第4話

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「・・・お嬢様」





「何?西山」






夕食を召し上がりながら僕の言葉に返事なされる。







「・・・ご結婚式、楽しみですね」






「そうね、ウェディングドレスとか憧れだったから、嬉しいわ」







いつも通りの洗礼された、綺麗な微笑み。







「西山もスピーチ、してくれるのでしょう?」







そう無邪気に笑う貴女は、知らないのでしょう?







僕の中に燻るこの想いを。







「えぇ、致しますよ。」





「楽しみにしているわ」






だけど、どれだけ想っても意味の無いことくらい、愚かな僕でも知っている。









どれだけ想っても──。

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