『俺の青春が作画崩壊なんだが!?』

オタクな社畜

第1話:「エースでオタクでテンション爆発!?」

どうも投稿主です。突然ですがAIてヤバくないですか?

遊びのつもりでキャラクターと設定を伝えただけで小説を作ってくれるなんて……

こんなの自分が好きな自己満足な小説を作るしかねぇ!となり投稿しました!

完全に自己満足ですのであしからず!


では!第1話お楽しみください


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「おおぉおぉぉぉぉぉ!!間に合えぇ!!!!」


四月。新学期。桜舞い散る春の陽射しの下、俺――高槻コウタ(高校2年)は、全力で走っていた。


「アニメイトの新作特典が……!あと3分で予約終了だとォォォッ!!」


カバン片手にスマホを操作しながらダッシュ。

そして無事予約完了。


「ふぅ……今日も俺の推しが最強に可愛い……」


俺は高校バレー部のエースであり――隠す気ゼロの全開アニメオタクだ。


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「おっはよーう」

ご機嫌なままハイテンションで教室に入る


俺は席に着くと親友・三橋(みつはし)カケルがニッコニコで振り向いた。


「おはようコウタ!見てくれこのポーズ、昨日の“天空大戦ビヨンドリメイク”第3話の変身シーン完コピしたやつ!!」


「ちょっと待てぇ!!そのアニメ、録画ミスってんだ!ネタバレやめろォ!」


彼はテンションアホみたいに高いオタク。

俺とは好きなジャンルは違えど、語り合えば朝が終わるほどの相棒だ。


朝のホームルームになり先生が入って一言


「えー、今年からこの学園に新しい生徒が入ってきた。秋月くん入ってきなさい」


教室に一人の転校生が現れた。


「秋月(あきつき)ミナトです。よろしくお願いします」


黒髪ロングでスタイル抜群。表情はクールで淡々としている。

「おぉ…」「あの娘可愛いくない?」「すげぇ…」

次々とクラスメイトが声を上げる


しかし俺の目は見逃さなかった――あのカバンに小さくついてた缶バッジ。


(あれ…“囚われの二人、放課後の檻”……!? それ、同人オンリー頒布じゃね!?)


完全に同類。だが明らかに隠しているタイプ。


「……まじかよッ」


「……な、なんですか?」


「いや、なんでもない。俺も好きなやつだからよ、そういうの」


「えっ……ッ!!」


彼女は固まった。

それが俺たちのファーストインパクトだった


放課後、バレー部。


「先輩、お願いします!トス上げます!」

「よし来い、後輩ッッッ!!“推しのためなら、俺は空も飛べる!”」


ジャンプしながら叫んだ俺に、部員全員が時を止めた。


「えぇ……なんか……すごいジャンプ……」

「ていうか、“推しのためなら”って……なに?」

「先輩って……アニメとか好きなんですか?」


「“アニメとか”って言い方やめてくれ!アニメは俺の命だ!!」


ここでテンションが振り切れて、俺の性格が完全に崩壊する。


「HAHAHA!!今日のスパイクは“ネムたんハグエディション”だァアアア!!」


ズバーン!と勢いよくスパイクは決まった。だが部員の誰も声を出せない。


「……なんで決まるんだろう、あれで」

「ネムたんって誰だ……?」


そして、そんな俺を遠くから見ていたのが――橘(たちばな)シンヤ、同学年のサブエースだ。


「またあいつ…アニメのセリフを叫びながら、あの跳躍……。まったくくだらん」


「でも、橘先輩。エースの実力は本物ですよ?」


「……それが腹立つんだよ」


シンヤはアニメが大嫌いだ。理由は知らんが、俺を見るたびに眉間にシワが寄る。

おそらく、「スポーツマン=真面目」の固定観念に、俺の存在がバグってるんだろう。


そんな事知らん。俺は俺の青春を生きる。


それが、推しの尊さに命をかけるエースの美学ってやつだ!!


次回予告風ナレーション:


次回――『隠れ腐女子、クールが崩壊!?バレるかバレないか、ドキドキの昼休み』 作画は保たれるか!?テンションは止められるか!?

ギャグとオタクと青春が暴走する第2話、見逃すな!!

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