第52話

「すいません、今空けますね、この間冷凍食品安売りしてていっぺんに買ってしまって…」


「気にしないで、俺もアイス買ってくって先に言えば良かったね?」


「いえ、とても助かります、ありがとうございます。」



キッチンから聞こえてくる二人の会話。

二人の表情は見えねぇけど、お互い笑って居る様な気がした。



「ゆう、おままごとしよー!」


「おお」



オモチャ箱からおままごとセットを取り出すエマ。


「じゃあゆう、エマのだんなさんの役ね!」


「あ?俺お前と結婚してんの?」


「うん!ケッコンしてるって事!」


「……そうか。」


「うん!」







「夏実ちゃん、夕飯作るの手伝おうか?」


「良いんですか?」


「うん、このキャベツ切ればいい?」


「はい、千切り出来ます?」


「出来るよ、意外と料理するからね、俺。」



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