読了後、忘れかけていた自身の幼少期の相棒をふと思い出してしまいました。
私の相棒はクマのぬいぐるみで、詩乃ちゃんのように名前をつけ、可愛がっていたなぁと懐かしさが込み上げて、温かい気持ちになりました。
いつも一緒に居たはずなのに、いつの間にか一緒ではなくなっていて、だけどいつだって一緒にいたはずの相棒は大切なことを教えてくれた大事な友人の一人だったと思い出すことができました。
詩乃ちゃんの成長物語なのについつい自己投影して読み進めており、大好きな作品の一つです。
この心温まる物語は、国語の教科書で出会いたかったです。
素敵な作品をありがとございます。