スゴく、詩的な表現のキレイな小説です👀！

この優しい風はどこかの国の砲弾や戦場の黒い煙の中をくぐり抜けてから時間をかけてここにたどり着いたのかも知れず、この穏やかな春の草花を優しくなでた後にはまた海や異国の町、もしくは黄色いばかりの砂漠なんかへ、別れたり合流したりを繰り返しながら流れていくのだろう。

風の旅を表現豊かに描いておられます。
キレイな詩を読んでるようです✨

そして、このはるかぜに優しく撫でられるお花が、きゅうり草。
かわいい可憐な小さいお花です。
日本全土に分布し、道端や畑、庭の片隅などあらゆるところに生えます。
雑草扱いです。
葉や茎を揉んだり擦ったりすることでキュウリの香りがすることからこのような名前がついているそうです。
雑草扱いの草花。
でも、そこに価値を見出す感性がすばらしいと思います🌿✨

皆さま、一度、このキレイな小説をお読みくださいませ😊