作者様の他作品にてそのコメディセンスに惹かれ、本作も拝読させていただきました。
エロティックなものはなるべく避けてきたのですが、タイトルからしてエロとコメディの両方の匂いが漂ってくる本作。
期待と不安の両方を抱えながら、18禁のカーテンを潜り抜けんとする心持にも似た覚悟をして、読み進めましたが——。
いやはや、とんでもなく笑わされました!
無駄に防御力だけ最強の勇者、彼は今まさに魔王城にて「女魔王」との戦いを始めようとする場面。
「今日こそ絶対勝つ、そして終わらせる」と言いつつも、そんな気のない勇者の姿に「真面目にやれ(笑)!」とツッコみを思いつつも、攻撃を喰らい続ける彼の雄姿には笑わずにはいられませんでした。
そして物語は、彼がどうしてそんな身体になってしまったのか、という回想に進んでいきます。
彼がそんな風になってしまったのには、不幸な(!?)出会いがあったようです。
凄い勢いでアタマからケツまで笑わせてきます!
とにかく、今すぐに笑いたい!という方におススメです!