【第1部~3部総合版】アルカーナ王国物語~赤毛の剣士と夜明けの狼~ 東雲 晴加様(絵文字は省略しましたごめんちゃい)

 仕事を抱えていたとしても、残業はしたくないです。


 なのでそんな時は、少し早めに出勤したりします。


 珍しく朝食も買っておいて、準備万端です。


 早めに職場について、さっそく仕事を開始です。


 で。








 カードキーの入った財布を忘れました(ドジ)。


 ということで今日の僕は。


 朝早めの職場でチョコミントメロンパンを食ってただけの奴です。





【第1部~3部総合版】アルカーナ王国物語~赤毛の剣士と夜明けの狼~ 東雲 晴加様(絵文字は省略しましたごめんちゃい)

 https://kakuyomu.jp/works/16818093089525475011


 里を何者かに焼け出され、一人ぼっちになってしまった黒狼に変身へんげできる半獣の少女イル。


 幼い王子と森で出会った事により、お供の赤毛の剣士と出会う。


 里を滅ぼした何者かから身を隠すため、黒狼の姿でアルカーナ王国で保護されることとなる。


 この世界には、もう自分の家族もいない。


 不安でたまらないイルのもとには、そこに住む王国の人々が集まってきて。


 全てを失った少女が、自分の居場所を少しずつ見つけていく。


 温かみと幸せに溢れた、これからを歩みだす物語。





 正直この物語の感想は、たった一言で表せます。





 はっぴねす。





 今回の趣旨にふさわしすぎて逆に疑いました←何をだよ。


 もうストレートにいいですね。


 心が温まります。


 半獣の少女イルは、とある村の村長の娘として幸せに暮らしていましたが、何者かに村を襲撃されて一人ぼっちになってしまいます。


 とても心が痛む始まり方なのですが、以降はもうハートフル。


 黒狼姿となって逃げていったわけですが、誘拐されたアルカーナ王国の第一王子と出会い、仲良くなることで、王都にて保護されます。


 もう知っている人も、誰もいない上に、住む場所すらも変わってしまうことは、もう大層不安なわけです。


 ましてやイルちゃんはまだ14歳なので、孤独や不安もとても大きいはずです。


 まあでも、周りの方々は優しい優しい。


 シュトラエル王子は素直で可愛いし、赤髪の剣士ガヴィはぶっきらぼうだけど、剣の腕はピカイチでいざという時にはとてもかっこいい。


 基本的に優しい人たちに囲まれた世界観は、どちらかという低年齢向けの物語なんだと思います。


 それでも、心に刺さるということは、僕もきっと低年齢。


 確かに僕も、午後の紅茶を午前に飲むくらいのわんぱく坊主ですからね(重罪)。


 というのは冗談にしても、低年齢向けだろうがなんだろうが、心に刺さるということは、とても良い物語だということです。





 色々と語るところはありますが、赤髪の剣士ガヴィについて。


 侯爵という地位にありながら、話す言葉はため口で一見するとぞんざいにも感じますが、もともと貴族的な地位から侯爵になったわけではありません。


 端的に言うと武勲を認められたからですが、彼には大きな秘密があります。


 言いたいんだけど言えないところが感想としてもどかしいのですが、個人の好みとしてはこの秘密はとても好きです。


 王国の歴史にかかわる大きな秘密、とだけ言っておきましょう。


 その秘密を持つにいたる道筋についても、明快でわかりやすいです。


 ぶっきらぼうだけど誰よりも優しく。多少の矛盾やほの暗い思いも抱えながら、これからを生きていく希望を見出した男。


 人ってなかなか思い通りに願いをかなえられない。


 ましてや人の想いなんて、他人にどうにかなることではないのです。


 そんな思い通りにいかないことに落ち込んだり、ほんの少し拗ねてみたり。三歩進んで二歩下がったりまた進んでいく。それが人だと思います。


 彼もまた、そういう男です。


 過去の想いを超えていくというものが、どのような時も尊く感じます。





 物語のテンポ、リズムに文章量や登場人物の量など、とてもバランスがいいですね。


 世界観を広げ過ぎないことで、理解の及ぶ範囲が逆に広がっている。


 意図的に情報を制限したり、描写もわかりやすくされているところが、逆に物語に近づいていける工夫なんだと感じました。


 基本的に僕はハッピーエンドが好きですし、ARIAみたいな優しい世界観が好きです。


 現実がそうじゃないから、ね(闇深)。


 それはともかくとして、意図的なんだと思いますが、この物語の構図って、何気に時間の流れというものを意識しているように思えるんですよ。


 第1部は故郷を奪われたイルちゃんが、のこの世界で生きる場所を見つける物語。


 第2部はガヴィの今までやこの国の歴史についてを追憶するの物語。


 第3部は大切なものを見出したみんなが願い、これからを歩み作っていくを想う物語。


 現在、過去、未来という流れる構図を、とても美しいと感じます。


 時間なんてものは、科学的に言ってしまうと存在しないものだそうです。


 時間の概念というものは、人の心にあるのです。


 思い出はいつも綺麗だけど、それだけじゃお腹がすくわ、と誰かが言ってました←ジュディマリだろ。


 過去を大事にしつつ、今を精一杯生きて、未来を想う。


 人として当たり前の営みを、当たり前に意識していく。


 そんな日々の積み重ねを、幸せと呼ぶんじゃないかと思うのです。






 7135505(これは800万は余裕でいくわ……)






 今夜はいい夢が見れそう……もうちょいだけがんばろう。


 ガチャガチャポン!


 10番!


 ということは。


 最も戻りたくない過去にタイムリープさせられた件について 宇治ヤマト様


 超嫌だ!(絶叫)。


 読み進めます。





「はい。はい。調整いたします(財布家にあるかなあ)」


「うんうん。言いたいことはわかるよ。あくまで二人の関係が良くなるように、今は入院を進めていきましょうね(財布家にあるかなあ)」


「なんで請求が通らんねん! ……そっか市町村番号が違うんだ(財布家にあるかなあ)」


 今日は終始こんな感じでしたが、なんとか仕事を終えて家に帰りました。


 なんと、ソファーの上にほっぽり出してありました。


 いやぁ、あって良かった。


 安心したところで、とりあえず夕飯を食べてから買い物に出かけます。


 そこで気づきました。


 あれ?





 家の鍵どこ行った?(ドジ)





 ゴミ箱をひっくり返しましたが、結局いつもの机の上でした。

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