満開の桜になるまで君を離さない
1話
「ねぇぇぇロウ〜!好きな人誰〜?」
『A子突然だね…でもいないってばぁ〜!』
(でも最近ショウと一緒に帰っているとなんか楽しいし、胸がジーンとあったかくなる気がする…これって好きって気持ちなのかな)
「なあなあなあなあ〜!お前好きな人いねーの?
俺はちなみに共子ちゃん!あのふっくらボディが愛らしくてかわいい!ひよっとして…お前ロウのこと好きだったり?」
『えっ…///』
(恥ずかしいよ、そんなことここでうんっていったらロウにバレるしクラス中にばれるじゃん)
「ふむふむ…マジですきなんじゃね?顔が赤いぜ」
「(大声で)ショウ、ロウのこと好きだって〜!」
『(えっ…待ってロウに聞こえているんじゃ、恥ずかしいとかの問題じゃないよ…待ってどうしよう誤解されないかな…)』
『えっ?!(ショウが私のこと好き?!え〜〜〜〜!!)』
「ロウ…大丈夫?顔真っ赤だけど…」
バタッ
「ロウさん!大丈夫ですか?」
『ハッハイ、イチオウ…』
「えっとー、衛生美化委員の…あっショウさん!一緒に保健室まで連れて行ってくれる?」
『あっ…はいっっ!(えっ待ってロウと?先生からのお願いだから断れなかったけどこれやばくね?2人きり?)』
『(えっ?ショウと2人?)』
『ロウ…立てるか?』
『うっうん立てるよ…』
目が合う
『えっあっ…なんかごめん///』
『こっちこそ…///』
「ロウさん大丈夫?体ちょっと熱いから横になって休む?」
『あっそうします』
「ショウさんありがと!先生に様子見ますってつたえといて!」
『了解です!(ロウ大丈夫かな?)』
時が進んで卒業式
『お互い公立高校行けてよかったね!てかさショウはどこ高校なの?』
『いや〜けっこうアホなとこ…N高校!』
『えっ?!私も!!』
『本当は私立のsuperN高校がよかったけど落ちちゃたんだよな』
『じゃあこれからも一緒だね!学校も一緒に行ける?』
『もちろん!今こんなこと聞くの間違ってるかもだけど制服の第2ボタンロウのがホシイ///』
『えっ?もう一回!』
『制服の第2ボタンください!!』
『いいよー!あげる!ショウのもちょうだいね!』
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