第2話 手紙で向かう城

家を建ててから10日が過ぎた。4月13日、強士は、この10日の間近くの魔雷樹林マライジュリンの周りを習慣的に走って回ったり収納魔法陣の中にあるお菓子を食ったり、紙だったタブレットで、情勢を見たりした。 

 そして、今日も魔雷樹林の周りを走った。しかし、強士はその日だけ、樹林の中に入った。 そこには、生物たちの楽園があった。強士はように慣れた足取りで、中央の大木を目指した。

 その大木の根元に着くと、強士は休みもせず、巨大な枝と枝とを伝ってジャンプして登った。途中、強士は息切れる様子を見せながら、高さ100mの大木の頂上に立ち、北西にある魔都魔雷マト マライ特別区の周りを囲む鉄製の壁や、南西にある広大な魔王マオウ平原、東西の遠くの山々などを強士は十分に見渡して、魔法陣を足裏に着け、降りていった。

 自分の家に戻り昼食にしようと思ったとき、強士は食料がなくなっていることに気づいた。そして、強士は仕方なく大木に登ったときに偶然見つけた平原にポツンとある巨大商店スーパーマーケットへ走って向かった。

 その巨大商店スーパーマーケットに着いたとき、急いで、食品コーナーに向かった。そこで動籠カートに約30日分の食品を突っ込み、会計を済ます。すると、日が傾きかけていたことに気づいた強士は、買ったものを魔法陣に詰め込み、その巨大商店スーパーマーケット食堂フードコートで夕食として、米や豚汁、漬物や焼き魚の和風定食セットを頼み、数分で食べ終わり、急いで家に帰った。

 そして12日後の4月25日強士は、食料や寝袋、現金を持って10日かけて、魔王十雷が政治を行ったり、居住したりしている魔雷城マライジョウに手紙で来いと言われたので向かった。

 1日目には魔雷樹林でつたや、草むらを掻き分け、樹林を抜け出した。そして、最終的に特別区の鉄壁の近くまで行き、簡易テントを張り、食料を食べたあとに野宿した。

 2日目には外南区という特別区内に入り、人混みを避けながら中心部まで歩きはした。そして、日が傾き始めた頃宿を探して、泊まることにした。そこでは、夕食や風呂がついており、強士は風呂に入り、汗を流しました。そして強士は部屋に入り、ベットに飛び込むと

「はぁ~なんで、特別区以外には安全な道路を敷かねぇんだよ。」

と、疲れた声でつぶやいた。それと同時に、強士の心の中で夢が生まれた。

 3日目には、朝食をその宿で済ませ、あとにした。そして、外南区を抜け出し、内南区に入った。そこでは、スイーツが有名だったので、強士は、とことん美味しいものを食べた。そして、2日目と同じように宿に泊まった。

 4日目には、内南区から魔雷城のある、中央区に入った。そして、やっと巨大な魔雷城がビル群から姿を現した。その時強士は、喜びとで少し涙を垂らした。その日は、5月1日の前日であったので近くの宿に泊まった。その日の夜、寝ているときに腹の上に重さを感じた強士は目を覚ました。するとそこには、·····

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