第5話  140字その三

 お題バレンタイン。


 それぞれのバレンタイン……


「神邏くんのために……なんとしても可愛くて美味しいチョコを作らないと……ハート形の」


「媚薬って入れてもいいよね? あと眠くなる薬とか……フフフ青くん待ってて」


「オーッホッホ! 高級な材料使えばどうとでもなりますわ! え? 焦げた? 爆発? 問題なし!」


 主人公ピンチ。



――――――――――――――――――――


 解説。

 深緑の朱雀、ヒロイン神条ルミア。闇夜の少年挽歌ヒロイン、夏野黄緑。永遠ナンバーツー!!ヒロイン、ユーノ・リリス。


 それぞれが想い人、美波神邏、闇野青春、エクス・リコードにチョコを作ろうとしてる光景。


 ルミアはまとも。黄緑はヤベーのを入れてよからぬことを企む。

 ユーノは平常運転(笑)


 受け取った三人は……?


――――――――――――――――――――


 バレンタインの続き。


「ありがとうルミ。……ただ、大きいな……ウェディングケーキ並みのハート型チョコ……」


「まずお姉さんから食べてみてよ。え、ちょ、無理やり食べさせないで……!」


「……う……こ、個性的な味だね。視界がグルグルする」


 主人公の受難。

 チョコ地獄と気絶×2。


 ヒロイン達は満足げ。



――――――――――――――――――――


 解説。

 ヒロイン達からもらった主人公達の光景。


 一見まともだと思われたルミアだったが、その神邏への愛の重さゆえに、特大チョコを贈呈。

 神邏は何日かかけて食べたらしい。気持ちは嬉しいし、ルミアにはとことん甘いゆえ……


 一方、青春は黄緑の奇行をよんでいた。ゆえに本人に食べさせることで避けようとしたが……

 力づくに屈っした……? 逃げた? ご想像におまかせします。


 一方エクス。

 あまりにもマズイ。不味すぎる……

 だが気を使って、個性的と表現。

 全部食べさせられたため、視界はグルグル。


 ヒロイン達は食べてもらえて満足。

 ルミアは一緒に味わった。

 黄緑は暴走。

 ユーノはおかわりを作ろうとした。やめろ。




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