第5話
「そこは仕事慣れた?とかじゃなくて
いい人いた?なんだ。」
「そんな仕事の話なんてお互い興味ないでしょ。」
ナオが冷蔵庫から缶チューハイを取り出すのを確認して
わたし達はお互いの画面越しに乾杯をした。
「こころの同期は?営業の子も何人か入ってきた
って言ってたけど。」
「あー、そうそう。一人いるよ。
でもね女性には全く興味ないんだってさ。
すごいノリいいし話しやすい子だよ。」
「興味ないって?営業ガツガツしてるイメージなのにね。」
「違う違う、本当に興味ないんだって。」
「あ、そういう事!
へぇ〜やっぱり周りでも結構いるもんだね。」
同期の山田くんは爽やかだし顔もそこそこかっこいい。
でも美意識が人一倍すごくて
わたしが女である事をいつも忘れてしまうくらい。
「クライアントにイケメンいた〜とか
しょっちゅう話してくれるから面白いのよ。」
「楽しそう。環境には恵まれてそうだし転職して
よかったじゃん。」
本当にそう思う。
何をやるかって事を20代は凄く大切にしていたけど
社会人になってもう8年目だし
誰とやるかって事が最優先だって考えさせられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます