このことが、冒頭のあのシーンへとつながるわけですね。
だからあの時、子どもを見捨てられなかったんですね。
……重いですね。
そういう「重い」中を、百葉は九竜を守った。
これは素晴らしいことですが、実はそれも九竜にとって「重い」のかも。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
かつての自分そのものでしたから、見捨てられませんでした。理不尽に命の危機に晒され、何かを奪われそうになっているのが九竜には耐えられません。
九竜にとってはそれも咎ですね。自分が原因なのに責めることもなく自分を育てるために何もかもを犠牲にする姉の姿は余計に罪の意識を強めています。
今後ともよろしくお願いします!!
幼い頃の九竜くん……引き金が自分の我儘だったというのが、余計に自責の念を強めますね。でも、動機は身体の弱い母親にも褒めて喜んでもらうため。その部分は誰も責められないと思います。
悪いのは自分たちに襲いかかった災厄。九竜くんたちは本当に、たまたまいただけなのだから悪くないはずなのに……自分だけ生き残ったという事実が、心を蝕みますね。百葉ちゃんも、強いな……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
悪いのは起きた事故ですからね。皆巻き込まれたに過ぎません。
しかし、連鎖して不幸が続くと、自分があのときと思ってしまうのが人です。誰も彼もが強く前に進めません。
だからこそ、その強さを持った百葉や葵に引き上げられた九竜があるわけです。
今後ともよろしくお願いします!!
編集済
第5話の時に子供を見捨てられず手を引いた九竜さんの原点を見た気がしました。子供を見てあの日の自分だ、と感じていたのはこんな壮絶な過去があったからなのですね(解釈間違っていたらすみません)。
百葉さんも素敵すぎて、この姉弟に幸あれ…と祈ってしまいます。
(前回コメントにご返信ありがとうございました。お忙しい中拙作に目を通して頂いてありがとうございます。いちファンとして拝読させて頂いているだけですので、どうぞお気遣いなく…先生の作品の更新、楽しみにしております。)
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
正解です。あのときの自分と重ねてしまって助けたところが大きいです。なくても、見捨ててはないでしょうが、より強く進むきっかけを与えた感じです。それもこれも、百葉の教育の賜物です。
ありがたいお言葉ありがとうございます!!
しかし、私もまだまだ色々と学びたいのと何よりも応援してくれている通院さんの作品にもとても興味があるので読ませていただきます!!
今後ともよろしくお願いします!!
考えてしまいますよね、あの時、あの場所へ行かなければとか。
立て続けに両親を失って、まだまだ小さい子供が。
そうなのですか。百葉さんに衝撃です。
女子高生に、なかなか出来ないことです。なんて思いやりのある。
本当に二人とも壮絶な過去をお持ちです。そんな二人がお互い過去を打ち明け合った。
これからは更にもう一歩、距離が縮まるといいです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
弟への想いが強いのも納得な理由ではあるんですよね。何もかもを受け入れ、捨てながらここまで来たという積み重ねがありますので…。
今回は九竜の過去が明かされたわけですが、他の面々も似たところはあります。
今後ともよろしくお願いします!!
九竜くんの過去も辛いですね。
きっと、あの日出かけなければ……という思いは一生消えないのでしょう。ですがその事実に対して何も責めない母は、夫が亡くなった悲しみは絶大だとは思いますが、九竜くんは助かったことに対し彼だけでも助かってよかったという思いがあったからなんじゃないかなぁと思いました。百葉さんは、きっと大変でしたね……💦
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
その想いはありましたね。血はちゃんと繋がっていて、しっかり向き合って育ててきましたから。しかし、夫を失ったショックはやはり大きかったです。
百葉の苦労は想像を絶します。なまじ資産が豊富な上に彼女自身が相当な美人だったこともあって色々と狙われてきましたからね。今の強い人物像はそんな中で作られました。
いや、ならなければ何もかもを失うからならざるを得なかったが正解ですね。
今後ともよろしくお願いします!!
これは九竜が罪悪感を持ち続けるのもうなずけますね。
本当は何も悪くないのですが・・・
お父さんにかばわれて(お父さんの身体の下にいて)、テロリスト(吸血鬼?)は全員死んだと思って、いなくなってくれたのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
情報隠蔽はお手の物な組織なので何をやっても不思議無いところがあります。そもそも、吸血鬼が居たのかどうかさえ…。
なるほど。だから、九竜さんは子供を見捨てられなかったんですね……
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
そういうわけです。重なった映像に導かれるようにやったわけです。
今後ともよろしくお願いします!!