僕がまさかの主人公!

びーえる

第1話

「僕がまさかの主人公!」(俺の目姉妹本)

著:びーえる

登場人物

α 攻め バリタチ 東雲 涼太 21歳 陽太の兄。蓮と結婚した。今は外国在住。

α 攻め バリタチ 東雲 陽太 16歳 涼太の弟。ネコに見えるがタチ。バスケ部。蓮と仲良し

Ω 受け ネコ   天恍 ルナ 17歳 主人公。腐男子。自分がBL受けになるとは思ってなかっ     x              た。バスケ部マネージャー。ソルと二人暮らし。意外と身長高い

モブ        天恍 ソル 20歳 ルナの姉。ほぼインサイドヘッドのダリィ(笑)                 ルナレベル(もしくはそれ以上)の腐女子。


陽太「先輩!好きです!付き合ってください!」

ルナ『えっ⁉』「陽太君は、男の子が好きなの?」

陽太「違います!…けど、先輩だけは、なぜか好きなんです。」

ルナ「…ちょっと今すぐには言えない」

陽太「…先輩の答えがなんでも俺は先輩が好きです」

ルナ「…明日ね」

~ルナの家~

ルナ『はぁ⁉僕が告白⁉しかもあの陽太くんに⁉やばいやばいやばいどうしよ⁉断るわけないよね⁉まさか自分が自分の好きなジャンルのストーリーに入れるなんて⁉これ夢⁉はぁ、はぁ…(絶賛息切れ中)』(彼は桜レベルの腐男子である)「お姉ちゃん!」

ソル「なに?今ゲームのイベ中なんだけど。」

ルナ「どうせBLゲームでしょ。それより現実のBL聞きたい?」

ソル「は?まさか⁉ウーラ!ノンノンノンノン!」

ルナ「後輩から告白されちゃった♪」

ソル「は?その話一枚噛ませなさい!5000!」

ルナ「OK。ただしカプ成立手伝って」

ソル「は?手伝うにきまってんだろ殺すぞ」「嚙ませろって言ってんだよこっちは」

~陽太視点(家)~

陽太「俺先輩に嫌われたかなぁ?もう最悪!これで二度と先輩と話せなくなったらどうしよう⁉それくらいなら社交辞令でも挨拶の交わしあいとかのほうがよかったかな?泣」

陽太「分かった!兄ちゃんに相談してみよう!」ぴっぽっぱ。プルルルル…ガチャ

涼太「どうした?今ヤってるんだけど。…うっイキそう」

陽太『おいおい…(笑)』「兄ちゃん!俺ルナ先輩に告白できた!」

涼太「え~よかったじゃん」

陽太「でもさーまだ返事はもらってなくて。」

涼太「そういう時は返事を聞く前に俺みたいにしちゃえばいいの。」「キスしちゃいなよ」

陽太「うーん…」

涼太「迷ってるところをその一発で完全にこっちを振り向かせる!」「まぁ俺はそのあと蓮とヤったけど、陽は付き合う前にするの反対って言ってたじゃん?だからキスとかほかのアピに賭けるしかないよね。」

陽太「分かった!頑張って二人だけの時間作ってみる!」

涼太「頑張ってね~」「あ、蓮が話したいって言ってる」「今変わるわ」

蓮「もしもし陽太君?あのね、キスされたらしばらくそいつのこと忘れられないよ!俺もそうだったから。そこで猛アタックするしかないね。ただ、相手がそれ以上の要求をしてきたら答えてあげて。そこで答えるかどうかに掛かってる。」(めっちゃ早口)

陽太「ありがとうございます蓮さん!とても参考になりました!」

蓮「また話聞かせて~」

涼太「蓮、もっとヤろ」「じゃあね陽。」「また電話してね~」

陽太「じゃあな~」「とは言ったものの…頑張んなきゃ」

~次の日の放課後~

陽太「先輩!お疲れ様っス!」

ルナ「お、お疲れ様」

陽太「この後なんか予定とかあります?」

ルナ「えっ」『この後予定は特にない!けど、絶対デートだよね⁉でも、行く以外の道はない!』

ルナ「特にないけど」

陽太、顔めっちゃ明るくなる!ぱぁぁぁぁぁって

陽太「カフェとか行きません?」

ルナ「いい、けど…」

一時間くらい話した

ルナ「じゃあ、ありがとね!また来週!」

陽太「はい!」「…先輩」

ルナ「ん?」振り返る「っ…」

キス♡

ルナ走って帰る

陽太にっこり

ルナ『えええええええええええええ⁉』

ソル「お帰り」

ルナ「やばいよ!キスされた!」

ソル「は?〇ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」ここから発狂モード

~月曜日~

ルナ「陽太君、ちょっといいかな?」

陽太「もちろんです先輩!」

陽太「なんですか?」

ルナ「この前の返事、しようかなって思って」

陽太「えっ」『ドキドキ』

ルナ「これからよろしくお願いします。」

陽太「えっ」「ってことは…」

ルナ「うん。付き合うよ」

陽太「よっしゃー!」「絶対大事にします!先輩!」(抱きつく)

ルナ『こんなこと言っちゃったけど、これからどうなるの~⁉』

終わり

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