神の愛し子は涙を流さない
綴音華柏(つづねこはく)
第1話 プロローグ
「白い髪に赤い瞳……!あぁようやく生まれた……!」
これが私が初めて聞いた言葉。【神の愛し子】として生まれた私は幼い頃から自由を知らない。
なにが愛し子だ。私の自由を奪っておいて……!
あぁ外が見たい。1度でいい。これ以上わがままは言わないから1度だけ私に外の世界を見せて。
そんな願いは誰にも届かない。だから私は
感情を消した。
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