第7話 絆
リン目線
「〜〜〜〜っ!〜〜!」
(亮兄たすけて…)
私は今檻の中で拘束されている。
どうやら私は奴隷にされるらしい。
私は亮兄と一緒にいたい。喜ばせたい。
私は夜、亮兄を喜ばせたくて、幻の調味料を取りに行っていた。
そして…
「おい、お嬢ちゃん何してるんだ?危ないからおじちゃんが家につれてってやるよ。」
私は逃げた。でも捕まった。
そして今に至る。
もうすぐ朝が来る。
助けて亮兄!
……………………………………………
亮太目線
「リンがいない!」
俺はすぐさま出る支度をした。
俺は飯を食わずにホテルを出た。
そして気配を辿って行く。俺は毎日魔物を500は狩っている。気配ぐらい辿れるぜ。
……………………………………………
「ここか…」
奴隷商会?
俺は中に入った。そして俺は立ち止まった。
「リン…」
俺はリンが檻の中で叩かれているのを見た。
「許せない。」
俺はすぐさま動いた。だが、止まった。話しかけられたのだ。
「ようこそいらっしゃいました。お客様。どの子をご指名になられますか?」
「は?」
「ここは奴隷を扱っております。お金で買い取りいたします。」
「違う。俺は仲間を助けに来た。リンを返せ!」
「リン?この子ですか?ならばお金を頂かないと…」
「違う。あの子はもともと俺と一緒にいたんだ!」
「証拠は?ございませんよね?」
「…。」
「それならばお金を出さないといけませんねぇ。」
「分かった。これでいいか?」
「はい。いただきました。今からこの子とお客様の奴隷契約を行います。」
……………………………………………
「これで終わりです。」
「よし、じゃあ、奴隷契約を解除してくれ。解除するのは本人の自由なんだろう?」
「…分かりました。」
……………………………………………
「亮兄!ありがと。ありがと!」
リンは泣き出した。
「いいぞ。でも、これから一人でいるのはだめだ。分かったな?」
コクリ。
「なんで一人で夜出たんだ?」
「亮兄に喜んでほしかったの。幻の調味料を渡したら喜ぶかなって。」
「…そうか。ありがとな。今から一緒に探しに行こうな。」
「うん。亮兄…これからもずっと、ずっと一緒にいてくれる?」
「ああ!ずっと一緒だ。リンを命懸けで守るぜ。」
「亮兄!だ〜いすき!あと私は決めた!」
「何をだ?」
「私は強くなる!亮兄を守るために強くなる!お願い!亮兄私を鍛えて!」
「分かった。これからもっと大変になるぞ!頑張ろうな。」
そして俺たちはギルドに戻っていった。
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