負の感情が生み出した世界の扉。
その扉が突如貴方の前に現れたら…あなたはどうしますか?
しかも、自分に闇の世界を打ち砕く力があったとしたら?
戦う? 逃げる?
このお話は、都会の高校生活に馴染めないで苦しんでいた少年が、祖母のいる田舎町に転校するところから お話は動き出します。
第一章は、約束の時間になっても迎えが来ないことから、林に迷い込み…そこで冷たく濃い霧に包まれ少年は異界へと迷い込む。
そこは中世ヨーロッパのような、戦の真っ只中…。
少年は、人が死んでいく様を目の当たりにしながら、力がないもどかしさや、いらだちをおぼえます。
勇気は死に直結し、それでも救いたい気持ちが、少年を成長させる。
第二章は、再び少年が異界へと引きずり込まれ…。
そこは、今の世界と変わらない街並みなのに、病院も警察もない罪に覆われた世界。
そこには少年の友人の過去と関わりがあるようで…。
戦闘シーンの描写が丁寧で、誰と誰がどのように戦っているのか、想像しやすくて世界観が崩れにくい!
最初から最新話まで一気に読める楽しさは それがあってこそ♪
まだまだ 第二章も始まったばかり。
どうぞ皆様も開いてみてください!