某王国の王女

 「王女様!!」

 ドグゥオァン!!パリン!

 衛兵が扉を蹴り飛ばし、吹っ飛んだ扉で窓ガラスが破れる


 「なんですか?今いいところなのですが?・・・・それと王城の修復もタダではないのですよ?」


 王女はため息を付きながら、静かにドンカツをもぎ取る

 

 「どうしたのですか?」

 「それがM∀GYから連絡があり、連盟の意向には従わない・・・我々の仲間は我々の手で救い出す・・・と」


 「そうですか・・・いいでしょう―――我々は彼らの一切の行動を否定も肯定もしません」

 「よろしいのですか?王女様!?」


 「えぇ・・・彼らの選択を見届けましょう・・・」

 「かしこまりました・・・・」

 そう言うと衛兵は壁を突き破って戻っていく


 「彼には入口とその入り方の概念を教えないといけませんね・・・」

 彼女が治める国ははるか昔の大戦で亡国となり名も失われた存在・・・


 しかし、過去に囚われたものの意思で理を外れて存在させられ続ける運命を背負っている


 「M∀GY・・・輪廻を重ねた果てに再び集まった―――面白いものです」

 彼女が孤高の存在となって幾回もの輪廻が回った――――


 「さぁ、過去に囚われた我が国の忌み子――――今回の輪廻で開放されるでしょうか」


 


 王女はNと書かれた敗れた紙を一瞥し、また静かに仮想の戦場に戻った

 

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