毎日をなんとかやり過ごすだけの主人公の姿は何と無く思い当たる人もいるのでは?それでも誰かと少しずつ関わることで、閉じかけていた心がほぐれていく描写に救われます。分かりやすい恋じゃないかもしれないけど、丁寧で、優しさが押し付けじゃなく、ちゃんと「寄り添う」形で描かれているのが本当に好きです。重いのに読後感は不思議とあたたかくて、心が少しだけ救われた気がします。疲れてる人にこそ読んでほしい一作。
まるで目の前で人が本当に泣いているようでした。背景や主人公の苦労の様子がとても細かく書かれていて、概要欄にハッピーエンドというタグがついているのが私の救いです。頑張る人こそ報われて欲しいですし、どんな人にも小さな幸せの一つや二つは必ずあって欲しいものです。