あらすじ無しで唐突に始まる異世界ファンタジーです。しかし、これがまさに作品のリアル感に繋がっています。タイトルから伝わるノスタルジックな雰囲気を楽しんでいただきたい。ゼロ視点のまっさらな状態で楽しめるかと。読み切り漫画のようにサクッとご一読くださいませ。あえて私からあらすじは申し上げません。何気なくいつもある存在の時計は、歯車ひとつで動かないのだと、登場人物たちの言葉や戦いから感じられます。