第4話

私が薬を飲み始めたのは中学の時から




私はこの時本当に治ると思ってた‥





「それよりもこんなゆっくりしてていいの?!」




「あ!ヤバい!遅刻しちゃう‥」




「ほらほら。急いで。忘れ物ない?」




「ないよ。いってきます」




「いってらっしゃい」





これがいつもの風景




私は家を出た

そしたら私の大事な子が家の前で待っててくれた






「舞桜ー」




「あ!美羽」




「ちょっと遅いんじゃない?」




「ごめんね?ちょっとお母さんと話してたら、時間を忘れちゃってた。」





彼女の名前は大塚美羽(おおつか みう)


家が隣り同士で小学校からの友達


私の唯一の親友


学校まで一緒に行った





「そういえば何の話しをしてたの?」



「え?お母さんと?」



「そう」



「たいした事じゃないよ?何で毎日薬飲んでるか何で体育しちゃいけないのか聞いただけ」



「そういえば舞桜はいつも見学だし薬飲んでるよね?」



「お母さんが言うには人よりちょっと体が弱いんだって」



「どっかが本気で悪かったりして‥」



「冗談でもやめて‥」





ふざけながら笑いながら学校まで行った

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