第二部 愛戦士

波乱の予選篇

第29話 俺は再び姫に乗る!


 ──前章までのあらすじ─


 ひょんな事から異世界へ召喚された青年、ショウゴ・ハガは巨大ロボット「竜機兵」へと変身する能力を持つ少女、私こと「ティアマト・リ・アシュタリア」と出会います。


 ティアマトの勢いに押されるままに彼女へ搭乗するショウゴ。2人はやがて大陸の覇権をかけて各国代表が戦う決闘競技「竜闘の義」への参加を決意するのでした。しかし、そんな2人を様々な試練が待ち受けます。



 ティアマトの母国であるアシュタリア王国で竜闘の儀へ参加する資格を示すため決闘したり。


 空賊や古の竜と戦ったり。


 竜闘の儀で闘うライバルと出会ったり。



 数々の事件で心を通わせた2人は、竜闘の儀での優勝を誓います。


 そして、ショウゴ・ハガがティアマトの元へ召喚されてから1年後。


 物語は、再び動き始めます──。





 〜ショウゴ・ハガ〜



 竜闘の儀が近付いて、開催通知がいつ届くのかとヤキモキし始めた頃。俺とティアマトは、発掘士のウィプス爺さんに頼まれてタリア大森林の地下洞窟へ来ていた。


 俺達がヒュドラムと戦った地下洞窟。そこにはさらに奥へと続く通路があった。その先が指定された場所。俺達はそこで「ある物」の発掘作業を手伝っていた。


「おーいショウゴ!! もう少し右じゃ!!」


 ウィプス爺さんの指示に従って、彼から借りた黄色いワイヴァルスを操縦する。機体の右腕を壁に沿わせる。指示されたポイントを確認し、腰にマウントしてあったドリルアームを装備。中の機体・・・・を壊さないよう慎重に壁面を削っていく。


「よしショウゴ! そのポイントを破壊すれば一気に姿が……おぉ!!?」


 ウィプス爺さんが驚きの声を上げる。轟音と共に壁面が崩れ落ち、中から人型の存在が現れたからだ。


 深緑色に長い金色の角。ティアマトの竜機兵の姿と似ているけど、手が鉤爪状だったりと、より野生的な印象の機体。それが洞窟の壁から姿を現していた。


「姫さんや! 古代文字か何か表記は無いか!?」


『確認してみます!』


 奥にいた銀色のワイヴァルスが歩み寄り、壁から現れた機体・・をなぞる。カメラをズームにすると、左胸装甲の表面に古代文字が刻まれていた。


『名前は……『試作型竜機兵ウシュムガル』? 竜核は……残ってる。ショウゴ! この子、竜機兵そのままの形を残しています!』


 ワイヴァルスから聞こえるティアマトの声。それを聞いたウィプス爺さんは飛び跳ねて喜んだ。


「やったぞ!! やはりワシの仮説は正しかったんじゃ!! 慎重にソイツを運び出してくれ!!」


 俺とティアマトは、発見した竜機兵を慎重に洞窟の外へ運び出した。



 ……。



「クルル〜」


「お、待たせて悪かったなウィール」


 洞窟の外では機体を2、3機積載できそうな船竜、ウィールが待っていた。俺がウィプス爺さんの黄色いワイヴァルスに乗っていたせいか、ウィールが喉を鳴らして体を擦り寄せて来る。その顎を撫で、運び出した竜機兵をウィールへ乗せてワイヤーで固定する。


 黄色いワイヴァルスから降りてウィプス爺さんへ返却すると、爺さんは革袋を俺へ差し出した。


「帰ったら忙しくなるからの。先払いだ」


 受け取った瞬間伝わるズシリとした重さ。想像以上の金額に思わず声を上げてしまう。


「こんな大金いいのかよ?」


「もちろんだ。今回の発見に比べたら安いもんだからのう! さ~てライネに届けてやるか! これを見せればあの小娘もワシを尊敬するじゃろうて!」


 カラカラと笑うウィプス爺さん。彼は黄色いワイヴァルスへ乗り込むと、船竜ウィールの側面に脚をかけた。


「では行くぞいウィールよ!! ショウゴと姫もしっかり護衛を頼むぞ!」


「クル〜!!」


 船竜ウィールとウィプス爺さんがアシュタリア王国の方角へと飛んで行く。よし、後は護衛するだけだな。


「俺達も行こうぜ」


 ティアマトの・・・・・・操縦する・・・・ワイヴァルスがゆっくり膝を付いた。差し出される巨大な手。滑り落ちないように慎重に機体を登っていく。


 ワイヴァルスの腰に辿り着き、魔法陣の中へ。コクピットシートには、後ろで髪を纏めたティアマトが座っていた。


「む〜……」


 ジトリと睨んで来るティアマトが。


「な、なんだよ……?」


 ティアマトはプイッと顔を背けると、頬を膨らませた。


あの子・・・に乗った気分はいかがでしたか?」


 不貞腐れたように言うティアマト。あの子……? もしかして、ウィプス爺さんのワイヴァルスの事言ってるのか?


