がよいのでは。
華の名を冠する
「そう……この
まさかの
「私の棲むところにもべつの
皇后陛下というと、中宮のことで間違いない。皇后と中宮は名称こそ違えど、共に
後宮の
そうは
「《
宮中に
身分の高い
「私、他の
じぶんが散々な云われようなのは、しかたない。
それで、毒を滋養となし、毒膳を食して生きているのだから、よけいにしかたない。
(実際、髪を切るたびに、出家を
立っても黒髪が
「でも、
「
端から後宮に入る気などないが、女は
あり得ないだろうが、父がじぶんに「後宮に入って更衣になれ」と云う日が、来るかもしれない。可能性は、
「ええ、後宮なんて生き地獄だもの、
「……もちろん」
(なんとなく、
奇妙な症状が現れようと、しょせんは医学で治せる病だ。
迷信や噂話がひとり歩きしているせいで、認識が追いついていないだけ。肝心の
医は、治すべきものを治す、
「では、ですぎた真似かもしれないけれども、私が云うわ。禁毒寮での《
「す、すこし、お待ちくださいませ。……
陛下からすれば、実績もない省寮をあとおしせよ、と
「……次週までには、しあげます」
「では、その論叢が
中宮の
じぶんは、
(いや、そんなことは
一難
なぜならじぶんは、
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