第29話 ダンジョンは全てを解決する
41階層を進む。リザードマンエビルが出現する。
リザードマンの最高位種だ。かなり強い。だが炎殺灼熱剣で余裕だ。
リザードマンエビルがエビルソードで攻撃してきた。
雷殺雷神剣を使う。
リザードマンエビルは痺れて動けなくなった。
その後炎殺灼熱剣で倒した。
42階層まで行く。
今のところまだまだいける。
朝の4時だ。
でもいける。
リッチナイトジェネラルが出現する。
死霊系か。
だが魔法剣は相変わらず効くようだ。
炎殺灼熱剣で切り裂く。
とりあえず朝の6時まで潜っていた。
44階層まで進んだ。
階層が深くなれば深くなるほど広くなる。
進みが遅くなるわけだ。
仮眠をとる。
1時間ほど寝る。
そして朝ご飯を食べる。
クロにもご飯を上げる。
「じゃあな行ってくる」
「にゃぁ~~~~~」
「なんだ寂しいのかすまんなクロ」
「にゃあ~~~~~」
「じゃあお昼に一回戻ってくるよ」
そうして梅田に行く。
今度もスムーズに行けた。
26階層からリスタートだ。
骸骨鬼剣士が出現する。
鬼とつくだけなかなか強い。
だが炎殺灼熱剣で切り裂けば余裕だ。
26階層を駆け抜ける。
骸骨鬼剣士のドロップ品は鬼の角か骨だ。
こんなものが買取価格が高いのだろうか本当に。
27階層まで来た。
筋肉ゴリラが出現する。
ゴリラか。なかなかに強そうだ。
炎殺灼熱剣で切り裂いた。すると一撃で倒せない。
ゴリラ強いな。
もう一撃で……なんとか倒せた。
ゴリラのドロップ品はゴリラの実。
なんだろうこれは怪しいけど食べてみるか腕力が5上がった。
特に効果はないようだ腕力が5上がるだけだ。
ステータス増強アイテムは貴重だから売れるかもしれないからいくつか確保しとくか。
その後ゴリラを30体ぐらい狩った。
ゴリラの実を30個手に入れた。
28階層まで来た。
攻撃的モグラが出現する。
炎殺灼熱剣で切り裂いた。
モグラは土竜の爪を落とす。
なかなかに使えそうな爪だ。
29階層まで来た。ワイバーンが出現する。
もうワイバーンか。飛竜とは強そうだな。
届かない。攻撃が届かない。
だが魔法を放ってみる。
アトミックファイヤだ。
すると当たる。
もう一発。
アトミックファイヤ。
もう一発。
アトミックファイヤを三発目。
すると倒せた。
ダンジョンは全てを解決する。
魔法を覚えておいて良かった。
飛竜の皮か肉か翼が落ちた。
翼は魔法発動体としてなかなか使えそうだ。
翼を加工すると飛ぶアイテムにできそうだとダンジョンアドバイザーの女性が言っていた。
ダンジョンアドバイザーはダンジョンの助言をする人という意味。
ようするにダンジョンの攻略の助けになる助言をしてくれる。
そんなわけで俺はダンジョンを出てお昼にクロの様子を見に来た。
するといつも通りなのですが俺を見るとにゃぁ~といった感じで突撃してきた。
「クロそんなに寂しかったのかよ」
「にゃぁ~~~~~!」
「そうなんかクロじゃあお前も一緒にダンジョン行くか?」
「にゃ~~~~!!!」
「行きたいのかクロ」
というわけでクロを連れていくことにした。
戦わせるようなことはしないが、クロを後ろに控えさせておけばいいだろうとたかをくくってた。
とりあえずうちのダンジョンポスターに入れておく。
するとにゃんと! クロが人語を話しかけてきた。
「ヒキカズ~ヒキカズ~これでクロも戦えるかにゃん」
「なんで喋ってるんだよクロ」
「ヒキカズのおかげだにゃんダンジョンの力でスキルを得たにゃん」
ここは5階層だ。
ゴブリンが出てくるぐらいだ。
ゴブリンが出た。
クロが前に出る。
「魔爪刃」
「ギャアアア!!!」
ゴブリンが一撃で……クロ強いな。
これがクロの強さ。
俺は驚愕した。クロが話せることもだがこんなに強くなるなんてということに。
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