「いや、アレはウィプスの爺さんが乗れって言うから仕方なく……」


「……」


 う、ちょっと涙目になってる……やっぱちゃんと伝えておくべきか? 人に頼まれたとはいえ、ティアマト以外に乗ったのは事実なんだから。


「悪かったよ。俺が乗っていたいのはティア・・・だけだから」


 目を逸らしたくなるのを堪えて、彼女の瞳を覗き込む。恥ずかしいけど……ここで目を逸らしたら後ろめたい感じになるしな。


 俺が「ティア」と呼ぶと、彼女は頬を赤く染めてスミンの花の髪飾りに手を触れた。


「な、なら許して……あげます……」


 まだ慣れないぞこの呼び方……でもまぁ、ティアマトが喜んでくれるなら、いっか。


「そうだ! こ、こうしていてはいけませんよね!」


 彼女は頭をブンブンと振ると、ワイヴァルスを飛翔させた。





◇◇◇



 船竜ウィールの後を追っていると、飛行中のワイヴァルスがフラフラと揺れる。まだ緊張してるなティアマト。操縦して1週間くらいだしな。俺みたいにバトリオン・コアの経験も無いし……慣れないのも当然か。


 俺は、操縦用の魔法陣を操作するティアマトの手を掴んだ。


「ふぇ……!?」


 ティアマトの顔が真っ赤になる。しまった……教えようとしただけなんだけど、不用意な事をしちまったかも。てか、俺まで慌ててどうする。俺がちゃんと操縦を教えないと。


「深呼吸してみろって。ゆっくり飛べばいい。ヤバかったら俺がなんとかしてやるから」


「は、はい……」


 機体の揺れが収まっていく。ふと横を見ると、ティアマトが俺の事を見つめていた。


「なんだ?」


「い、いえ……ショウゴはいつもこんな気分で操縦してるのかなと思いまして……」


「俺の場合はティアもAIも助けてくれるからもっと簡単だって」


 今週はティアマトをワイヴァルスに乗せている。接続率上昇の最後の一押しをするために。俺がどんな風に操縦しているのかをティアマトに体感させたかったから。


「よし、機体は安定したな。後はウィールに続いて真っ直ぐ飛ぶんだ」


「真っ直ぐ……真っ直ぐ……」


 ティアマトが呟きながら操縦する。緊張さえしなかったら上手いんだよなティアマトのヤツ。やっぱり自分が竜機兵だから感覚が掴みやすいのかも。


 そんな事を話していると、前方のウィールに何かが近付いて行くのが見えた。


「ショウゴ、あれを見て下さい……!」


 モニターを拡大する。空中を飛ぶ3機のツギハギ機体。あの機体、空賊の使う「メンダー」か。


「空賊かよ。大人しくなってたと思ったけど、流石に生活厳しくなって来たのか?」


「そうだとしても! タリア大森林での狼藉は許せません!!」


 メンダー達がウィールの周囲を飛び回る。ウィプスの爺さんがワイヴァルスで応戦してるが、流石に分が悪いな。俺達でフォローしてやらねぇと。


「ティア、変身できるか? 練習した空中搭乗やるぞ」


「分かりました……!」


 ティアマトと操縦を代わる。キーボードのような操作魔法陣を使い、ワイヴァルスの姿勢をうつ伏せに。ティアマトが落ちないようにその体を自分の左手で支えた。左手に伝わる彼女の体重。コクピット内に擬似重力があるから普通より軽いけど、流石に離すと落ちるなこれは。


 ティアマトが竜機兵へ変身する為の詠唱を始める。それを邪魔しないよう要点だけを伝えることにした。


「外に出る時は気を付けろよ。風の影響受けるかもしれないぞ」


 ティアマトがコクリと頷く。彼女の手を離そうとした時、突然彼女が顔を寄せてきた。


「ん……っ」


 ティアマトの艶っぽい声。唇が重なる感触。突然の事で驚いてしまう。彼女は俺の顔を見ると、恥ずかしそうに笑みを浮かべた。


「ショウゴの顔が近かったから……♡」


「……集中しろよ」


「ふふっ♡ 無理してますショウゴ。可愛い♡」


 く……っ!? 俺が平静を保とうとしてるのにおちょくりやがって……!


