　公募やコンテストは、総評が大切。結果がダメだった・全ボツだから見ないではなく、絶対に総評だけは見て欲しいポイント！

【第２回カクヨム俳句コンテスト総評：堀田季何】

　どんなに表現がぶっ飛んでいて、尖がっていても、読者にハッと思わせる要素と解釈する糸口があれば、積極的に評価。

【文春俳壇総評：池田澄子】

　独創的で面白いのに、使われている言葉から「もったいない、残念！」と思う句がいくつもある。長いカタカナ語を略した俗語や、十七音に収めるために無理やり作った造語がチラホラ。俳句には、普遍性のある十年後も二十年後も正確に通じる日本語を使いたい。

　堀田季何先生の総評は、小説投稿サイトでもあるカクヨムのコンテストを考慮した、積極的な評価。

　池田澄子先生の総評は、丁寧で正確な言葉であり、言葉に対してリスペクトのある総評。

　俳句に対しての向き合い方や取り組みを知ることが出来る、一番分かりやすい部分でもあります。それらを知れば今後のコンテストでの投句内容は、変わってくると思います。

　カクヨム俳句コンテストは無くなりましたが、「用意していた句を、コンテストの発表と同時に公開する」だけでは、ダメなのです！

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