4月第3週 父あり遠方より来る
前回はやること山積みでどうしようかということであったが、とりあえず目の前のやることをやっていこうという話で終わったと思う。
そんなわけで一個ずつ前週から引き続きやることをやっていこう。
そんな時であった。
なんと、遠方に住む父が僕の窮状を知り、老体に鞭を打って助けに来てくれたのである。
何もかもというわけではないが、家の中のことをやってくれるだけでも本当に助かるし、畑作りでも大きな助けになった。
強がっていても人間というのは独りだと本当に弱いモノだと良く分かった。
助けがほしい時に助けてくれる人間がいるということの有難さ。
誰にも頼ることもせず、限界を超えてしまってこの世から自主的に退場するよりはマシだろうと思う。
そして、大切な誰かのために自分は何ができるのだろうかと考えさせられる。
何はともあれ、畑作りは徐々に先に進んでいった。
色々と失敗もたくさんしてはいるが、それでも進んでいる。
今、前に進めて生きている。
それだけでも素晴らしいことなのだと実感させられている。
さて、植樹祭のようなものをやろうとしているが、多分昨年の収穫祭のように幻に消え去りそうだが仕方がない。
それだけ人望が無いということが分かっただけでも良しとしよう。
そうこうしていると気が付けば桜も満開だ。
と同時にブドウの芽吹きも近づいてきた。
昨年植えた若木に今年最初の農薬散布を行う。
当然必要な作業であるが、ちゃんと育ってほしいという願掛けもあったりする。
空を見上げれば、この地域にしては春先に雨が多い。
例年ならまだまだ草刈の必要はないが、早くも草刈りをしなければならない程草が伸びてきた。
どうやら今年も波乱の年の予感だ。
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