「は、離すぞ」


 ティアマトの腰に回していた手を離す。彼女は魔法陣へ吸い込まれるように落下し、ワイヴァルスの外へと飛び出した。



回帰魔法・竜機兵リグナリオ・オブ・ドラゴレギス



 ティアマトが魔法名を告げ、眩い光と共にワイヴァルスのモニターに機体が映る。エメラルド色をした竜機兵。ティアマトの姿が。


 ワイヴァルスを操作し、竜機兵になった彼女の両腕をしっかりと掴む。ワイヴァンルスはうつ伏せのまま、ティアマトと向かい合うように空を飛ぶ。


「高度は安定……自動操縦オン……アシュタリア手前で停止するように……っと。よし、次は俺か」


 この位置なら、外に出ればそのままティアマトに乗り込めるはず。練習を思い出せ。


 俺は意を決して、外へ繋がる魔法陣へ飛び込んだ。


「うおおおおおおお!!!」


 外に出た瞬間、物凄い風と重力が俺に襲いかかり、咄嗟にワイヴァルスの装甲を掴む。くっ、やっぱり保護術式が無いとキツイな。擬似重力が無いから逆さ吊りになっちまう。


 視界が広がり、タリア大森林の彼方でウィールが襲われているのが見える。こんな事してる場合じゃないな……! 覚悟決めろ、俺!



『来て、ショウゴ』



 竜機兵になったティアマトがつぶらなツインアイで俺を見つめる。俺は、足元へ目を向けた。狙いを定め、ティアマトの操縦席へ繋がる魔法陣へと落下する。


『あっ……♡』


 一気にティアマトの中へ。コクピット内の保護術式のおかげでなんとかシート横に着地できた。そのままシートへ座りAIを起動する。


「AI! 精神接続開始してくれ!」


〈精神接続開始。接続率100%・・・・。竜機兵ティアマトの機動性、出力、共に50%上昇〉


 100%か。これで100%を出したのは5日連続。やっと安定して出せるようになったな。


『私、ワイヴァルスに乗って正解だったかもしれません。ショウゴの気持ち、分かった気がします』


「貸してくれたライネさんに感謝しないとな」


 ティアマトと同じ事を考えて、同じ方向を向いている感覚……2週間ぶりか。これなら、「アレ」が使えそうだ。空賊相手なら練習には持ってこいだな。


〈ショウゴ・ハガとティアマト・リ・アシュタリアの精神が共鳴領域へ突入。共鳴接続バーストリンクを使いますか?〉


 共鳴接続。ユウとツィルニトラが使っていた接続率100%の先。10ヵ月の修行を経て、俺達もついにこの領域へ辿り着く事ができた。


「いけるか? ティア」


『はい♡ 早く空賊達を倒して帰りましょう!』


「よし、じゃあ……やるか!!」


 目の前にキーボードのような古代文字が浮かぶ。それを3箇所タップし、両手の操作魔法陣を180度回転。AIに向けて指示を出す。



共鳴接続バーストリンクを使う!!」



〈共鳴の意志を確認。共鳴接続バーストリンクシステム、起動〉



 AIが言った瞬間。俺の頭上に魔法陣が浮かび上がる。それが徐々に降りてきて俺を飲み込んでいく。


『あ、あ、あぁ……すご、い……ひと、つにぃ……♡』


 ティアマトの声に意識が削がれそうになる。ダメだ、集中集中。このせいで途中で接続切れを起こした事もあったからな。


「……」


 精神統一していると、俺の体が全て魔法陣に飲み込まれる。すると、ティアマトの視界が「直接俺の目に」映った。


「成功だ」

『成功です♡』


 ティアマトの声と俺の声が重なる。自分の腕を動かそうと考えるとティアマトの手が動く。ティアマトの存在をすぐ近くに感じ、彼女と一体化したような不思議な感覚に襲われる。何回やっても慣れないなこれ。



 だけど──。


 

 スラスターをふかし、共鳴したマナ粒子が碧色の光を放つ。ワイヴァルスの手を離し、ティアマトの翼を展開。180度回転してメンダー達へ照準を合わせる。



 ──これなら……速攻で制圧できる!!



「行くぞ!」

『行きます!』



 スラスターを全開にする。強烈な加速で風の抵抗を突き抜ける。機体の揺れは感じない。



 俺達は……一瞬にして船竜ウィールを取り巻く空賊達の元へと飛び込んだ。



『は? え?』



 俺達を認識していなかったのか、メンダーが間抜けな声を漏らす。ヤツがその手に持っていた銃を構える前に、背面に装備していた実体剣を抜いた。


「油断してんなよ!」

『隙だらけです!!』


 実体剣が共鳴したマナ粒子を帯びる。メンダーの両腕を断ち切り、体の回転を加えて両脚を切り落とす。そのままメンダーを蹴り飛ばし戦闘空域の外へ。四肢を失ったメンダーは、スラスターをふかしながら大森林へと落ちていく。


