第3話 変わり果てた日常の再開

 休日が終わり今日は月曜日。


 普段の俺なら死んだ顔で憂鬱という名の制服をまとって学校へ行くだろう。


 だが今日は訳が違う。


 貞操が逆転しているのだからなぁ!!!!


 ◇


「ふぅ…」


 教室に着いた俺はシャツのボタンを一つ、二つと開ける。単純に暑いのもある。ただ目的は違う。俺ら男どもは女の子の制服のボタンなんて開いてれば開いてるほど嬉しいだろ?この世界では逆。俺がボタンを外せば外すほど女は釘付けってわけ。


「(おい!ちょ!上代見ろ!)」

「(ぶふぁッ!えっっっっど)」

「(普通にキーボ案件だろあれ…)」


 なんて女子たちのこしょこしょ話が聞こえてくる。単純に女子からこの類の話をされて興奮しない男はいない。まぁ逆転したこの世界では俺だけなのだろうけど。


「上代くん大丈夫??注意してこようか?」


 そう語りかけてきたのは隣の席の男の子。こうして気にかけてくれるのはありがたいが、本当にありがた迷惑な話ではある。悪気がないのは百も承知だがオレの野望のためにはこの類の心配は無用なのだ。


 ◇


「はぁ…男とヤりて〜」

「それな。黒田とか体まじエロいよな」

「いや〜私は上代かな。あの押せば行けそう感がたまらなくエロい」

「「わかるわ…」」


 そう話すのは女子高生三人組の三村、川中、吉田である。今朝の上代のボタン二つ開け鎖骨チラッに悶々としたまま放課後を迎えた。


 女子高生とはつらいものである。男に比べて有り余る性欲。それなのにこちら側からがっつくと男はみんな逃げていく。犯したい。犯したい。犯したい。


 悶々とした煩悩は指数的に膨らんでいく。女子高生とは例外なくそういう生き物なのだ。


 そんな女子高生三人を観察する男子高校生が1人…。


「いやぁ…女子高生は素晴らしいですなぁ…」


 スレンダー気味の三村。しかし肉付きのいい箇所はしっかりむちむちだ。おっぱいもd〜Eカップほどか?高く括りあげたポニーテールにキリッとした目、クール系を匂わせといてどすけべなその魂胆。スカートの短さはこの高校でも随一だな。

 そしてむっちむちの川中。三村とは打って変わってこいつぁむちむちだ。全身むちむちのボブヘアー。しかしそれをデブだとは思わない。そういうムチムチいるだろ?女子高生ってのは肌のハリが違う。それに俺にボタン2つ開けてるのがエロいとかぬかすくせにお前は3つ開いてんのかよ!爆乳が溢れ出そうになってるぞ!

 そして吉田。こいつはまぁ…色々と規格外だな。身長も胸も全てが桁違いにデカい。確か陸上100m走で全日本2位だったか?綺麗な褐色で染められた肌、類い稀なる努力で形成された筋肉、夜中にたまにカップラーメン食べたりしてるだろ?と言いたくなるむちむち度合いがマッチしてとにかくえろい。三村、川中と違って髪型とかメイクなどが少しガサツなのもかえって魅力だ。


まぁ3人はこんな感じか。結論エロいってことだ。JKブランド最高。


さ〜て、どう調理しようかな。


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貞操が逆転したのでただ無双するだけ。 ロード画面 @takamura0421

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