side story 4 鈍感執事と照れ屋な主人
「あの2人、本当に焦ったいわね……」
見てるこっちの身にもなって欲しいわ……。もう本当に揶揄い甲斐があるんだから♩♪ さてと、もうそろそろ私が仕組んだことがバレるかもしれないからお嬢様の大好物の蜂蜜マカロンを用意しておいて、お風呂上がりの牛乳も!
「メルク、お風呂出るからお願い」
お嬢様の声が浴室から聞こえたので私はタオルを持って、浴室に入って驚く振りをする。
「なっ、なんでウィル君がお風呂に! もっ、もしかしてお嬢様とイチャイチャ!?」
『してないですよ! お嬢には指一本触れてないです!! ただ背中越しに話したので背中は合わせてましたけど……。でもイヤらしい気持ちは持ってません』
浴場の中からウィル君の慌てた声がするけど……。何もしてないのかよ! 男ならお嬢様のおっきな胸をガン見するとか、ハプニングキスとかやりなさいよ! まぁそれが出来ない生真面目ムッツリ執事だからなぁー。
『というかメルクさん入浴札が男性になっていたと思うんですけど、どうして浴室に誰もいないか確認しないでお嬢を入れたんですか?』
ウィル君、勘のいい子供は嫌いだよ。
「それじゃあお嬢様、これからリストに記載されていた貴族のお嬢様たちがいらっしゃるので綺麗に着替えておもてなしの準備を始めましょう! ウィル君もきちんと立てるようになったら戻ってきてくださいね! いくらお嬢様が可愛いからって想像して1人でしたらダメですよ(笑)」
私はお嬢様に肌着とバスローブを着せて脱衣所を後にする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます