第12話 ケイルブさんトークショー
ケイルブ(提示板を担う):
「ただいまぁ。」
モモ:
「お帰り、随分と遅かったじゃん。」
ケイルブ:
「まったくだ。って、様子は?」
モモ:
「あ、あの子たちならもう無事に帰りましたよ、ボロボロだけど。」
ケイルブ:
「そか......ではお先に。」
モモ:
「はい、お疲れ様でした!」
一日中苦労していたケイルブさんは肩の力を抜いてお風呂でじっくりと寛いでいます。ふん、シャワーを浴びても牛乳浴か......贅沢な奴だなぁ。
楽しんだらお部屋に帰りますか。えっど......畳、炬燵と布団(毛が生えてるのに)か、生活してるですねぇ~。何んか既視感が。
ケイルブ:
「ふう~、極楽極楽~。布団に入りっと......あ?自己紹介はまだ?うんじゃ初めっあ、メガネメガネ。」
「くっくん、やり直して。初めて皆さん、ケイルブ・ジン・スロスと申します。適当にケイルブと呼んでていいよ、今は。ご覧の通り前回のダンジョン主の魔狼だ。」
適当って、もう少し気合い入れて欲しいけど、名前ぐらい。
ケイルブ(ダラダラしたい):
「まったく、ここに来た以来本当にロクな事がないわ。チュートリアルところが、無理やりに......何?早すぎる?先ずあいつらの事を?めんどくさいなぁ。」
「先に言うけど、ショー何か知らんわ。あるバカの好き勝手だけだ、乗る気がないし、そもそも話もしたくない。忘れてくれれば助かる。」
その言い方大丈夫がい?首されるかも。
ケイルブ(やる気がない):
「ではタイトルの通りメインステージに立とうか。よし、やる気を出すぞう~。」
「んじゃダンジョンからだ。時間、遡るのをお願い。」
はいはい、タイムロード~。
ケイルブ(ダンジョン主):
「メガネも着けっと、今はダンジョン主のケイルブです、どうぞよろしく。」
「あん、実はボスに成ってくれないかってモモに頼まれたんだ。例の秘宝の守り手を務めつつあの新米冒険者一行に腕試しを、少し痛い目に合わさせてもいいって言われた。もちろん最後は適当にやられて、秘宝を渡すこと。」
「正直やりたくないわ、全然。でもしょうがない、人の屋根だからね。」
分かる、分かるぞうケイルブさん。身勝手出来ませんという無力さを(悔しな真似)。
ケイルブ:
「という訳で、余り人寄らず洞窟を探しにマーキングを付ける。何とか改造したらそのまま待つこと。」
「他はともかく、ボスルームだけが丁寧にしなくちゃなぁ、一応ダンジョン主です者。はい布団に。」
今まで住んだのとそっくりじゃん。ま、それからのは皆さんが知ってる通り、朧たちはモモから依頼を受けてダンジョン攻略しに行く。いくつの下級モンスターを仕留めた後の引く続きは思わずの隠し通路、そのままボスルームに辿り着いた。
ケイルブ:
「本当にビックリしたわ、あれ。さぞやと思うが、まさかそちから何んで。元々僕専用の通路ですけど。」
「そちらもまだ混乱......していない様な。ま、よそ者だけど悪くない。朋あり遠方より来たる、
朧:
「皆、張り切ってやるぞう。」
ケイルブ:
「そちらもやる気満々みたい、じゃん早速の腕試しを。先ずは挨拶の『ヴォイス・クリムゾン』だ。」
「ガオ~~!」
ヴォイス・クリムゾンとは相手の攻撃力を下がる音波アタック。敵をビビさせるという威嚇効果も含まれている、場合によって気絶する状況も記録されています。
ケイルブ:
「出力の調整とは言え、よく耐えられた。さぁ、次はそちの番だ、どうかかって来るかな。」
「ほお、接近戦か。悪くない考えけど、近距離が自分に有利を思われたら困る......ぞう。エイ、エイ、ガム......ぶっ飛び。」
ポポ(心配):
「ぶう!」
ミノリ:
「朧さん!」
夜:
「大丈夫朧、しっかり。」
朧:
「いたたたた。」
ケイルブ:
「ふふん、こちが爪と牙が生えてるんだ。痛い目に合わせてと言われたがら、血が出ないと。」
朧:
「てえ、手強い奴だ。やむを得ん、前の作戦だ。」
ケイルブ:
「どれどれ......庇いの煙幕で回り込んで秘宝を盗み取ろうのか。うん?ある魔法のカモフラージュも?」
「正面で効かないなら寄り道か......考えもんね、でもこの目の前で無駄よ。」
「はいストップ。」
朧:
「クソ、読まれたか。何とか目を逸らせるでも......。」
ケイルブ:
「分かり安すぎ、やり直し......なに?」
ゴン――!
このいざの時で突然ゆかから物騒な音が響いて崩しつつに行く、全員が巻き込まれた。幸い地下水路に入り込んで、流し出されたんだ。
ケイルブ:
「まさか事故が訪れるなんで、もうちゃんと念を入れたらな。」
「おいしょっとう~。子供とは言え結構重いぞう、この野郎。秘宝も無事に渡した、速やかに立ち去ろう。目覚めたらまだ面倒だし。」
「さてっと、一旦ダンジョンに戻ろうか、持ち物の形付けもしないと。ていうか勿体無いわ、落石とか地針とかいろいろ仕掛けたのに全く役立たなっかた。ちょっとがっかり。」
レッド一行(ボロボロ):
「いえ、よく立つと思うぞう。」
こいつらも入ったんだ、早めに忘れてた。
朧:
「う......うっん。」
ポポ:
「ぷっぷう。」
ミノリ:
「あ、気づいた。」
夜:
「よかったわ。」
朧:
「ここは......。」
ミノリ:
「地下水路に流されたみたい。」
朧:
「そか......あれ?何か着いてる......あ、秘宝だ。」
夜:
「取ってくれたんだ、やれるじゃん。」
朧:
「そうかな?まっいいか、帰りましょう。」
夜&ミノリ:
「お~!」
ポポ:
「ぶう!」
そしてもう一方の所。
ケイルブ(埋められたボスルームを見て):
「......。」
「ガオー!」
悲鳴上げた。
ケイルブ(現在時間):
「畳ちゃん、炬燵ちゃん、布団ちゃん、何より漫画ちゃんが......残るのは提示板だけ。思えば思う程損が出るわ。」
「本当にロクな事がないわ、ここ。テレビもゲームもないし、そもそもリソースが存在しない。更に望んでいない役割を無理やりに押し込まれるなんで......恵まれてないわ、僕。」
「ああ泣きたいんだ、お休み。ガウゥゥゥ~。」
元気を出してあげたいでも無理か。依頼も達成した模様、お互いも疲れたみたい。ゆっくりと休もう、ではお休みなさい。
モモ:
「ケイルブ、ご飯出来たぞう。」
ケイルブ:
「ガオー!ガウガウ!」
あはは。
...... ......
夜:
「うむ、これで暫く金のことも大丈夫。」
ミノリ:
「なら早めにモモさんの所に。」
ダンダンダン――!
夜:
「モモちゃん、いますか?」
モモ:
「どぞう、いいどころだった。はい、お約束の招待券じゃん。」
ミノリ:
「はあ~、これを待っていた、感動ですわぁ。」
モモ:
「おまけにこれも。」
朧:
「これは、格納袋か。」
モモ:
「うむ、持ち帰ってた秘宝で作った物。旅出る予定だろ、役に立てるはず。」
朧&夜&ミノリ(感動):
「モモちゃん~!」
ポポ:
「ぶう~!」
...... ......
解説くん:
「秘宝はその為か、これで旅の備えも大丈夫そうですねぇ。」
「えっどネクストは......グリートランドか......。ふふん、面白くになりそう。」
レッド:
「なぁ、もう一つなんだけど......。」
解説くん:
「なに?」
レッド一行:
「お宝は?」
ケイルブ:
「あっそれか、予算が足りないからスル~。」
レッド一行:
「そんなぁ~。」
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