『うわあああああああああ!!?』


 メンダーが落下した瞬間、左にいた機体へ飛び込む。


『く、来るな!!』


 メンダーの向けた銃をワイヤークローで奪い、頭部へヴァース・ショットを撃ち込む。落下するメンダーの煙に紛れて移動。最後の機体の元へ飛び込んだ。



 メンダーの放つ銃弾を避けながら飛行する。横目で背後を見る。共鳴接続の影響で、俺達が飛んだ軌跡を描くように光の線が生まれていた。


『うわああああああ!?』


 メンダーは混乱しているらしい。照準は乱れ、俺達に当てる気が内容にすら思える。銃弾の雨をすり抜け、一気に剣の間合いへ飛び込む。


『な、何だよ……何なんだよお前はぁ!!!」


 あの動き……メンダーもワイヤークローを使う気だ。


「ティア!」

『はい!』


 周囲のマナ粒子を共鳴させる。マナ粒子が俺達の精神に呼応して、粒子が剥がれ落ちる。それがティアマトの形へと変化し、分身を作り出す。メンダーは、分身を俺達本体だと誤認してワイヤークローを放った。


ワイヤークローがマナ粒子で構成されたティアマトへ直撃し、その体を霧散させる。


『ぶ、分身だと!?』


 戸惑うメンダー。それを見逃すような俺達じゃない。右手の実体剣を構え、スラスターをふかす。刀身が共鳴したマナ粒子を纏う。放つのはツィルニトラが使っていた必殺技の亜種。せっかくだから技名でも叫ぶか。まる2日かけて考えた俺の必殺技。断空光牙──。



『必殺! バースト斬りです!!』

「勝手に名前付けるなって!?」



 ティアマトが勝手に名付けた必殺剣をメンダーへ叩き付ける。上半身を切られたメンダー。その下半身から男が逃げるように飛び出す。


「ば、化け物だああああ!!? ぐぅっ!?」


「慌てすぎだろ」

『このまま落ちたら死んでしまいますよ?』


 空賊の男を片手で掴む。共鳴接続を解除すると、ティアマトと離れるような感覚がした。彼女がそれを寂しがっているのも、精神リンクを通して伝わる。


『もう終わりですか? 私はもっと繋がっていたいですぅ……』


「また使うからそう言うなって。俺達にはまだやる事があるだろ?」


「そうですけどぉ〜……」


 不貞腐れるような声のティアマト。きっと人の姿だったら頬を風船みたいに膨らませてるな、これは。



 だけど、接続時間にはまだ余裕があった。制圧時間も約30秒。中々いい仕上がり具合だな。



「終わったぞウィール! ウィプス爺さん!」



「クルル〜!」

『し、死ぬかと思うたぞい……』



 上空へ信号弾を発射。倒した空賊達を憲兵へ引き渡し、俺達はアシュタリアへ帰った。




◇◇◇


「すごいわね。試作型竜機兵が本当にあるなんて……」


 ライネさんが回収した竜機兵、ウシュムガルを見上げる。


「そうじゃろうそうじゃろう! やはりワシの仮説は正しかったのじゃ! 竜機兵開発のルーツはタリア大森林にあるとな!」


 ウィプス爺さんが得意気に胸を張る。今回護衛を頼まれた時もすごい興奮気味だったしな。今度どれくらいすごい事なのか聞いてみるか。


「じゃ、俺達はこれで」

「またその子のこと教えて下さいね!」


「お〜ありがとうな〜! 2人とも!」


 ウィプス爺さんと別れて工房から出ようとした時、ライネさんが俺達を呼び止めた。


「どうしたんだよライネさん?」


 ライネさんが1枚の封筒を出す。そこに竜の紋章が刻まれた封蝋印スタンプが押してある事で、すぐに分かった。俺達がずっと待っていた手紙だって。


「アシュタル王女から預かったわ。参加者用の開催通知……明日はアシュタリア城へ来るようにも言われてるわ」


 城か。王様から何かあるのかな?


 それにしても……ついにか。緊張感が高まっていく。修行の成果を見せる時が来たんだな。




────────


〜ティアマト〜


再びショウゴの理想を叶えるために……カクヨムよ、私は帰って来ましたよ!


少しだけ大人になった私達、いかがでしたか? ひ、1つになった姿をお見せしたりと……私は……♡


ハッ!? いけません! 先にお知らせです!


今回は第42話まで毎日投稿致します!時間は20:03です。どうぞお付き合い下さい。


さて、次回はお父様に呼ばれてお城に行くお話です。お父様からお言葉を頂いて、ショウゴからあんなことを言われて、私……感動で泣きそうです!


次回、王の言葉


次回も絶対見て下さいね♡


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