2. フリフリの女の子

しばらくカバンから出てきた小さく女の子を観察していた。金髪で長袖...だけど袖が広がっていてかわいくて、洋服もフリフリしてて...!


「あの...お嬢さん?」


気まずそうに目線だけこちらにやる小さい女の子をみて思わず聞いてしまった。


「ねぇ、君だれ?今カバンからでてきたよね?名前とかあるの?」

「あーもういっぱい言わない!」


手を腰に当てて怒ったような仕草で女の子は言った。


「落ち着けお嬢さん。私が順番に答えていくから。はいまず?」


起こりながらも話を聞いてくれる女の子にわくわくしながら聞いた。


「君だれ?」

「....鞄の中の世界の代理管理者だ」


「今カバンからでてきたよね?」

「そうだ」


「お名前とかあるの?」

「それはまずお嬢さんから名乗ったらどうだ」


ずっと私に聞いてばっかだったからな!と言ってこっちをみる女の子の勢いのままに言った。


「小春!私の名前小春だから!」

「おう、わかった、小春だな。」


そう言って女の子は器用に鞄から出てきて言った。


「私はリア、とでも名乗っておこう!」


どやっという感情を全身で表しながら言ってくるリアという女の子に小春は思わず笑ってしまった。


リアは思い出したかのように小春に尋ねた。


「ねぇ小春。創造主知らない?」

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