第48話 みかんちゃんは梅田ダンジョンに挑戦する
本日みかんはシズクちゃんと一緒にダンジョンに潜ってます。
みかんはソード系のスキルを手に入れてはや二か月、ミカンを食べて食べて、強くなりました。
でもヒキカズさんは最近ずるいです。私に一緒にいてくれない。
でもまあ。
そんなことをつゆに思わずヒキカズである俺はカムイと一緒にポスターダンジョンに挑戦していた。
500円と1000円は二連切りと速攻。
5000円のスキルは爆発エナジーの群草体。
どうやら力がみなぎるスキルらしい。
カムイはかなり強い。
ただミカンちゃんやシズクちゃんももっと強くなって欲しい。
トウカと一緒に潜るこの後、現在時刻朝の10時。
昼飯を食べてから潜ることにしている。
ミカンちゃんとシズクちゃんも一緒に来る。
アリシアさんは自宅ダンジョンに潜っているようだ。
ただ明日も一緒する。
凄いなこれ。バスタードハンバーガードオークに打ち込むが爆発エナジーの群草体の効果で浄炎の乱れ撃ちが物凄い威力になっている。
一つ一つの威力が今までの炎の塊とは異なる。圧倒的にまで破壊力が増した炎の弾丸がそこにあった。爆発的な威力がバスタードハンバーガードオークにぶち込まれる。
だがこれでもまだ倒せない。
圧倒的な防御力を誇るようだ。
「刹那、武神斬り!!!!!」
「カムイよくやった」
「この程度どうさもない」
さて昼飯としてハンバーガーを食べて、次の目的地に行く。
「来たぞ、ヒキカズと私だ」
「神威さんとヒキカズさん潜りますね」
「頑張ります」
「行くよ! ヒキカズ」
そこにはシズクとミカンとトウカがいた。
梅田ダンジョンに潜るのだ。
65階層まで来ているそこからリスタートだ。
まだいける。
爆発的な力を生むスキルが手に入ったからな。俺はまだまだいける。
しずくが血霊術血龍斬を放つ。
圧倒的な鼓舞的最上級の古武術が襲い掛かる。
スネイクホムラシーペントが仰け反る。みかんがチートミカンを食べて振りあがる。空中を蹴る。そのまま切り裂く。
トウカが二連切りをする。
さらに三連目の斬りを放つ。
炎殺灼熱剣二の改で切り裂く。
スネイクホムラシーペントは消滅してしまう。
スネイクブリザードシーペントが出現する。
浄炎の乱れ撃ちを放つ。
パワフルな最高の奥義が炸裂する。
迷うことなく撃ち放つ。
トウカの一撃が使い込まれる。
ミカンちゃんがみかんを生成する。
それを俺たちに分け与える。
力がみなぎる。そのままスキルによる集中砲火をぶつける。
スネイクブリザードシーペントたちが死に絶える。
バスタードオークキングが出現する。
「キングかよ……ここでか……ははっ面白い!!」
俺は浄炎の乱れ撃ちを最大火力で放った。それらを全て跳ね返してきた。
「ブフッ!!!」
「面白い」
「ジュエルミカンを食べます」
「良いぞ!」
「もぐもぐパワー20倍です」
「剣姫の舞【アドランテパエリア】ならず者を鎮める魔剣による破壊剣!!!!!」
ミカンちゃんの破壊的な攻撃が決まる。
バスタードオークキングが消滅する。
「流石ミカンちゃんだ」
「えへへ」
「ジュエルミカンはチートだな」
「はい一日に2回しか出せないですけど基本ステータス20倍ですし」
そうしてみんなで祝杯を挙げた。
70階層まで行けた。
梅ダンジョンはもうかなりの深層だ。
ステーキを頬張りながらミカンちゃんの作るミカンゼリーを食べた。
あれミカン好きになる。
うん精神浸食ですね。
「ミカンちゃんまた魅了のみかんを混ぜただろ」
「なんのことでしょうか?」
「しらばっくれるか」
「まあ魅了耐性付くからいいけど」
「カムイさんばかり好きにするから」
ふーん嫉妬ね。
まあみかんちゃんは俺に恋心あるのか~~どうしようかな。
でも利用しない手はない。
まあいい今は。
そしてミカンちゃんは学生だ。色々と手順を踏まないと。
さて明日はどんなダンジョンが待っているか。
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