大嫌いなアイロン

短い冬が終わると、軽いタイプのすぐ シワる服が増えるよね。

それをアイロンしなきゃ着てはいけないという、我が家(いえ、私)の 規則ルールがある。


でもその担当の私自身は、実際すっごく面倒臭いのでギリギリまで める。

溜めすぎて大丈夫そうなシャツを旦那がこっそり着てることもある。

量が増えて一層ダルくなって、皺もなかなか おさまらなくなるのに。

その たばにたびたび絶望して、リアルに逃亡してしまう。


それでも時々、 たずさわっているお仕事は接客業だから、その制服には必ずアイロンが る。それは業務上の 規則ルールにおいて。


だからその前日に(もしくはその朝に)、やる気のないところから、チビッとしたやる気を出して 一気いっきにやる。

もちろん、やってる最中も、「この制服だけやって、残りは明日やろかな」とか、「自分のばっかりやってたら旦那、可哀想だな」と心で 葛藤かっとうする。


しかし昨日のこと。

そのアイロン中に、おでこの上で自然に出てきた、ずっと書いてる小説のネタ。


"あーして、こーして、ククク(笑)"

"アレやってコレする、悪くない!"

あまり独り言は言わない方だけど、セリフを実際に話してみて、ちょっと泣きそうになる。(すぐにバラエティ見てクヒヒヒと笑うけど)


アイロンちょっと 見直みなおした。

だからって好きになった わけではないよ。嫌いさ、ホント!








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