第7話 家の移転と財務大臣の確定

国務大臣集合会議からおよそ1ヶ月後また、十雷から呼ばれた強士は、また、陛下の部屋へ向かった。扉を開いて、陛下と目が合うと強士は、開口一番こう言った。


「なぁ陛下、今回は何のようだ?」


十雷は、言った、


「家を建ててやるって話をしたじゃん、完成したよ、家」


それを聞くなり強士は、目を輝かせていった。


「それは、本当か?」


十雷は笑顔を浮かべ


「あぁ本当だ。」


強士はガッツポーズをして聞いた、


「いやったー、ところでその家とは、どこだ?」


十雷は言った


中央区雷城チュウオウクライジョウ2-53だ、」


強士は、少し考えた素振りをして


「そこって、この城の隣じゃないか!いいのか?」


十雷は、笑顔で


「あぁいいとも、」


それを聞いた強士は、十雷の部屋を飛び出し、途中、城門を通るために理由をいい、また、とてつもないスピードで向かった。




 家を見てみると、外装は、美しい赤レンガ式の5階建ての豆腐ハウスで、まわりは、2500平米あるぐらい広大だった。そして玄関を入ってみると、床は杉のような板材て、清潔感あふれる白い壁でした。前を見ると階段や扉が5つ見えました。1つ目は、階段右側にあり、4つ目2つ目、3つ目は、右の壁にあり.5つ目は、左にあった。階段横の扉を開くと、左には、台所が整備されており、十雷魔王から渡された、間取りを見ると、32もの部屋があった、それに驚き、陛下の部屋に早急に戻った。


 十雷魔王の部屋の扉をバンっと勢いよく開き、強士は、


「この家、どういうことだ、十雷陛下」


十雷は、驚きながらも言った、


「あぁ、あの家見に行ったのか、どうだった、」


強士は、少し荒げた口調で、


「あの家普通に買ったら、385万富(7億円)かかるだろ、陛下はのポッケとマネーどうなってるんだよ、」


十雷は、落ち着いた様子で言った


「あぁ、確かに、385万富かかったな、でも我のポケットマネー月550富と、言ったであろう?だがな、あのもと財務大臣が月2700富(49万)を3年間横領していたことが判明してな、あやつは、罰金として、11万富(2000万円)と幽閉11年の実刑判決受けとる。」


強士は、驚いた表情で、


「えっ、そうなのか?あのくそメガネジジイって陛下の給与を横領してたのか?それって、不敬罪じゃないか?」


十雷は、コクっと頷きながら


「あぁ、そうだな不敬罪だ、あいつ、横領罪もそうだし、不敬罪も、起訴されてるんだよな、国民を敵に回して楽しいのだか、あっそうそう、財務大臣今誰にしようか悩んでいるんだが、誰がいいと思うか?」


強士は、少し考え発した。


「強子さんは、どうだろう?あいつ意外と、仕事できるし、計算も早い、また、経済学の博士号も持っているから、よろしいのでわ?」


十雷も考えて、言った。「たしかにそうだが、交通安全大臣は、どうするのだ?兼任もあるが、それは例外中の例外だぞ?」


「兼任で良くないか?あいつ、魔力の量俺とだいたい変わらないぞ」


「は?そうなのか?だからか、あいつ、お前と、12もんな、まあ、お前より1歳上だが、」


「はっ!?そうなのか?俺、あいつをと思っていたぞ?」


「だろうな、14()?まあ、昔話は、置いといて、明日、強子を呼び出そう」


その言葉を最後に、2人は、解散した。

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