最も戻りたくない過去にタイムリープさせられた件について 宇治ヤマト様
もう意外でもなんでもないでしょうが、今日も今日とてラーメンを食べに行きました(様式美)。
7月1日にオープンしたばかりの二郎系ラーメンの新店です。
5㎞ちょいだったので、徒歩圏内だと思い歩いて行きました(様式美)。
醤油感強めで油がたっぷりの超コッテリ感で美味しかったです。
調子に乗ってニンニクもマシました。
いやあ満足です。
家に帰ってきて、気づきました。
そういえば今日は
夕方から人に会う約束があったんだった……(ニンニク臭)。
歯磨き、フロス、舌磨き、マウスウォッシュ、フリスク!
最も戻りたくない過去にタイムリープさせられた件について 宇治ヤマト様
https://kakuyomu.jp/works/16817330667764208382
婚約者の琴乃との結婚を控えていた
理由はよくわからないが、タイムリープしてしまったらしい。
普通であれば、残っている記憶を駆使した無双できるような学園ライフが待っているはずだ。
しかし、その時代は最も戻りたくなかった時代。
不良グループが暴力で支配する、曰くつきの中学生時代だった。
知識と技術と武術を駆使して、生き残る道を探っていく。
最悪から始まる、タイムリープ学園サバイバル。
タイムリープものかあ。難しいものを選ぶなあと思いました。
そういえば昔書きましたね←自画自賛やないかい。
とはいえ、僕が考えていたものとは違いました。
タイムリープを繰り返し、トライ&エラーで繰り返して問題を解決するタイプかと思いましたが、違いました。
タイムリープは一回だけで、なぜか中学時代に戻っていたというところですね。
多数の不良が跋扈する悪夢みたいな中学時代。
かつての恭也はいじめられていましたが、大人として武術や一般知識などが増したこともあり、反撃というか戦いができるようになっています。
過去にできなかったことを、過去に戻って清算をする。
なんというか、ざまあ系(読んだことないけど)にあるように復讐をしたり、過去の無念を晴らすような展開というのが、今のトレンドなのかもしれませんね。
恭也の家庭環境については、同情の余地があり、性格形成に一役買っている感じはありますね。
母親は物心ついたころにはおらず、父の再婚相手の母親は急に感情的になり、なかなか仲良くなれない。
父親自身も息子を思う気持ちはある場面も見受けられますが、「やられたらやりかえせだの」息子のダメな部分について厳しく言ってしまうことで、家庭の中で安心感を得ることができません。
その不全さを埋めているところが、タイムリープ前の結婚予定だった琴乃と、中学生になってから改めて出会った新時代の琴乃です。
本来であればで、中学生段階では出会っていなかった世界線で、出会ってしまうことでもともとの世界から大きくズレた展開となります。
そんな本来あり得たこととは違う展開を味わえることって、タイムリープの醍醐味ですよね。
重要になるのは琴乃もそうなんですが、琴乃のお母さんの役割が結構重要だと感じます。
母の愛というものをうまく知ることができなかったことで、根本的に人を信じられないという、性格形成ができています。
そんなところはとても、リアルでわかりやすい。
家庭って、性格形成にとても大事な場所なんですね。
根本的な信頼感があるから、人のことを信用したり好きになったりできるはずなんです。
で、その根本ってどこかって、生まれ育った環境なんですよね。
一番の土台である親との関係性が不安定なのに、他人なんて得体のしれないものを信じられるわけがないんですよ。
そんなトラウマみたいな傷を少しずつ癒していく。
疑似とはいえ、琴乃の母親は恭也を自分の息子のように愛し、ぬくもりを与えるというところは、傷つきからの回復という物語性を生み出している。
この点は、良いところだと感じました。
不良たちとのバトル、琴乃とのラブコメ的な展開、タイムリープといったSF展開、家族の再構築など様々なテーマが詰め込まれています。
雑多にいろいろなものを楽しんでもらおうという趣旨はわかるのですが、タイムリープに関する理由の部分に物足りなさを感じたのは事実です。
タイムリープをさせられた理由は観察とのこと。
本当の理由だったりはあるのですが、一度戻ってからその黒幕からの接触がなかったり、物語の方向性があんまり示されている感が薄くて、やっぱりワンピースを探して欲しいと思ってしまいました。
物語のメインテーマというものがわかりづらいということですね。
別になくてもいいとは思うのですが、雑多なことでこの物語の一番魅せたい部分がブレているように思います。
まあ全部が全部ということなのかもしれませんが、やっぱり筋というものが読者的には欲しいなあと思います。
過去を乗り越えたり、自分の傷を徐々に癒していったりと、結果として良い方向に進んでいくところにはカタルシスを感じる部分もあります。
流れや方向性を統一したり、削るという難しいところを実行して洗練することで、よりおもしろい物語になっていくかもしれないと感じました。
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タイムリープの題材はぶっちゃけまた使いたいけど躊躇う。
ガチャガチャポン!
65番!
ということは。
小料理屋アコ心穏やかなおもてなし 村越京三様
もう長編しか残ってないんじゃないのこれ(恐怖)。
読み進めます。
なんとか感想も準備も間に合ったので、また今日も出かけなければいけません。
どちらかというとビジネスよりな理由なところがなんだかなあです。
そんなわけで、なんとか準備を終えて、車の状態も確認したわけです。
もう十年以上乗っている相棒のアクアくん。
水色のボディは今日も光っ……
鳥の糞に汚されていました。
なんで時間ねえ時に限ってこんなことになんねん!(嘆)。
まずは洗車に行ってきます。
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