28、借り物競走

 借り物競走でお題を引くと「好きな人」が出た。

 ーーダルい。

 そう思った俺は、親友を連れて行くことにした。

 別に「恋愛的に好きな人」とは書かれていない。

 だから、友達として一番好きな奴を選んだのだ。

 お陰で一着でゴール。

 ゴール後、それを親友に話すと、それから目を合わせて話してくれなくなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る