後輩に好かれたあと彼氏ができたみたいで活動開始したら惚れ直されてしまって困っています!!
@kaminetu
第1話
「先輩お疲れ様です。あのもしよければデートにでも行きませんか」
「何言っているんですか?急いでいるので失礼」
学園のマドンナであり配信者である彼女にデートに誘われるようになったのは理由がある。まぁそれはおおいおい話すことにして今は何もせず平凡な生活を送るしかない。
しばらく経てば忘れるだろう。そう俺は思いアルバイト先であるダンジョ関係者にお詫びを申し上げてダンジョンと関わるのから避けるようになった。
そしてデートに誘われた彼女が彼氏ができてホッとした。これで俺は再びダンジョンに行けると思った。アルバイト先に電話して復帰の電話をする。
「ぜひ頼むよSランク級の実力者である忍者シュウの出番だな」
そう言われて心が躍った。なんせ電話相手は忍者ケンイチ、数々の死線を乗り越えて戦い続けた猛者なのだからリスペクトするのだ。
そして俺は久しぶりの渋谷にある一番弱いダンジョンに入った。そこにはたくさんの魔物がいる。このダンジョンでは特殊なモンスターの発覚されている。その魔物はSランク級でないと相手できないと言われている。最弱のダンジョンのためSランクの魔物を倒しても報酬は少ない。プラス命の危険がある。そういうのを考えるとなかなかこういう魔物は放置される。
俺は剣を抜き鈍った体を鞭に入れるかのように全力で動く。息も切れてくるがまだ本題のアジトに到着できない。
「あのすみません助けてください」
と言われた冒険者もいたためなかなかボスに近寄れない。あちこちと行き低ランクの冒険者のサポートをする。それは忍者である俺の仕事ではない。だが気がついたら人助けをしているなんて自分でもいうのは何だが素敵な体になっていた。
後輩に好かれたあと彼氏ができたみたいで活動開始したら惚れ直されてしまって困っています!! @kaminetu
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