君につづく道3rd 〜泣いて、笑って、キスして、愛して〜

びぅむ

第1章 理と光莉はいつでも真剣

第1話

坂井光莉サカイヒカリ。サカイヒカリとよみます。もうすぐ5歳になります。オマセな女の子になりました。髪は肩くらいまで伸ばして、いつも降ろしているか、2つに結っています。母親である私とそっくりだとよく言われているけれど、…中身はパパそっくりすぎで、ちょっと怖いです(いや、引いてマス)。でも、親の目から見ても、可愛くて仕方ありません。おてんばで、明るくて、イタズラ好き。そして、パパ大好きっ子です。


弟の大地は、もうすぐ2歳。カタコトで話すようになってきたけど、光莉に比べてちょっと内気な男の子みたいです。よく熱を出すし、手がかかる子ほど、これまた可愛い息子です。


そして、私、坂井雪子。34歳(もう、そんな年に…)。食育アドバイザー、フードコーディネーターとして、料理教室でアシスタントをしたり、お母さんの仕事を手伝ったりしています。仕事もだいぶ慣れてきたけど、人前で話すのは苦手だから、アシスタントの仕事の方は、黙々と準備ができて楽しい。料理学校での仕事もあるけど、なかなかいい勉強になるので、やりがいがあって、とても楽しいです。


そして、私の旦那様。


坂井理。47歳。後、数日で48歳。年齢だけ聞くと…おじさんなんだけどね。どエロいヘンタイおじさんです。何がどエロいのか、私の口からは、とてもじゃないけど説明できません。口では言えないようなことを言わされたり、されたり…。とはいえ、言葉と裏腹に、とても優しく抱きしめてくれるから、私は嫌だと思ったことは一度もないくらい…。←理の変態マインドコントロールでは…?


そんな私達4人家族は、とても元気です。



さて。今回のお話の始まりは…。

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