【世界観説明】魔王領とは

Q 魔王領なの?魔王軍なの?


A まず、魔物達と人間達とが、生存戦争を続け、それを名君ゼファード陛下が終わらせ和平の時代に変えてから、10年ほどしか経っていない、というのがポイントになります。国として大きく未熟であり、国名すら無い(軍閥扱い)。

魔王軍として、侵略と略奪しか知らない一般魔物兵達が、急に「はい、今から国でーす」とは出来るわけが無いので、魔王軍は軍縮や解体を出来ません(雇用を吸収できるほどの民間産業が存在しないため)

魔王軍は、7割ほどの規模を維持し、そのまま公務員として扱われています(3割は数少ない産業である畑と鉱山へ)


なので、その辺りの「国として明らかに未熟だが、国家としての体裁は保ちたい」というそれなりの努力と混乱とが見え隠れしています(交易市場のような本来民間で実施するような商業活動を、市場庁として公務員が取り仕切っているなど)

したがって、魔王軍と言及されている場合は、ほのぼの公務員のことなんだなとご理解頂ければ幸いです。


プロローグでの最初の村のような、人間領での辺境の村などではそのあたりの情報が上手く入ってきませんので、「魔物達の軍が生贄を欲している(実際に欲しいのは、産業を拡大するための労働力)」という勘違いが生まれていることになります。



Q アルドリックって兵隊長なのに、偉そうすぎでは?


A 兵隊長は偉いです。東京都知事、財務省長官、経済産業省長官、外務省長官、警察庁長官を全部兼ね揃えてるぐらいの偉さです。


何故ならば、前身の魔王軍は、ほぼ兵隊だらけだから。


ドラクエ1のりゅうおう様、2のハーゴン様たちが何故、姫を攫ったり犬にしただけで満足していたのか。とっとと初手で全部滅ぼしとけよ、とか思ったりしたことありませんか?自分はあります。無能か?って思っていました。

ただ、自分が思うに、彼らの国力ではそれが限界だったと考えると辻褄があうと思っています。国家の軍として確立しておらず、直属軍はごく一部。あとは部族ごとの軍閥が相互補助として単発に動いてる。スライムとかおおねずみなんかは、ただそこに生息してただけ。

この世界の魔王軍もそんなようなもんです。 


兵隊だらけの寄合所帯の魔王軍を公務員として再雇用した歪な国なので、その長たる兵隊長はとっても偉いのです。




この辺りの話を第3章の政治体制説明で盛り込もうとしたのですが、あまりにも冗長すぎて、説明くさいので、今回このような形での説明回になりました。

次回から通常回に戻ります。

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